猫を手なずけるために知っておきたい7つの餌付け方法

猫を手なずけるために知っておきたい7つの餌付け方法

猫をお迎えして飼いだしたとき、飼ってしばらく経つのに警戒が続くとき、野良猫の保護のために近づきたいときなど、猫を手なずけたいと思うタイミングに合うこともあるでしょう。

顔を覚えてもらうことですんなり仲良くなれるのが一番良いですが、相手は猫……。そううまくいかないことのほうが多いかもしれません。強引にするとひっかかれてしまうかも。

ひとつの方法として、餌で釣る、というものがあります。ごはん食べたいでしょ~?と甘くおびき寄せるのです。かわいい猫を無理やりどうにかするのは気が引けますが、おいしい餌ならお互い幸せに仲良くなれますよね。

 


猫を手なずけるために
知っておきたい7つの餌付け方法

 

慣れるまでは離れていよう

警戒心をもたれているうちは、自分の近くで餌を食べてはくれないでしょう。餌を置いたら食べる姿はじっと見たりせずに、離れていましょう。

毎日餌を持ってくる姿は、猫もきっとみています。食べているようなら、そのうち「ごはんをくれる人」としてあなたを認識します。

ごはんを手にしているときに猫が自ら寄ってくるようであれば、第一歩は成功です。

 

好きな味を知ろう

餌に口をつけてくれるようであれば、次は食べっぷりを見てみましょう。

イマイチ気が進まないようだったり、食べ残したりしているのなら、味を変えたり混ぜたりして、その猫の好みの味にできるだけ近づけましょう。

バランスとか、カロリーとかは手なずけてから調整します。とりあえず、猫の機嫌をとってしまいましょう。

 

好みの食感を知ろう

味と同じく、食感も好みが分かれるところです。口腔内の状態によっても、食べられる形状が変わることもあります。

ドライ、ウェットと極端に分かれてくれれば楽ですが、ちょっと柔めとか粒は小さいほうがいいとか、猫だってグルメなところがあるのです。

柔らかくするときにはお湯をつかって、仕上がりが人肌程度に温くなると、猫が食いつきやすい温度になります。

 

違う器であげてみよう

よりいっそう猫の好みに合わせられるように、味だけでなく器にもこだわります。

器の質感や、高さなど、食べはしても実は気に入っていない可能性もあります。小さいものだとヒゲが器について嫌がることもあります。

器そのものを嫌う場合もあります。いくつか器があれば、どのタイプを好むか試してみるとよいでしょう。もちろん不潔だったり、かわいいからとキラキラ派手な器は基本的な問題としてNGです。

 

決まった時間にあげるようにしよう

ヒト側の都合で、気が向いたときなど適当な時間で餌を与えていると、猫も「なんかたまに来るヒト」くらい適当にしかあなたを認識しません。

決まった時間に自分のために餌をくれるヒト、と覚えてもらうことで、あなたと猫の距離もぐっと縮まります。

猫を飼っている人からは、しばしば猫が朝起こしに来る話がでてきます。猫は時間を覚えるのです。猫の信頼を得るために、時間を守って餌付けるようにしましょう。

 

主食以外のおやつもあげてみよう

おいしいごはんをいつもくれる、と覚えてくれたら、もっと楽しい思いをさせてしまいましょう。

ささみやカニかまやにぼしなど、猫のおやつの登場です。ごはんの時間以外にも良い思いをしてもらい、あなたの印象をさらにアップさせます。

匂いにつられてこちらに来ればしめたものです。ちょっとずるをして、またたび入りのおやつにすれば、次のステップにも容易に進めるかもしれません。

 

最終的には撫でてみよう

すっかりあなたに対する警戒心が薄れて、ごはんを食べている様子をそばで見ていても構わないくらいまで慣れたら、少しずつ猫に向けて手を伸ばしていきましょう。

優しく撫でられるようなら、ほぼ目的は達成です。あなたとの素敵な日々もそう遠くはないでしょう。

人差し指を猫の鼻に近づけて、すんすんしてくれたり擦り付けたりしてくれたらもう大成功です。

 

いかがでしたでしょうか。これらの方法は、猫を手なずけるための他に、猫がハンスト(餌を食べなくなる状態)した場合の対処法としても使えます。ごはんを食べるのは命に関わることですから、多少手間がかかっても挑戦し甲斐のある手なずけ方法でしょう。

どの段階でも同じことですが、焦らずに進むことが大事です。仲良くなりたい気持ちが強すぎて早急に事を進めようとすると、警戒心が強まってしまいます。猫のペースに合わせることが大切です。

猫にも、そう簡単に手なずけられるわけにはいかない理由があるかもしれないのです。お互いが傷つかないように、ゆっくり仲良しになってくださいね。

 


まとめ


猫を手なずけるために知っておきたい7つの餌付け方法

・慣れるまでは離れていよう
・好きな味を知ろう
・好みの食感を知ろう
・違う器であげてみよう
・決まった時間にあげるようにしよう
・主食以外のおやつもあげてみよう
・最終的には撫でてみよう

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