またたびをあげると猫がメロメロ!効果的な4つの使用方法  


またたびと猫、切ってもきれないものですよね。なぜ、またたびを猫は好むのでしょうか。それは、またたびに含まれるマタタビラクトンとアクチニジンという成分が猫の中枢神経をマヒさせ、お酒に酔ったような状態、いわゆる酩酊状態にさせるからといわれています。

お酒は百薬の長といわれることがありますが、飲み方を間違えると体や心に悪い影響を及ぼすこともありますよね。またたびと猫の関係も同じです。またたびを上手に与えれば猫とっては薬になりますが、与え方を間違うと猫に悪い影響を与えてしまうこともあるのです。

そこで今日は、またたびをあげると猫がメロメロ!効果的な4つの使用方法についてお伝えします。効果的な使用方法を理解すれば、今よりもっと猫ちゃんと親密な関係を気づけること間違いなしです。

 

またたびをあげると猫がメロメロ!
効果的な4つの使用方法  

 

猫の食欲がないときや元気がない場合はまたたびの粉末を与えてみましょう

意外と知られていませんが、またたびは人間にも漢方薬として使われることがあります。血行を良くし冷え性の改善や、疲労回復、滋養強壮効果があるとされています。ですので、猫の食欲がないときや元気がない場合にはまたたび(木天寥)の粉末を少量食事に混ぜて与えるとよいといわれています。

ただし、大量にまたたびを猫に与えると呼吸困難等を起こし命の危険に関わる場合もあります。食事に混ぜて与える場合は獣医師に相談することをお勧めします。特に高齢の猫や持病のある猫に与える場合には注意が必要です。

 

猫のストレス発散には棒状の枝を与えましょう

猫がストレスが溜まっていて元気もないような場合には、またたびの枝を与えてみましょう。細いまたたびの枝でも効果抜群。猫ちゃんは一瞬でメロメロです。初めてまたたびを猫に与えた場合には、初めて見る猫の酩酊状態にちょっと驚いてしまうかもしれませんが、興奮状態に陥る時間はだいたい20-30分程度といわれていますので、心配は無用です。また常習性もないとされていますのでその点も心配はいりません。

しかし、酩酊状態だったり興奮状態の猫が怪我をしないよう、またたび猫に与える際には傍で見守ってあげてください。特にベランダにつながる窓は閉めて興奮状態の猫の万が一の事故が起きないよう十分配慮しましょう。

 

爪とぎ場所を教えるのに、またたびの粉末を利用しましょう

猫を飼うときに悩まされるのが爪とぎの問題ですよね。家の壁や柱を守るため、猫用の爪とぎを購入して来ても猫がそれを使ってくれなければ意味がありません。そこで役に立つのがまたたびの粉末です。使い方は簡単、爪をといでほしい爪とぎにまたたびの粉末をふりかけるだけです。

またたびの匂いに誘われ猫はが爪とぎで爪をといでくれるようになります。現在では爪とぎはまたたびをセットで売られている場合も多いようですので、ぜひ上手に利用してみてくださいね。

 

ダイエットが必要な猫にやる気を出させる秘策としても利用できます

いつの間にか気づいたら大きくなっていた家の猫。健康を考えると運動してもう少し体重を落としてもらいたいのだけど、本人にその気は全くなくということはありませんか。そんなときにも上手にまたたびを利用してみましょう。

猫を運動させるオモチャに少量またたびの粉末をふりかけるだけです。いつもは見向きもしないオモチャにも興味をもってくれるかもしれません。上手に利用して、大切な猫ちゃんの体重管理をしてあげましょう。

 

以上、またたびをあげると猫がメロメロ!効果的な4つの使用方法についてまとめてきましたがいかがでしたでしょうか。

またたびを猫に与えることは上手に与えれば薬にもなるし、間違った与え方をすれば毒にもなり得ることがわかりました。

ちなみに、またたびを猫に与える際の量ですが、一日1グラム以内、月に1~2回程度が理想的とされています。猫が健康で元気な場合にはどうしても必要なものではありませんので、嗜好品と理解し、元気がないときやストレスが溜まっている場合などに適宜与えるようにしましょう。

また、またたびを与える場合は成熟した猫に与えるようにしましょう。お酒も成人にならないと飲んではいけないのと同じです。あくまでも嗜好品ですから、まだ発育途上の子には与えないようにしましょう。

 

まとめ

またたびをあげると猫がメロメロ!効果的な4つの使用方法  

・猫の食欲がないときや元気がない場合はまたたびの粉末を少量食事に混ぜて与えてみましょう
・猫のストレス発散には棒状の枝がお勧めです
・爪とぎ場所を教えたい場合には、爪とぎにまたたびの粉末をふりかけてみましょう
・ダイエットが必要な猫にはまたたびをオモチャにふりかけて遊びに誘ってみましょう
・またたびを猫に与える量、回数には注意し、成熟した猫に与えるようにしましょう。高齢の猫や持病を持った猫に与える場合には特に注意が必要ですので、獣医師に相談しましょう


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