リスをペットにするときに注意しておきたい7つの事

リスをペットにするときに注意しておきたい7つの事
フワフワしたしっぽと手のひらに乗りそうな可愛らしさが人気のリス。身近な野生動物として子供にも人気がありますよね。しかしリスをペットにしたいと考えた場合、意外にハードルが高いので注意が必要です。

日本で一番目にするタイワンリスも、2005年に特定外来生物に指定され、許可を得ずに飼育することは禁止されています。田舎で偶然捕まえたから、持ち帰って家でペットにしよう、なんて事はできません。

その場合はきちんと許可を申請し、リスの体内にマイクロチップを埋め込まなくてはいけません。今回は、リスをペットにするときに注意しておきたい7つの注意事項をお伝えします。



 


リスをペットにするときに
注意しておきたい7つの事

 


その1:日本のリスと海外のリス


日本で昔から生息している国産のリスは、ニホンリス、エゾリス、エゾシマリスでしょう。キタリス、タイワンリス、ミケリスは海外産のリスですから、許可がないと飼育はできません。

例え許可を得て飼育をしている動物であっても、外来生物法に指定されているのであれば繁殖はできません。1年ごとに報告書の作成や、許可の有効期限の5年を過ぎたら更新手続きも必要です。ペットショップで購入する場合は許可を受けて販売しているはずですから、よく話を聞いておくと良いでしょう。

 


その2:広い環境作り


木から木へと飛び移るリスは、ペットとして飼育する場合でも広い環境が必要です。室内よりは、庭に本格的な高さと幅のあるリス小屋を作ってあげる事が一番ベストです。なるべく自然豊かな環境で育ててあげましょう。

犬や猫のようにオシッコのしつけも難しいので、リスを室内で飼う場合、小屋の外にオシッコを飛び散らせる可能性もあります。愛らしい見かけとは逆に、リスは掃除や世話に手がかかる動物です。

 


その3:季節ごとの世話


春はリスにとって大切な繁殖シーズンです。マーキングの為、いつもより頻繁にオシッコを飛びちらかす可能性があります。リスに妊娠・出産させる場合、ドングリやナッツといったタンパク質な食事と、煮干しなどのカルシウムも必要です。

夏や秋は熱中症や病気になりやすいので、温度変化に注意し、冬が近づいたら冬眠させる準備が必要です。巣作りに必要な落ち葉や小枝を沢山用意してあげるといいでしょう。

 


その4:リスに触るとき


リスが逃げる!という時に、慌ててリスのしっぽをぐいっと掴んではいけません。リスのしっぽは抜けやすく、簡単に切れてしまいます。手に持つ時は両手でそっとリスの胴部を持つようにして下さい。

万が一逃げ出してしまったら、捕まえるのは本当に大変です。ある程度人に慣れるまで、触りたくても我慢した方が無難です。

ケージからは絶対に出さない方がよいでしょう。人に慣れない間は噛み付かれる危険もあります。

 


その5:リスのストレス


リスは本来野生動物ですから、環境が極端に変わるとストレスを感じる場合があります。下痢や抜け毛といった症状が出たり、同じところを何度も行ったり来たりする、自分のしっぽを何度も噛む、毛づくろいばかりする、バック転を繰り返すといった、特定の行為を繰り返した場合、リスにかなりのストレスが堪っている証拠です。

狭い環境や、夜も灯りが付けっぱなしの環境ではリスには負担が大きすぎます。リスの性質をよく勉強してリスの好む環境改善をしてあげて下さい。

 


その6:リスに多い病気


リスの脱毛は、比較的多い疾患です。感染の恐れがありますから早めに病院を受診しましょう。熱中症、肥満も多く見られます。リスを多頭飼いしている場合は怪我をする事が多いので、気性が荒くなる秋時期などは、1匹ずつ離して飼う方が良いでしょう。

またリスの歯は、生きている間は伸び続け、放っておくと一年間に20センチ伸びると言われています。固い木の実や木切れを与えて歯が伸びすぎない様に気をつける事も大切です。

 


その7:リスと病院


リスを飼うことが決まった時点で、何かあったらすぐに駆けつけられる動物病院を前もって探しておきましょう。どこの動物病院でもリスを受診してくれる訳ではありません。犬猫専門だったり、小動物は診察を受け付けていない所も沢山あります。

リスが病気や怪我をした場合、うかつに触ると感染症が移る場合があります。素人治療はせず、必ずリスを見てくれる病院を探して受診して下さい。

 

いかがですか。リスは思っていたより飼うのは大変な動物です。一番大変なのは、逃げ出したら捕獲するのがまず困難だという事でしょう。

あっという間に高い所に飛び移り、ベランダや窓の隙間から外に逃げ出してしまったら、99%捕獲する事は難しいでしょう。リスは犬や猫のように、呼んだら来てくれるという望みはまずありません。野生動物ですから、広い環境でのびのび飼う必要があります。この7つの注意点を、是非参考にして下さいね。

まとめ


リスをペットにするときに注意しておきたい7つの事

その1:日本のリスと海外のリス
その2:広い環境作り
その3:季節ごとの世話
その4:リスに触るとき
その5:リスのストレス
その6:リスに多い病気
その7:リスと病院