仔猫をお家に迎えよう。用意しておきたいお家のグッズ

仔猫をお家に迎えよう。用意しておきたいお家のグッズ

世の中で何が可愛いと言ったらまず間違いなく仔猫はその筆頭に上げられるでしょう。
か弱いながらも、生意気な瞳と柔らかな体に悶絶する猫女子、猫男子が急増しています。

しかし子育てが大変なのは人間も仔猫も変わりません。可愛いだけではなく、世話に手間がかかるのも仔猫の特権なのです。

大人猫に比べて仔猫は遊びもトイレのしつけも1からのスタートです。猫人生の平均は15年程度ありますから、最初のしつけが肝心です。

今回は、可愛い仔猫をお家に迎える前に、用意しておきたいお家のグッズをご紹介しましょう。

トイレグッズは成長に合わせよう

猫は大変綺麗好きです。トイレは決まった場所でするのが好きなのです。まずは部屋の中でトイレの定位置を決め、そこに新しいトイレケースと猫砂を用意しておきましょう。

先住猫がいる場合、仔猫と同じトイレを使う事を嫌がる場合があります。最初の相性次第ではトイレは1匹に1個用意すると良いでしょう。昔使っていたトイレがあったとしても、神経質な猫は匂いに敏感です。

出来れば新品のトイレを用意してあげた方が安心できます。猫砂が外に出ない様にふちの高さが高く設定されたトイレケースがありますが、体力のない仔猫には負担が大きいかもしれません。

最初の数ヶ月はふちが低いケースで様子を見て下さい。仔猫はあっという間に大きくなります。まずは100均などで売られているプラスチックケースなどを利用しても良いでしょう。

 

キャットタワーも用意しよう

仔猫は寝子、といわれる様に1日をほとんど寝て過ごします。大人猫もよく眠りますが、仔猫は18時間くらい、大人猫は13~15時間寝て過ごすと言われています。

その分、起きている間のパワーは全開です。あっという間に部屋は仔猫の遊び場に早変わりしてしまうでしょう。お気に入りのセーターやアクセサリー、観葉植物などは仔猫の好奇心をくすぐるおもちゃとなります。

少しでも仔猫のターゲットから目をそらせるために、キャットタワーが有効です。これは猫が大人になっても使えますから、十分遊べる大きさの物を選びましょう。

邪魔にならない様に部屋のすみに置いても良いのですが、よくキャットタワーからカーテンに飛び移って生地をぼろぼろにしてしまう事もありますから、置き場所には注意して下さいね。

 

仔猫用ミルクも用意しよう

猫はミルクが大好き。人間用のミルクも喜んでなめてくれます。しかしまれに猫によっては下痢をする場合があります。特に仔猫で健康が心配なら仔猫用のミルクを用意してあげましょう。

仔猫用ミルクは粉ミルクとすぐ飲ませられるパックタイプの物があります。パックタイプは値段が割高なので、作る手間がかかりますが、粉ミルクを選んでおくと経済的です。

生まれてごくわずかな期間をのぞいて、仔猫はすぐにキャットフードが食べられるようになります。そんなに買いだめしなくても、大きい缶を1つ用意すれば十分でしょう。

 

爪研ぎも用意しておこう

仔猫といってもあなどるなかれ。引っ掻かれたら相当痛い鋭い爪を持っています。大人猫ほど頻繁ではありませんが、バリバリと爪を研ぐのは大好きなので、ぜひ爪研ぎも用意しておきましょう。

仔猫が大好きなのが、クッションやソファーでの爪研ぎ。やられても交換できるようにカバーをかけておくか、ソファーなどは布製ではない革や合皮タイプがオススメです。

どんなにしつけても習性ですから、猫は爪研ぎを好みます。トイレの様にあらかじめ爪研ぎも置く場所を決めて、仔猫がバリバリと始めたら爪研ぎの場所に誘導して下さい。

猫は賢い動物ですから、いったん覚えたらほかでトイレや爪とぎをしなくなります。仔猫のうちにしつけはしっかりとやっておきましょう。

 

可愛いキャットハウスを探しておこう

猫は子供も大人もかくれんぼが大好き。細い隙間や暗い押し入れなどに潜りたがります。寝ている間に安心出来る場所が欲しいのでしょう。仔猫のイメージに合った可愛いキャットハウスを用意してあげましょう。

病院などに連れて行くときのキャットケースを併用している人もたまに見かけますが、猫はとても頭が良いのでキャットケース=痛い場所(動物病院)と記憶してしまうとどんなに高価なキャットケースでも近づきません。

キャットハウスは好き嫌いが激しいので、最初はお手軽な値段の物をセレクトしましょう。使ってくれない場合もありますから、あまり高価なものを用意しない方が良いでしょう。

 

仔猫はあっという間に大きくなります。生後半年をすぎたら去勢も考えるのが飼い主の努めです。迷子になった時用にマイクロチップを埋め込んで、首輪も用意しておくと安心です。

仔猫を飼う時は、ペットショップに行く前にぜひ近くの保健所に仔猫がいないか問い合わせてみて下さい。動物病院では仔猫を貰って下さいというボランティアさんのポスターやチラシが置いてある所も多いのです。

日本は野良猫として平成23年度、48,814匹の成猫と、82,322匹の子猫が殺処分されました。あなたの善意が、1匹の仔猫の命を救うかもしれません。ぜひ、近くの動物病院か保健所に問い合わせてみて下さいね。

まとめ

仔猫をお家に迎えよう。用意しておきたいお家のグッズ

.トイレグッズは成長に合わせよう
.キャットタワーも用意しよう
.仔猫用ミルクも用意しよう
.爪研ぎも用意しておこう
.可愛いキャットハウスを探しておこう


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