臭わない猫砂って実際どうなの?7つの角度から徹底検証!

猫も当然、排尿・排便はします。そして、トイレの掃除を怠ると、たちまち、家の中は、かなりの悪臭が充満してしまいます。しかし、飼い主さんも忙しいと、ついつい見て見ぬふり、なんて事も無いとは言えませんから・・・。

確かに、排泄があまり頻繁だと飼い主さんも大変ですよね。しかし、排泄を我慢させたり、調整したりすることは無理です。それどころか、それが上手く出来ていないと、尿路結石症など、なんらかの病気を心配しなければいけないのです。

では、そんな飼い主さんの悩みをどう解消するか。それは、やはり猫トイレの砂で工夫してみる事でしょうか。最近では、様々な臭わない猫砂が販売されていますよね。では、そんな市販の臭わない猫砂について検証してみましょう。「臭わない猫砂って実際どうなの?7つの角度から徹底検証!」ご紹介します。

 


臭わない猫砂って実際どうなの?
7つの角度から徹底検証!

 

猫が自身の排泄物の臭いを忌避してしまいます

本来、野生の猫は自身の排泄場所を柔らかい砂質の土壌で行う事が知られています。そして、自分の排泄物をその砂で隠す事により、自分の存在を他の動物達に知られない様にするのだと言われています。つまり、自分の匂いを残したくないのです。

更に、猫は、とても神経質です。不潔な場所、悪臭がする所は嫌います。ですから、猫砂の消臭効果が低い、あるいは無い為に、複数回の排泄を行うと猫が自分自身の排泄物の臭いが嫌で、忌避してしまう傾向にあるのです。

その結果、トイレではない所で、排泄してしまったり、トイレに行くのを我慢して病気になってしまう事も少なくないのです。その様な理由から、猫砂には高い消臭効果、また、高い消臭能力が求められるのです。

 

加齢の特に強烈な臭いの尿が「猫臭」の原因です

猫の排泄物で、特に尿は人間のものと比較しても、強烈に臭う事で知られている。これは、猫の尿の「フェリニン」と呼ばれる硫黄を含んだアミノ酸化合物質が、カルボキシルエステラーゼ似の物質コーキシンというタンパク質を触媒として臭いを発するというメカニズムの為です。

人間と違い猫は、健康体でもタンパク質を尿として排泄させる珍しい生物である為、猫は、体調の善し悪しに関わらず、尿にはタンパク質が含まれるのです。これが「猫臭」の原因です。

メスや去勢手術を施したオスよりも、去勢前のオス猫には圧倒的に高い数値のフェリニンが検出される事が解明されており、コーキシンの分泌も加齢によって高まる事から、これに該当する個体の尿は、特に強烈な臭いを放つのです。

 

人間側から感じる居住の快適性が重要です

猫砂が臭わないと言う事の利点は、猫と同居する人間が感じる居住の快適性という意味も大きいでしょう。

猫が好きで飼っている飼い主さん達は、多少の猫の匂いや排便排尿の匂いに、許容する気持ちは持っているでしょう。しかし、たまの来客、特に生活の中に猫の存在がない人にとっては、それらの匂いや雰囲気は、きっと抵抗があるでしょう。

その様なことからも、室内飼育をするのであれば、可能な限り無臭に近い環境を作る必要性が求められるでしょう。

当然、猫も生きる上で、排便排尿はしなければいけません。食事や生活で多少、そんな匂いを軽減する工夫は出来ますが、まったく臭わなくすると言うのは無理な話です。

ですから、常に清潔で臭わないトイレを保つ事が、人間と猫の快適同居環境を実現すると共に、猫自身も複数回の排便を行っても忌避しにくいという環境を保ち、トイレ以外の場所での排尿などしない様、しつけがスムーズに出来ている事の大きな意味合いを持つと言う事になるのです。

 

ベントナイト系猫砂は臭気を抑える効果大です

猫砂の中でも利用者の多いとされるのは、主成分が粘土の一種である「ベントナイト系」の猫砂でしょう。ベントナイトは陽イオン交換能が高く、臭気を抑える効果があり、単体でも水質浄化や廃水処理等に用いられる素材です。

主要産出国はアメリカで、日本でも年間10トンほど産出され、猫砂以外にもセラミックの生成にも使用される物です。主成分が粘土である為、吸着剤としての作用が強く、猫の尿をよく吸着し、しっかり固めてくれるという特徴があります。

猫砂として販売されるベントナイトは、乾燥した粒子で、猫も柔らかい砂の上に排泄物を出すような自然に近い形になる事から、埋める行為にも適切で気に入られやすい素材なのでしょう。

市販のベントナイト系の猫砂には、更に脱臭剤、抗菌剤、あるいは固まりやすい様に重曹などを加えたものになっており、固まった猫砂は専用のスコップで容易に取り除くことが出来る為、清潔を保ちやすく、尿に含まれる湿気・アンモニアなどを吸収し、悪臭を緩和する事が可能です。

欠点は、通常の砂と同じ様に、排泄後に周囲に散らばって室内を汚す事や、使用後や汚れた砂を水洗トイレに流せないという所でしょう。

 

システムトイレにペレット、シーツ使いがベストです

我が家では、猫の数プラス1の4つのトイレを設置しています。全て、システムトイレです。以前は、専用の猫砂とマットを使用していました。「手間いらず」と謳われてはいますが、やはり、4匹もいると匂い始めるのには、それほど時間はいりません。猫達も使用しやすい場所、使用したいトイレの人気には偏りが有るようです。

高価なので、正直な所、かなり、家計には負担でした。その後、猫砂は、専用の物ではなく、システムトイレにも使えるタイプの様な、若干安い商品などを見つけて使ってみたり、マットではなく、ペットシーツにかえてみたりしています。

排泄物をなるべく早く取り除く事やシーツを毎日取り換える事で対応しています。砂は少なくなった分を補充する程度で済みますので、だいぶ楽ではあります。砂も様々な意見を取り入れ、通販でペレット購入する事にしました。安価で、手間もかからず、匂い対策にも強いとの事ですから、効果のほどが楽しみです。因みに、ペレット(ホワイトペレット)とは、おがくずを固めたストーブの燃料です。

 

「キャッツエコ」も人気です

ドイツ製の消臭率99.98%の猫砂です。コストも納得です。どのメーカーさんの猫砂も最初はいい匂いですが、時間が経過すると臭って来てしまい、前取り換えは必要です。しかし、この製品は、長期、木の香りが残り、全て使い切れるのがうれしいとの事です。

つまり、無駄がないと言う事なのです。かたまりもとてもよく、さらに抗菌作用も強く、猫にも害がないので、誤食してしまっても問題ないそうです。通販生活でも紹介されています。

 

「トフカス タブ」は安心素材です

飛び散りを抑えるタブレット型のおからでできた猫砂です。良質のおからで作ることで、おからのニオイを抑えたそうです。猫砂には、匂いを抑えたいという思いが仇になり、逆に気になる匂いを発する物も少なくないと言う事ですから、これでは、元も子もありません。

油脂分の少ないおからで、より強い固まりが実現し、また、トイレの底の部分で固まってもこびりついたりしないのだそうです。おからのフラボノイド効果でしっかり消臭。

産業廃棄物のおからを再利用し、使用後は土に戻せるリサイクル商品というのもエコです。燃やせるゴミに出しても、トイレに流しても処理できるので便利です。粉立ちも少なくホコリの心配もありません。

当然、排便直後は、それなりに匂いますが、時間が経過すると高い消臭効果を感じられます。

 

いかがですか。以上が、「臭わない猫砂って実際どうなの?7つの角度から徹底検証!」です。猫の排尿・排便が臭うのは仕方のない事。しかも、それを観察する事で猫の健康状態がわかるというのも一理あります。

しかし、人間と共存する上では、当然、匂いケアやお掃除は必要になってきます。そんな飼い主さん達の声にこたえるべく、売り場には様々なトイレ用品も並んでいますから、選ぶ範囲も広がります。

そんな中で、我が家の猫ちゃんに合うベストな猫砂、使い勝手の良い優れた猫砂と出逢え、快適なペットライフがあなたに訪れる事をお祈りします。

 


まとめ


臭わない猫砂って実際どうなの?7つの角度から徹底検証!

・猫が自身の排泄物の臭いを忌避してしまいます
・加齢の特に強烈な臭いの尿が「猫臭」の原因です
・人間側から感じる居住の快適性が重要です
・ベントナイト系猫砂は臭気を抑える効果大です
・システムトイレにペレット、シーツ使いがベストです
・「キャッツエコ」も人気です
・「トフカス タブ」は安心素材です


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