猫の困った行動をなんとかしたい!解決する3つのしつけ方

猫の困った行動をなんとかしたい!解決する3つのしつけ方

猫のしつけは、犬と違って気まぐれな性分ですのでとても手を焼きますよね。やんちゃな猫の行動はかわいいのですが、「しょうがない」と思えるのはほんの一瞬です。いつしか猫の問題行動に目を背け諦めモードになってしまっていませんか。

エスカレートしてしまう猫の問題には原因が潜んでいることがほとんどです。言葉が交わせないので行動で訴えているのですが、どうしてもすれ違ってしまうのは言葉を交わせる人間同士ですらよくあることです。

猫の問題を取り除くためには、まずは猫の行動を振り返りもう一度見直すことから始めます。ここからもう一度猫育てのスタートです。そこで今回は、猫のしつけに頭を悩ます飼い主さんのために、解決できるしつけ方をお伝えします。

 

猫の困った行動をなんとかしたい!
解決する3つのしつけ方

 

猫の困ったトイレ問題、どこでもしちゃう時は完全消臭とアルミ箔

猫の困った行動で問題視されているのがトイレ問題です。猫のトイレは専用のものがあるのに、なぜかカーテンや枕などいろいろな場所にして困らせる猫の行動です。いわゆる「マーキング」やトイレに不満があって行う「不適切」な排泄と二種類があります。

マーキングはオス猫によくみられる行動なのですが、立ったままするのが特徴なので見分けがつきます。原因は引っ越しなどの環境の変化や外から聞こえてくるほかの猫や犬の鳴き声に反応して縄張りを確保しておく・・・など猫の身を守るための行動をしてしまいます。

飼い主さんに怒られても、体が自己防衛のために反応してしまうんですね。反対に座ってトイレ以外の場所で排泄してしまうときはトイレに問題があることがほとんどです。トイレが小さい、猫砂が合わない、不衛生、騒音がする、消臭剤が合わないなど。

ひとつでも思い当たることがあれば、すぐに改善してみてください。もし他の場所でしてしまった場合は即臭いを消すことです。少しでも残っているとまた同じ場所で排泄してしまいますので気をつけましょう。消臭したあとに、猫の苦手なアルミ箔を敷いておくと効果的です。

 

猫の爪とぎ行動は一か所だけ開放できるスペースを

猫の爪とぎはテーブルやイスの脚、タンスや障子の枠など、爪とぎができそうなものをみつけたらカリカリ始めていませんか。猫の姿が見えないときにふと下を覗くと爪とぎをしていた・・・なんて光景は日常茶飯事ですよね。気が付いたら家がボロボロになってしまうのでやめさせなければいけません。

ただ、猫の爪とぎは人間が爪を切るのと同じで当たり前の行動なので、爪をとぐ場所をひとつだけ確保してあげましょう。市販の猫の爪とぎ器を用意して猫が爪とぎをするときに入れ替えて爪とぎ器を慣れさせてみてはいかがでしょうか。傷つけたくない家具などには、猫が嫌いな香水やスプレーをふりかけておいたりアルミ箔をまきつけたりしてみましょう。

猫の爪用のキャップもありますが、ストレスがかかってしまっては別の問題行動が発生してしまう恐れがありますので極力、机の脚に爪とぎ器を括り付けてみたり爪とぎ場所を作ってあげましょう。猫に爪とぎ場所を教えるのは根気がいることも多いですが、お互いストレスをためないようにがんばりましょう。

 

猫のカーテン登りをやめさせたいときは猫が嫌いな香水や猫除けスプレーをカーテンに

猫のカーテン登りは見ていてハラハラさせられますよね。軽快に登っては降りての繰り返し行う猫の行動をなんとかやめてもらうには、臭いでやめさせてみましょう。猫の嫌いな臭いをカーテンに吹きつけておくとカーテンに近づかなくなるのでおすすめです。猫の爪がカーテンに引っかかると転落する可能性も考えられるので心配ですよね。

カーテンやカーテンレールもボロボロになってしまうので、これはなんとか早めの対策をとる必要がありそうです。猫は高いところに登るのが大好きです。ストレスを溜めないようにするには、キャットタワーを設置するか猫にとって安心できる安全な高い場所を確保してあげましょう。本棚の上やタンスの上などに猫専用のクッションなどを敷いてあげると喜びますよ。

それでも猫のカーテン登りが直らないときは、猫のおもちゃを使って一緒に遊んであげましょう。体を動かすことでストレスも軽減され、カーテンも登らなくなってくるでしょう。たくさん遊んであげて猫に退屈な時間を作らせないように心がけてください。

 

いかがでしたでしょうか。

猫の問題行動はささいな理由から起こりやすいので、猫の行動をよく見ておくことが大切です。猫の様子がおかしいと思ったらすぐに行動にとりかかりましょう。問題行動を起こしたときは、猫にいけないことだとわかってもらうために、撫でたりしてはいけません。素っ気なくするのがポイントです。この行動をとったら飼い主さんは撫でてくれないということを印象づけます。

猫の問題行動が直ったときに思いっきり撫でてあげましょう。犬と違い長いしつけになりそうですが、飼い主さんが投げ出してしまっては猫の問題行動は直りません。根本的な原因をしっかり見つけ出し、態度に表すという行動を根気よく行いましょう。猫は飼い主さんとのコミュニケーションが多ければ多いほど、ストレスも溜まりにくく問題行動もほとんど起きません。遊びながら良いこと悪いことを教えてあげましょう。

 

まとめ

猫の困った行動には原因あり!メリハリつけてしつけをましょう

・コミュニケーションを多くとることがポイントです
・猫のトイレ問題は、トイレに原因があるのかもしれません。トイレ以外の場所でした時は臭いを絶対残さないでください。アルミ箔など猫が苦手なものを置いておきましょう
・猫の爪とぎ行動は止めることができません。一か所だけ爪とぎ場所を確保してあげましょう。爪とぎ器をうまく活用しましょう
・猫のカーテン登りは危険なのでやめさせましょう。香水や猫除けスプレーをカーテンに吹き付けると猫が近づかなくなります


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