猫の年齢がわからないときの確かめ方、その7つのポイント

猫の年齢がわからないときの確かめ方、その7つのポイント

猫の愛くるしい姿を見て、家で飼ってみたいと家族で考えている方も多いでしょう。猫を家に迎える時に、ペットショップやブリーダーから迎える場合は誕生日がはっきりしています。他にも動物愛護センターや保健所や猫の里親探しをしている動物病院から迎える場合もあります。そういう時は猫の年齢がわからないことがよくあります。

猫の年齢が見た目でわかるのなら、ぜひ知りたいですね。猫の寿命は一般的には10~15年と言われていますが、20年を超える猫もいます。猫の幼年期は6ヶ月までで、7ヶ月~2歳は少年期とされています。青年期は3~6歳、壮年期は7~10歳、中年期は11~14歳、15歳以上は高齢期と言われています。

猫はオスでは平均寿命が13.3歳、メスでは14.3歳くらいです。人間よりはるかに寿命が短いので、飼うとなったら大切に育てたいものですね。猫の老化の進行速度も人間より早いので、年齢も考えて餌や病気のことも考えなければなりません。そこで今回は、猫の年齢がわからないときの確かめ方とそのポイントをお伝えします。



 

猫の年齢がわからないときの確かめ方、
その7つのポイント

 

子猫は乳歯の生え揃い方から判断しよう


猫の年齢を確かめる方法として、歯を見るという方法がよくあります。生まれたばかりの猫は目も見えず、耳もまだ聞こえませんが、生後2週間で目も見え、耳も聞こえるようになります。生後2週間の猫は歩き始めるようになります。1ヶ月で歯が生え始めるので、ここをポイントとするとわかりやすいです。この頃、乳離れをするので、離乳食を与えても大丈夫です。猫は2ヶ月で乳歯が生え揃いますので、子猫用フードに切り替えましょう。

 

永久歯に注目しよう


猫の年齢を見分けるもう1つのポイントは、乳歯が抜けて永久歯が生え揃う6ヶ月です。6ヶ月頃には被毛が生え変わって、よく遊ぶようになります。子猫を迎えた時は、歯の成長に注目してみて下さい。6ヶ月頃の猫は一人前の顔になり、子猫の顔つきから大人っぽい顔つきに変わってきます。

猫の年齢が6ヶ月になると去勢・避妊手術を受けることができますので、飼い主さんは考えておいた方が良いでしょう。1歳になると成猫と同じ大きさになるので、成猫用フードに切り替える頃です。1歳で、門歯が減り始めるのも猫の年齢を見分けるポイントです。

 

歯の色を見て判断しよう


猫の年齢を確かめるには、歯の色を見るという方法もあります。1歳未満の猫だと、歯が白く輝いている状態です。これが1~2歳になると、歯がやや黄ばんできます。3~5歳になると、歯石が付き、やや摩耗してきます。猫の年齢を知る為に、この方法は簡単ですが、おおざっぱにしかわからないのが難点です。でも、だいたいの猫の年齢を知る目安になります。

 

歯や歯茎が擦り減っているかを確かめよう


猫の年齢の確かめ方で、成猫を迎える場合は歯や歯茎の擦り減り方も見てみると良いでしょう。5~10歳の猫だと、歯が擦り減り、歯茎が目減りしています。また、歯茎に色素沈着が見られるようになります。

10~15歳の中年期・高齢期の猫だと、歯が大きく擦り減り、歯石の沈着も顕著に見られます。また、歯が何本か抜けていることもあります。猫の年齢も高齢化すると人間と同じような状態になると言えます。7歳くらいくらいからシニア用のフードに切り替えると良いでしょう。

 

毛の状態から判断しよう


猫の年齢を見分ける時に、毛の状態を見るというのも1つの方法です。猫は4歳くらいだと毛のつやも最高の時期で、活発に行動します。5歳になると口の周りに白いヒゲが生えてきて、落ち着いた大人の猫になってきます。

6歳くらいで、白髪が混じり毛色が薄くなります。10歳だと、毛つやがなくなり、白髪が出たり毛が抜けるようになります。この頃から素早く動けなくなり、病気になりやすくなります。猫の年齢だと老猫なので、飼い主も食事や病気に気を付けて見てあげると良いでしょう。

 

目の水晶体反射光から判断しよう


猫の年齢を調べる方法として、猫の目に医療用ライトを当てて、水晶体の反射光を見るという方法があります。やや暗い部屋に猫を連れて行き、約20㎝離れて瞳に医療用の淡い光を出すペンライトで光を当てます。強い光を当てると猫の目を傷めてしまうので、医療用のペンライトを使いましょう。目に光を当てると角膜からの反射光が見えますが、角膜は年齢測定には考慮に入れません。

角膜反射光の他に小さな光が複数個あるはずです。これは水晶体からの反射光であり、「前面光」と「後面光」とに分けられます。猫の年齢を測定するのに用いるのは「前面光」と「後面光」です。

 

前面光と後面光の大きさから判断しよう


猫の年齢は、猫の目の中の、前面光と後面光の直径から判断できます。猫の目に医療用ペンライトを当てた時に、ペンライトと同じ方向に動くのが前面光で、逆方向に動くのが後面光です。反射光のうち、小さい方が前面光で、大きい方が後面光です。4歳5ヶ月までの猫は前面光と後面光の大きさが同じです。4歳6ヶ月~7歳5ヶ月の猫は後面光が大きくなり、1.5mmの大きさになります。

7歳6ヶ月~9歳の猫は、前面光が1mm、後面光が2mmになりぼやけてきます。9歳~13歳の猫は、前面光が1.5mm、後面光が2.5mmで、両方ともぼやけている状態です。13~15歳で、前面光が2mm、後面光が3mm、15歳以上だと前面光が3mm、後面光が4mmになります。

 

いかがでしたでしょうか。

猫の年齢は、正直獣医さんでも見分けることが難しいそうです。体重で見分ける方法もありますが、保護された時の栄養状態により何歳だから何㎏とは言えないのが実情です。毛の様子で見分ける方法も、栄養が良くなると毛のつやが良くなるので保護された時の毛では判断できないこともあります。

でもだいたいの猫の年齢を知って飼っていた方が、餌や病気の面でも安心ですね。猫もシニアの年齢になってきたらシニア用の餌に切り替えたり、病気に気を付けたりもできます。猫は少年期・青年期はすばしっこく動けても、中年期・高齢期になると動きも鈍くなってきます。

12歳くらいだと平均寿命ですが、運動不足や寝たきりにならないように適度に運動をさせた方が良いです。食事も1度で食べきれなくなった場合でも、数回に分けて与えるようにしましょう。猫も13歳くらいになると白内障になったり、足腰が弱まってきたりします。家に迎えた猫は最期まで大切にお世話をしましょう。皆さんも家で猫を飼った場合は長寿猫を目指して可愛がりましょう。

 

まとめ

猫の年齢がわからないときの確かめ方とそのポイントは

・子猫は1ヶ月で乳歯が生え始め、2ヶ月で生え揃うので乳歯を見て判断しましょう
・猫は6ヶ月で乳歯が抜けて永久歯が生え揃うので注意して見ましょう
・猫は1~2歳で歯が黄ばんでくるので歯の色を見て判断しましょう
・猫は5~10歳で歯や歯茎が擦り減るので、そこで確かめましょう
・猫は6歳くらいだと白髪が混じるので、毛の状態から判断しましょう
・目に医療用ペンライトを当てて、目の水晶体反射光から判断しましょう
・猫の年齢は目の中の前面光と後面光の直径から判断してみましょう