ラグドールの良ブリーダーを見極める7つのポイント

ラグドールの良ブリーダーを見極める7つのポイント
ラグドールとは「ぬいぐるみ」という意味があります。ふわふわした長い毛並み、ブルーの瞳、温和な性格のラグドールは、猫の中でも1、2を争うほど人気があります。前田敦子さんや、キャシー中島さんがラグドールを可愛がっているのは有名ですよね。

ラグドールは人気があるので専門ブリーダーさんの数も多く、ネット上で口コミも多数寄せられています。子猫のラグドールの平均価格は10万円代と高額ですから、ラグドールを購入する場合は、まずブリーダーさんの良し悪しを見極める事が大切です。

今回は、ラグドールを育てるのが上手で、安心して取引の出来るブリーダーさんを見極めるために必要なポイントを7つ、ご紹介しましょう。

 


ラグドールの良ブリーダーを見極める7つのポイント

 

その1:キャッテリーから購入する

ブリーダーとキャテリーの違いを知っていますか?ブリーダーとキャッテリーは猫を繁殖するという点ではどちらも同じです。しかし、ラグドールの血統書を発行認証している「TICA」「CFA」の両団体が正式に認定した猫繁殖家だけがキャッテリーを名乗ることが出来るのです。

両団体に認定される条件として、最低限「登録ナンバー証」を持っている純血統猫を持っている事が必要です。ちなみに、キャッテリーは職業名ではなく「TICA」「CFA」の両団体が猫繁殖家として認定した登録称号のことです。ですから、キャッテリーから譲り受けたラグドールは完全な純血統の猫という事になります。

 

その2:飼育状況も確認

ラグドールが欲しい、と思ってネットで検索、そのままポチッと購入するのは止めましょう。ネット上の写真だけでは、相手のブリーダーさんが本当にラグドールを愛し、大切に育てているかがわかりません。

生き物を購入する場合、やはり対面で実際の実物を見せてもらう事が基本です。遠方ならスカイプを利用して、実際の猫の飼育状況を確認させてくれるブリーダーさんか、はっきり猫の長期移動はストレスのもとになるので、引き取りが原則です、という姿勢のブリーダーさんなら信用できます。

 

その3:アフター保証がついているか

真剣にラグドールを愛して育てているブリーダーさんなら、売りっぱなしにはしないはずです。購入後1ヶ月から半年程度の生体保証、健康相談をしてくれるはずです。大体購入後1ヶ月の間に病気になった場合、良心的なブリーダーさんは保険に加入していますから、医療費を補償してくれる場合があります。

良いブリーダーさんの条件として、アフター保証がついているがどうかもポイントの1つです。

 

その4:口コミを検索

猫好きの情報網は、芸能人サイト並みに情報が豊富です。ネット上で「北海道の〜というブリーダーさんから購入した猫が、、。」という相談に、東京から名古屋、沖縄と様々な地域の猫好きの方がとても詳しく情報を提供してくれるのはよくあるそうです。

自分が検討しているブリーダーさんの情報を知るなら、ネットで口コミを検索するのもアリでしょう。勿論その口コミが本当かどうか、信頼出来るかどうかはチェックしてくださいね。

 

その5:ブリーダーのランクを確認

1.シリアスホビーブリーダー(遺伝性疾患のコントロール(検査と調査)にも常に前向きで意識が高く繁殖目的ではなく育てている)

2.シリアスブリーダー(基本的に新飼い主には不妊を条件とする(乱繁殖の防止)。ブリードレスキューへの関心も高い場合が多い。)

3.ホビーブリーダー(一般に「かなり良いブリーダー」か「ものすごくお勉強した一般人」。)

4.職業ブリーダー(ハンドラーやトリマーやショップ経営または勤務など関連業に就いている場合が多い)

5.パピーミル(工場で生産するように猫を繁殖させ、主にペットショップに卸している)

6.バックヤードブリーダー(普通の素人繁殖家)

 

その6:動物取扱業者登録をしているか

真剣に猫を大切に飼育し、販売しようとしているブリーダーさんなら、動物取扱業者登録を持っているはずです。確認してみましょう。

持っていない場合は、ラグドールの親猫の成長記録まで見せてくれるか、ショーに出した事があるかといった事も質問してみて下さい。丁寧に自信を持って答えてくれるかも、良いブリーダーさんを見極めるポイントになります。

 

その7:法律を守って販売しているか

2013年現在、法律により生後45日に満たない子犬や子猫の販売は禁止されています。最低でも47日〜56日が妥当とされています。小さくて可愛いからと、乳離れしてすぐ引き離すと体調を崩しやすく、病気のリスクも高くなります。

親元でたっぷり甘えさせた方が性格も穏やかになります。また、親猫を見る事で、将来どのような体格や顔つきになるか、おおよその目安にもなります。この辺りをきちんと対応してくれるのが、良いブリーダーさんの条件です。

 

 

いかがですか。「ブリーダーに良い人はいない」という口コミも多く寄せられています。勿論そんな事はないと思いますが、猫はペットショップやブリーダーさんから以外でも譲ってもらう事ができます。

保健所や、捨て猫保護団体サイトものぞいて見て下さい。可愛いラグドールも見つかるかもしれません。日本の遺棄猫率は、先進国の中でもトップクラスです。ぜひ、視野を広げて1匹でも多くの命を救ってあげて下さい。

 


まとめ


ラグドールの良ブリーダーを見極める7つのポイント

その1:キャッテリーから購入する
その2:飼育状況も確認
その3:アフター保証がついているか
その4:口コミを検索
その5:ブリーダーのランクを確認
その6:動物取扱業者登録をしているか
その7:法律を守って販売しているか


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