猫が噛む理由がわからない方へ教える猫の気持ち

猫が噛む理由がわからない方へ教える猫の気持ち

「うちの猫がよく噛むんだけど、理由はわからないのよね……」と、思い悩むことってありますよね。私も猫の気持ちを理解できるまでは、そう思うことがたくさんありました。ですが、猫が噛む理由、その時の猫の気持ちをしっかり理解するようにしたら、噛まれることも少なくなりましたし、万が一噛まれても落ち込まなくなりました。

猫が噛むのにはそれ相応の理由があると知っておけば、攻撃されることがあっても腹が立たなくなりますし、噛まれることを未然に防ぐことができます。そもそも、猫はあの立派なキバからわかる通り、本能的によく噛む動物なのです。そんな猫が噛むときの理由や気持ちを知っておけば、猫と暮らしやすくなることは間違いありません。

そこで今回は、猫を噛む理由がわからないという人必見の、猫の気持ちをお伝えします。



 


猫が噛む理由がわからない方へ教える
猫の気持ち

 


猫は攻撃行動として噛む


猫が噛む理由としては、大まかに分けて3つ考えられます。その一つが、怒りなどに任せて相手を攻撃したいときです。

猫に噛まれたとき、誰でも「何か気に障ることしてしまったかな?」と思ってしまいますよね。そう、猫が人を噛むときは、相手に腹を立てる理由があったり、不快なことをされた場合が多いのです。人間同士の場合も、我慢できないほど嫌なことをされると殴ったり文句を言いたくなりますが、それと同じことです。

例えば、嫌がっているのにしつこく触ろうとしたり、嫌いなニオイのするものを近づけたり、食事の邪魔をしようとすると、ガブリ!とやられてしまいます。このように、猫自身の不快なことをする相手に対しては、例え飼い主だろうが遠慮なく噛むのが、猫の攻撃性というものなのです。こんな理由で噛まれたくなければ、猫が嫌がることはしないようにするのが吉というものです。

また、猫同士の話になりますが、喧嘩の時もお互いを噛み合いますよね。猫にとっては、あの鋭い爪と同じくらい、キバは重要な武器ということです。

 


愛情表現として噛むこともある


猫が噛む理由は、嫌なことをされたときだけとは限りません。愛情の裏返しとして、ついつい飼い主を噛んでしまうこともあるのです。その噛み方が一番出やすいのは、猫にとって気持ちの良い場所を撫でてあげている時でしょうか。

猫は、自分が快感を得られるところを撫でられると感情が昂ってしまい、撫でている人を噛んでしまうことがあります。人の場合も、快感度が高くなってくると、噛むまではしませんが、声を上げてしまったりしますよね。猫は、それと同じ感覚で行き場の無い気持ちを込めて、相手をガブッと噛んでしまうのです。

また、去勢されていない雄猫に限ったことですが、「ネックグリップ」という行動の名残で噛んでしまうとも言われています。ネックグリップとは、雄猫が交尾の際に雌猫の首筋を噛んで、相手の動きを制御する行動のことです。つまり、発情期など性的興奮が強まる時期に、つい本能的に飼い主を噛んでしまうという場合もあるということですね。

 


ストレスが溜まっている可能性も考えられる


上に挙げたような猫が噛む理由に該当するものは何もないのに、いつも噛まれて困ってしまう……という時は、その猫はストレスが溜まって、うっぷん晴らしに飼い主を噛んでいるという可能性があります。猫はストレスを感じやすい動物なので、人間から見たら些細なことでイライラしたり、攻撃的になってしまったりします。

ストレスのせいで猫が噛む場合は、どんな理由で噛むのかを考えるよりも、ストレス源を見極めて、それを解消してあげるようにしましょう。猫はストレスのせいで体調を崩したり、命に関わる病気を発症することがあります。つまり、ストレスは猫にとって命取りとも言えるのです。

猫がよく噛むようになって、その理由が思い当たらないときは、ストレスが溜まっているサインだと思って、猫がリラックスできる環境を作ってあげたり、気に障りそうなものを取り除いてあげるようにして下さい。そうすることで、噛まなくなるだけではなく、猫の健康も守られるようになります。

 

いかがでしたでしょうか。猫が飼い主を噛む場合、考えられる理由とその時の猫の気持ちについてご説明しました。

この内容からわかる通り、猫は本当に事あるごとに飼い主を噛みます。そうだとわかっていても、そして血が出るほどではない甘噛みだとしても、急に噛まれると、やっぱりびっくりしてしまいますよね。

もし、急に噛まれて驚いてしまったときは、落ち込んだり腹を立てたりせずに、猫がどんな気持ちで噛んできたのかを想像してみて下さい。そうすると、「ああ、こんな気持ちで噛みたくなってしまったんだな」と納得でき、不思議と腹は立たなくなります。

猫が噛むのは本能的なものとも言えますから、一緒に暮らしているうえでは噛まれるのは仕方がありません。猫の本心を知る良いチャンスだと思って、受け止めてみてはいかがでしょうか。

 


まとめ


猫が噛む理由と、その時の気持ちは

・猫は嫌なことをされると攻撃行動として噛む
・気持ちが良いとき、発情期などに愛情表現として噛むこともある
・ストレスが溜まっていて無駄噛みしている可能性も考えられる