猫もマッサージが好きな理由とその方法を7つご紹介

猫もマッサージが好きな理由とその方法を7つご紹介

猫ってマッサージされるのは好きだと思いますか?人間同様猫だって疲れはします。あまり周囲の事は気にしないし何があっても動じない様に見える猫でも実際は神経質でちょっとしたことで緊張するのです。そんな時の猫の体はコチコチにこりかたまってしまっているのです。普段の何気ない動きもよくよく見てみると人には絶対に真似出来ない体勢や動きをしているものです。

猫ちゃんにもよりますが人間や他の猫、また他の動物との接触を好むタイプの子もいてその様な子は自ら人の膝に乗ったり人から撫でられるととても喜んで喉をゴロゴロ鳴らしたりします。それと同様にスキンシップとして・・・ストレス解消として・・・リラックス効果としてマッサージが好きな猫ちゃんが存在する可能性は十分考えられますよね。ではその理由と方法についてお話しますので参考にしてみて下さい。



 


猫もマッサージが好きな理由と
その方法を7つご紹介

 


飼い主さんとの最高のスキンシップタイム


甘えん坊の猫ちゃんは心を許した飼い主さんからナデナデしてもらったりブラッシングしてもらうととてつもなく喜びます。人生最高の幸せ的な感じでウットリして喉をゴロゴロ鳴らしてくれます。そんな猫ちゃんを見ていると飼い主さんまで幸せな気分になりますよね。

そんなスキンシップの一環として更にマッサージもしてあげればその効果で血流が良くなるだけではなく猫ちゃんの体中に触れながらしこり・痛みなど体のチェックが出来、異変にも早期に気づいてあげられる良い機会になるので是非日常的に行ってあげて欲しいものです。

つまり猫へのマッサージは猫ちゃん、飼い主さん共に『幸せ』を感じられる時間なのです。

 


猫の身体にもつぼがある?


つぼを刺激すると人間の場合、その位置により効果の出る箇所というものがあります。これは猫も同様で体調不良に直接影響があったり疲れやこりが取れたりするという効果があり自らマッサージを受けたがる子もいるはず。マッサージを受ける事により回復したという経験があれば猫自身も覚えているのかも知れませんね。

体にある無数のつぼを全て覚えてつぼ刺激を実践する必要はないのですが猫にとって肝心なつぼというものがあるのでそのポイントだけは抑えておく事をお勧めします。例えば百会(ひゃくえ)。これは位置としては背中の最後の腰椎と仙椎の間のくぼみです。ここを刺激すると下痢や各種神経錯乱・坐骨神経痛・後半身不随などに効果があります。

また、三陰交(さんいんこう)も実用的なつぼと言われます。その位置は後ろ足内側で脛骨のすぐ後ろのアキレス腱の始点の下です。猫をマッサージする際にこのつぼを刺激する事で肝・脾・腎の働きを活発にする役割があり消化不良・下痢・脱水など体の不調にとても効果的です。

後三里(あとさんり)も覚えておいてください。位置は下腿上部の外側で膝蓋骨の2cmのところにある筋溝の中(人間でいう足三里)にあります。そのつぼは食欲不振・後肢麻痺・嘔吐・下痢・胃腸炎・消化不良・腹痛・後肢麻痺・虚弱・後半身不随・発熱・関節炎・口内炎などに効果を発揮します。

この3点については覚えていても損は有りません。日頃の猫ちゃんへのマッサージに取り入れてみて下さい。実はつぼについて詳しく知らなくても実際に猫が飼い主さんから触られたときに気持ちよさそうにしている場所が正にそれらのつぼだったことに気がついていただけるはずです。

つまりマッサージは必死につぼを探さなきゃ・・・なんて難しく考えなくても実際に猫が気持ち良さそうにしてくれる場所をマッサージしてあげればそれで十分効果が期待できるという訳ですね。

 


背骨に沿った部分を揉みほぐす


猫も人間も陸で生活する生物ですから体の構造にも似ている部分があるものです。こる部分も人間とほぼ同様で体の中心である背骨の際はいわゆるつぼが集まっている場所ですのでその周辺を撫でほぐしてあげます。三本の指で背骨をつまむようにして揉んであげる方法がお勧めです。

シッポの付け根から首の付け根までの背骨の際が猫のマッサージのポイントです。マッサージする強さは猫ちゃんの様子を伺いながら調節して下さい。

 


首を揉む


猫ちゃん達は「よく飽きないな~」と思う位日夜グルーミングをしています。全身を丁寧に毛づくろいする為しきりに首を動かすのできっと猫の首は飼い主さんが想像する以上にこっているのです。ほとんどの猫ちゃんがこの部分をマッサージしてあげると気持ちよさそうにしてくれます。

猫の首のマッサージは両側から指ではさむようにして軽く揉んであげるのがコツです。特に首の付け根(=耳の後ろ)を集中的に行うとこりをほぐす効果があり猫も喜んでくれる筈です。

 


顔のマッサージ


首同様にグルーミングには舌も相当使います。かなり疲れている筈ですから口や顎の周りもかなりこっているものです。猫のマッサージでは人間のフェイスラインのマッサージをする感覚でしてあげることも大切です。

特に猫ちゃんはヒゲの周辺がムズムズしがちだと言います。口周辺や顎周りと一緒にヒゲの辺りもマッサージしてあげます。ポイントは少し掻くように撫でほぐすイメージでマッサージしてあげると非常に喜びます。

 


具体的な猫のマッサージの仕方の例


猫を抱っこする時のポイントですが猫の頭を利き手の反対側に向けて優しくひざの上に抱き上げます。 多くの猫が一番喜ぶとされるのどや頬・額から首の後ろにかけて優しく撫でることから始めます。 そのまま背中にかけて撫でほぐすことを繰り返して下さい。 こりがひどいと言われる首筋から背骨を挟んで両側をもんだりつまんでマッサージをします。

猫が嫌がらない様ならしっぽの付け根を優しく揉みます。左右どちらか横向きにして前足の脇の下からお腹、更に臀部にかけて優しく円を描くようにマッサージし同様に反対側もマッサージします。 ひざの上で猫を背後から抱きかかえるように前向きから仰向けにし両手を使ってのど・首周辺をもみほぐします。

お腹を優しく円マッサージ、両手で前足を持ち親指と人差し指で前足全体を軽く揉んでその後前足の指の間、更に後ろ脚と指の間も同様にマッサージします。 しっぽの先をつまみ顔に戻り頬と喉を円マッサージ。 うつぶせして耳の下から耳先にかけて軽く揉み 首筋から背中、お尻にかけて撫でほぐしながら毛並みを揃えて終了です。

これが猫のマッサージ実践編です。この一連の流れが必ず全て出来るとは決して思わないで下さい。どのプロセスでも猫自身が嫌がるそぶりを見せたらその時点で終了してあげて下さい。猫にとってはそこまでで充分気持ちよかったか・・・それともそれ以降の部分は触れられたくないのかも知れませんから・・・。

 


無理強いややりすぎは禁物


「マッサージ大好き」という人もいれば「ちょっと苦手~」という人もいます。同じように甘えん坊さんの猫ちゃんもいれば例え飼い主さんだとしてもべたべた触られたくないという猫ちゃんだっているのです。そんな子にとってマッサージはリラックスどころか逆にストレスの元です。

また最初は気持ちよさそうにマッサージを受けてくれてはいたのにほんの数分でその場を離れてしまう事もあります。マッサージで体勢を変える事を嫌がる子もいます。背骨周りはあんなに喜んでいたのに他の場所に移ろうとした途端何故か逃げてしまったとか・・・。

いかなる理由があっても嫌がる猫ちゃんを無理やり押さえつけてマッサージしたりしてはいけません。「慣れれば大人しくマッサージさせてくれるはず・・・それまでの我慢」なんて人間のエゴです。

例えば猫にとってお腹は急所です。仰向けにされることに恐怖感を持ち嫌がる猫も少なくありません。人間の都合で無理強いせずに自然に触らせてくれる時に行う位のゆったりした気持ちでいることが大切です。お互いが心地よいと感じられなければその日のマッサージは一時中止です。毎日少しずつ慣れて行く・・・触られることが嬉しいと思ってもらえる関係を築いていくことが大切なのです。

途中で猫が嫌がるそぶりを見せたらその子が一番好きな場所、例えば喉や顔部分・首筋の後ろなどを優しく撫でて落ち着かせ様子を見ます。お腹や下半身・臀部・しっぽなどにもマッサージポイントはありますが嫌な部分を触られると噛んだりひっかいたりする猫もいます。特に猫へのマッサージ効果で全身の血行がよくなりイライラしてしまう子もいますのでしっかりと状態は把握します。

 

いかがですか。以上が猫もマッサージが好きな理由とその方法です。猫ちゃんは実に自由な生き物であるという印象が皆さんの中にはあるかもしれませんが猫だって色々大変なんですよ。体もこるし気分も沈む。おもいっきりリラックスしたい時もあればリフレッシュを求める時もあるんです。飼い主さんがそのお手伝いが出来るとしたら猫ちゃんへのマッサージかもしれませんね。

猫ちゃんは常に飼い主さんに『癒し』をプレゼントしてくれる存在ですよね。「ただいるだけで良いのだから特に疲れることなんてないでしょ?」なんて意地悪言わないで…きっと猫ちゃんだって人と暮らすには様々な我慢や歩み寄りを日々してくれているはず。早速日頃の感謝の気持ちをこめて心からのマッサージをしてあげるというのはどうですか。

 


まとめ


猫もマッサージが好きな理由とその方法を7つご紹介

・飼い主さんとの最高のスキンシップ
・猫の身体にもつぼがある?
・背骨に沿った部分を揉みほぐす
・首を揉む
・顔のマッサージ
・具体的な猫のマッサージの仕方の例
・無理強いややりすぎは禁物