猫の性格を知って愛猫と楽しく生活する5つの極意

猫の性格を知って愛猫と楽しく生活する5つの極意

猫の性格がわかればお互いの意思疎通も上手くいき日常生活もスムーズにながれていくだろう…なんて考えたりする時ってないですか?

人間にも様々な性格がある様に猫ちゃんにだって色んな性格の子がいます。我が家の4匹の猫ちゃん達も実に個性的。そして4匹がそれぞれ全く違う性格の子達が集まったので毎日がとても楽しいですよ。狙ってこうなったのではなく本当に偶然ですからきっと世の中には多種多様なタイプが存在するのですね。

やはりそうなって来ると愛情は皆同じでも扱い方や付き合い方もそれぞれ自然と違って来る訳で…。見る人によっては「あの子には凄く甘いけどこの子には扱い雑じゃない?」なんて言われる時もしばしば。でもそれはそれで私達人間と猫達とのごく当たり前のスタンスですから「これで良いのです」と答えています。

では、猫の性格ってどんなものか…傾向とその付き合い方のポイントなどをお話してみますので宜しければ参考にしてみて下さい。

 


猫の性格を知って愛猫と
楽しく生活する5つの極意

 

猫の2大性格は大胆系か小心系

猫の性格ってやはりその子とじっくり向き合い付き合ってみないとわからない面も多いものですよね。猫ちゃんってまずは警戒心を持って相対する子の方が圧倒的に多いのですから。初回から心を開いて寄ってきてくれる子なんて本当に珍しいのです。

でもそんな気位の高い猫ちゃんが心を許してくれたらこっちはメロメロ~になりますよね。初対面からしっぽを振って寄って来てくれるわんちゃんが可愛いと思う人とそこは意見が割れる所です。そんな猫の性格を大きく二つに分ける分析法があります。それが大胆系と小心系です。

大胆系は社交的・自信満々・楽天的。小心系は臆病・非社交的・神経質。我が家の猫達は大胆系1、小心系3ですね。確かにそうやって見てみるとあの子たちの性格ってとてもわかりやすいです。

また毛色や猫種による性格の傾向がみられるとも言います。そんな傾向を踏まえて迎え入れ方や付き合い方・扱い方に取り入れて行くと良いですね。例えば毛色で言えば「野生的で暴れん坊」のサバトラ。「ツンデレ」の三毛猫。キジトラは「野性味があり警戒心が強い」などです。

「甘えん坊」「活発」な茶白猫。はちわれは好奇心旺盛など一般的な傾向というものがあるようです。毛色の他にも猫種についても猫の性格の傾向はあるので後半ではそれについて触れて行きます。

 

クールな白とフレンドリーな黒

被毛の色の違いと性格って結構関連が深く、ほぼ同じような傾向が見られるとよく言います。その顕著な例が黒猫は穏やかでフレンドリー。白猫さんは逆に神経質でクールでプライドが高い。イメージとは逆で「えっ?意外!」って感じませんか?でもそれは多くの方がそう言いますし実際に我が家の猫達に当てはめてみてもそのようです。

一見クールでミステリアスなイメージの黒猫ですが実は飼い主さん想いでとても人懐こい性格の子が多いようです。撫でてあげたりお膝に乗せてあげたりするととても満足気ですよ。ですからイメージ先行でお付き合いせずに気持ちを汲んであげるのが大切です。賢いので周囲の人間の様子や環境をよく観察し空気を上手く読める猫ちゃんが黒猫です。

因みに真っ白な猫ちゃんは数が少なく希少価値があり実はなかなか出逢えるものではありません。性格的な傾向は気品に溢れ高貴な生まれの雰囲気を醸し出ています。周囲の人間とも他の猫とも少し距離を置いているのが落ち着くという子は多いです。しかし学習能力にも優れ順応性もありますのでなかなか懐いてくれなくても時がくれば心を開いてくれるかも…。

この傾向って単色でなくても柄猫ちゃんのケースでも当てはまります。黒が多いと穏やか寄り白が多いと神経質寄りになるという傾向があるようですよ。

 

大人しいタイプ・大らかなタイプは?

大人しい猫ちゃんとは運動量が少なく活発に動き回るより寝ている方が好きなイメージでしょうか。わざわざ運動をさせるために遊びの相手をしてあげる必要がなく、まったりのんびり猫と日向ぼっこがお望みの飼い主さん向きのタイプ。

猫ちゃんの中で大人しい性格の種類としてはエキゾチック・スコティッシュフォールド・ペルシャ・ヒマラヤンなどがあげられます。

それと猫ちゃんは性格が穏やかで人見知りせず他の猫たちとも仲良く出来るタイプの子が良いなとおっしゃる方にお勧めの猫は?アメリカンショートヘア・ジャパニーズボブテイル・メインクーン・ペルシャ・ラグドールなどの猫種はとても大らかな子が多いことで知られています。

これらの猫ちゃん達は細かいことなど気にしない性格で環境や食事にも特別に気を使う必要がなく飼い主さんとしてはとても飼いやすい筈です。常に気にしてあげられなくても勝手に上手くやっていける傾向があります。ストレスを抱えて病気になるなんてケースも少ない実に飼いやすい猫ちゃん達です。

 

賢くて人に従順なタイプは?

猫ちゃんの中で賢くて人に従順な性格で飼い主さんの話をよく聞いてくれる…つまりしつけがしやすい猫ちゃんの種類って何か?ご存知ですか?しつけがしやすいという事は粗相をしてしまったり登ってはいけない場所に登るなどの飼い主さんから見た問題行動をしないといういわゆる学びが出来る賢いタイプですね。

賢い・従順な性格の猫ちゃんをお望みならば猫種としてはバーマン・ボンベイ・ブリティッシュショートヘア・マンチカン・ロシアンブルーなどです。

 

声の小さいタイプは?

猫の性格とは少し意味合いが違うかもしれませんが鳴き声が小さくて物静かであまり鳴かない猫ちゃんもいます。集合住宅にお住まいの方や深夜の夜鳴きはNGという方には最適の猫ちゃんですね。現代社会の生活様式に最も適したタイプです。

ロシアンブルー・ヒマラヤン・シャルトリュー・シンガプーラ・ペルシャなどの猫種がそれに当たります。

確かに我が家のペルシャの男の子、突然走り出したり先住猫さん達に喧嘩を売ったりと行動はペルシャらしからぬとても変な子なのですがどんな場面でも本当に声は小さいです。かすかな可愛らしい声なので威嚇しても全く効果はなく見ているこちらは思わず笑ってしまいます。

ただ声が小さいタイプの猫が病気の場合にはそのサインを見逃してしまいがちで注意が必要だというデメリットもある様ですが…。しかしその点に関しては常に猫ちゃんの様子を見る事で問題にはならないはずです。

 

いかがですか?以上が猫の性格を知って愛猫と楽しく生活する5つの極意です。これらは一般的な分析ですから必ずそうだと言いきれるものではないのは確かです。しかし予備知識として頭に入れておいて損はないはずです。言葉で気持ちを表現できない猫ちゃん達の気持ちを察してあげるのは想像以上に困難です。

そして、ほとんどの猫ちゃん達はそのレベルに違いはあっても神経質だったりあまり意思表示をしないものです。ですからなかなか本意を理解してあげられなかったりちょっとした心の変化にも気付いてあげられないケースも多いのです。

口下手ならぬ表現下手だからといって干渉し過ぎるのも迷惑がられたりする場合もありますので、そこは付かず離れずの絶妙な距離感が必要になって来るのですね。上手に猫ちゃんと付き合うコツは正しく猫ちゃんの性格を知るという点に尽きるのです。

 


まとめ


猫の性格を知って愛猫と楽しく生活する5つの極意

・猫の2大性格は大胆系か小心系
・クールな白とフレンドリーな黒
・大人しいタイプ・大らかなタイプは?
・賢くて人に従順なタイプは?
・声の小さいタイプは?


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