皆さんはシャム猫飼っていますか?どのような猫ちゃんでしょうか?とても魅力的な雰囲気をした不思議な猫です。
今回はシャム猫にスポットを当ててみます。そのシャム猫の歴史から正確までを徹底的に分析します。うち猫として飼うのにとても適している猫であると言う事がよくご理解いただけると確信しています。
これを読んでシャム猫を少しでも知っていただければありがたいです。シャム猫の知られざる一面に少しでも迫ってみます。シャム猫はタイ原産の猫で短毛種です。
その姿は優雅にして堂々とても良い猫です。そんなシャム猫を特集してみます。
シャム猫の知られざる一面、
歴史から性格まで徹底解析
仔猫は白い
通常仔猫から特徴が出ているものですがシャム猫の仔猫は白毛でちょっとフカフカしている状態です。大人のそれとは違います。約一年かけて大人へと変貌していく訳ですがその時に色々なものを勉強します。
良い事も悪い事も仔猫の時は特に好奇心旺盛で色々な物に手を出してはその体験をもって勉強します。その体験を元に大人になっていく訳です。中には大きな失敗をして命を落とす仔猫もいます。
しかし順調に育つ為には多少の犠牲は自然界の摂理です。シャム猫は仔猫が目立つのでカラスや他の鳥などに狙われやすい一面を持っています。兄弟の中で一から二匹は異常種でキチンと育ちません。
それだけに人間の保護の元では育ちやすいと言える事です。シャム猫の仔猫は目立つようになっている理由は解りませんが何故だか白いのです。これはまるで自然界にはその存在はいらないと言う感じであるとも言えます。
高貴な人の象徴
シャム猫はその毛色と風格から高貴な人に飼われて繁殖してきました。古くからタイではシャム猫を飼う事が自らを高貴な人と言う所に置くステータスとなっていました。そんなシャム猫は人に対しても抵抗なく色々な客を喜ばせてきました。
そのシャム猫は欧米のアジア進出の際にタイからイギリスへと渡り色々な種と掛け合わせられてその生命を存続させてきました。欧米でもこの種の人気は高く毛並の手入れが楽な猫として広まったとされています。シャム猫純血種は日本のアジア侵攻にてかなりの種を絶滅の危機に晒しました。
それでも生き残ってきたのはタイに古くから伝わる高貴な人の象徴として存在していたものであると言われます。シャム猫を飼う事は自分を尊い存在にする為に必要なペットであったと考えられます。シャム猫は高貴な人の象徴だったのです。
サファイヤブルーの目
シャム猫の魅力はその目です。吸い込まれそうなそのサファイヤブルーの目には誰しもが惹かれるところです。その目は角度によっては色を赤い燃えるような色に変えます。
それは宝石が詰まっているような大きな魅力を秘めています。自然界で生きると言う事よりも人に飼い慣らされて生きてきたその種は人に驚きと人を惹きつけるもので溢れています。目の色は猫は特徴的な所で暗いところでも獲物を捕らえる事が出来る物として発達しました。
しかしシャム猫のそれはまるで人間が観賞する為に作られたような感覚を我々に与えます。通常のイエネコの目も魅力的ですがシャム猫の大きな特徴としてそのサファイアブルーの目があります。それが多くの人を惹きつける事となっています。
鳴かないようになってきた
自然界で生きるネコ科の動物は鳴き声を発する事は自分の存在を他に示す行為としてされてきました。シャム猫も本来は鳴く生き物です。しかし人間に飼いならされて高貴な人の象徴となっていくうちにその特性が変化していったものと推測されます。
そしてそれは鳴くという行為は人に甘える時以外に利用する価値を失ったものであったと言う事です。いつしか多頭飼いに慣れ縄張りと言う意識は無くなり鳴くという行為は仔猫の時以外必要が無いものになってしまいました。現在でもその特性が好かれペットとして重宝されています。
あまり鳴き声を発する事なく優雅に時間を使用しているようなその仕草には多くのファンがいるのもうなずける事です。シャム猫は人間と生きると言う事を選択してきた生き物なのです。鳴かないようになってきたのはこの為であると言えます。
鳴く必要が無くなったというべきでしょうか。それは鳥が飛ぶ必要が無くなったペンギンにも似た習性の変化です。
繁殖力が高い
シャム猫は繁殖力が高い事でも知られています。それは他の種の存在を脅かすほどのものです。しかし純血のシャム猫は少なくなりました。
改良の為多くの猫と交配されてきました。またペットとして輸入されてきたものが捨てられ野生化して他のイエネコの種と混ざり繁殖してきました。その性格の多くは強い繁殖力を持っています。
野生で純血種が生きる事はとても難しいものです。仔猫が白く目立つ事から他の天敵に狙われやすいという事もあります。イエネコと交配していくにつれそのシャム種の特性はうすれていったものであると推測されます。
本来のシャム猫は繁殖力がとても高いのです。それは他の種を脅かしてしまうほどのものです。
高いところが好き
シャム猫は高いところを好みます。昔からあるタイの家では屋根の上に登って周囲を眺めるシャム猫が沢山いたとの報告もあるくらいです。猫は高いところが好きかと言うと実はそうではありません。
木登りなどをする三次元的空間を好むのであって高いところが全て好きかと言うとそうでもないと言える事です。現に高いところに登って降りられなくなってしまっている猫をよく見かけます。高いところを好むというよりは立体的空間を好むのです。
シャム猫は高いところを好みます。高いところに登って周囲を見渡す光景もまた優雅でその高貴な風格を漂わせている所です。それはまるで猫の王者とも言える風格です。
忠誠心が強い
シャム猫の性格の特徴としてこれがあります。一度なつくまでは苦労するのですが一度なつくとそのこころは離れる事がありません。とても人間が飼うのには向いている猫だと言えます。
これは祖先が人間のペットとしてその未来を切り開いてきたと言う証です。その性格にも多くのファンを要するところです。それはとても大事な人間との絆を持っているものであると言えます。
シャム猫の忠誠心はペットとして人間が飼う上ではとても都合がいいものです。慣れている人に対してもその愛嬌は全てに癒しを与え絆を深めるところです。シャム猫は飼い猫向きな性格をしています。
いかがでしょうか。シャム猫の特性などが少しはご理解いただけたのではないでしょうか。シャム猫はとても飼い猫として向いている種です。
興味を持たれた方はシャム猫を探してみて下さい。仔猫から飼えばその忠誠心を持ってしっかりとペットとして使えてくれる事になります。短毛種なので手入れも楽です。
猫アレルギーなどの症状も起こりずらくペットとして一生をささげてくれる事でしょう。日本のジメジメした暑い空間でも元々慣れている為大丈夫です。シャム猫はこれからも多くの愛好家に愛されていく事でしょう。
大きな魅力を秘めた猫であると言えます。
まとめ
シャム猫の知られざる一面、歴史から性格まで徹底解析・仔猫は白い
・高貴な人の象徴
・サファイヤブルーの目
・鳴かないようになってきた
・繁殖力が高い
・高いところが好き
・忠誠心が強い