猫の気持ちを知りたいあなたへのアドバイス

猫の気持ちを知りたいあなたへのアドバイス

言葉が通じなくても、いつも猫の気持ちを理解していたいと思うのは、猫を愛する飼い主なら当然のこと。人間同士で気持ちを通じ合わせるように、猫とも分かり合いたいですよね。でも、猫の気持ちというものは、どんなところに表れるのでしょうか。鳴き声なのか、仕草なのか、それとも毛並みなのか……、どこを観察していれば、猫の気持ちというものが見えてくるのでしょう。それを全て理解するのは、長年猫を飼い慣れた人でも至難の業と言われています。

ですが、猫の生態的に、感情が出やすい部分というものは確かに存在します。その部分をよく見れば、その時猫がどんなことを考えているのか、わかるはずです。今回は、猫の気持ちを知りたいと思う人にお役立ちのアドバイスをお伝えします。



 


猫の気持ちを知りたい
あなたへのアドバイス

 


猫の鳴き声を聞こう


人の声や言葉と同じく、猫の声にも感情が表れます。まず、「ニャーーーン」と長く鳴く時は、何かを要求している声です。例えばドアを開けて欲しいとか、ご飯が欲しいなど。また、猫の「ウニャ」という短い鳴き声は、返事や挨拶。名前を呼んで、「ウニャ」と言われたら、「ハイッ」と返事をしてくれていると思いましょう。

他には、発情期の猫が異性が恋しい気持ちを表す「アオーン」という鳴き声、恐怖でパニックを起こしている「ギニャー!」という鳴き声など、猫の鳴き声は多岐に渡り、聞き分けるのは慣れないうちは大変かもしれません。ですが、必ず違いに気付けるようになりますので、頑張って猫の鳴き声に耳を澄ましてみて下さい。

 


甘えたい時は、踏み踏みする


猫が飼い主に一番わかって欲しいのは、甘えたい時の気持ち。よく見られるのが、人間の身体を前足で踏み踏みする行動です。これは、子猫の頃にお母さん猫のおっぱいを前足で踏んで出やすくした行動の名残で、飼い主に対して、お母さんに甘えているような気持ちで接しているのです。こんな仕草は、踏み踏みされる側としては、痛かったりくすぐったいものですが、払いのけたりはしないようにして下さい。せっかく甘えてくれているのですから、しばらく我慢して猫のしたいようにさせてあげましょう。

しばらく踏み踏みしたら、リラックスしてそのまま眠ってしまうこともあります。これは、踏み踏みすることにより、猫の気持ちが和んでいる証拠ですね。

 


しっぽにも表情があることを知ろう


顔がいくら無表情でも、猫のしっぽを見れば何を思っているか一目瞭然だと言われています。隠し切れない猫の気持ちが、しっぽに出てしまうということですね。まず、ゆらりゆらりと大きく振っているようなら、猫は気持ちが緩み、リラックスしているということです。また、同じ振るでも激しく振っている時は、イライラしているようです。そして、嬉しい時は垂直にピーンと立ったしっぽになります。

他には、しっぽを足の間に巻き込むようにするのは怯えている時、しょんぼりしている時はダラリと下げるなどがあります。もし、猫の気持ちが掴めない……と思ったら、しっぽを見るようにしましょう。

 


顔にも気持ちが出やすい


猫はもともと釣り目ですし、嬉しい時に笑顔になったりするわけではありません。でも、猫の顔に気持ちが出ることもあるのです。一番のポイントになるのは猫のヒゲと耳の様子です。例えば、耳は前を向き、ヒゲが頬に付いている時はお腹が一杯だったり、リラックスしていて満足度が高い状態。そして、ヒゲを前に突き出し、目を見開いて耳を伏せている時は、怒っている時です。

また、ヒゲが力なく垂れている時は、リラックスしているが、退屈な状態です。このように、猫の顔に出る表情もうまく理解してあげて、気持ちを掴むようにすると良いですね。

 


すり寄ってくるのは、好かれている証拠とは限らない


よく、猫がスリスリとすり寄って来ることがありますが、これは、甘えていたり、好かれているとは限らないのです。もちろん、甘えたい時もすり寄ることはありますが、すり付ける部分が違います。甘えたくてすり寄る時は、人の足に猫の胴体をすり付けます。それとは違い、顔だけをすり付けることがあります。この行動は猫の甘えではなく、自分のにおいを付けてマーキングしているだけですので、間違えないようにしましょう。

マーキングをしてくるということは、まだ猫にとって安心できる相手ではないということが推測されます。

 

いかがでしたでしょうか。このように、猫の気持ちを理解するのは、一筋縄ではいかない部分がたくさんあります。ですが、顔、しっぽ、鳴き声に至るまで、猫の気持ちは様々な部分に表れます。これを見逃さないようにして、猫と心を通じ合わせるようにしたいですよね。猫と人間は言葉が通じませんが、言葉のやり取りが無いからこそ、よく観察して相手を理解する意欲が生まれるとも言えます。

相手が猫でも人でも、いつも一緒にいる相手とは以心伝心でいたいもの。一緒に暮らす存在と、気持ちがかみ合わないなんて寂しいですよね。ですから、猫の気持ちを示すサインをちゃんと理解して、言葉なんて関係なくなるくらい、猫の心に寄り添ってあげたいですね。

 


まとめ


猫の気持ちを知りたいあなたへのアドバイスは

猫の鳴き声を聞こう
甘えたいときは、踏み踏みする
しっぽにも表情があることを知ろう
顔にも気持ちが出やすい
すり寄ってくるのは、好かれている証拠とは限らない