猫がストレスを感じているときに見せる5つのしぐさ

猫がストレスを感じているときに見せる5つのしぐさ
猫と仲良く過ごすためには猫のストレスをできるだけ少なくしてあげましょう。猫はとてもきれい好きで縄張り意識が強い生き物です。ちょっとしたことで猫はストレスを感じています。

猫のストレスが蓄積すると人間不信になったり、極度の臆病になって引きこもりがちになったり、さらには円形脱毛や嘔吐などとヒトのストレス症状とよく似た状態になってしまいます。

また、猫は気まぐれで気分屋のイメージがありますが、裏を返すと感情表現が豊かで慣れた人に対して非言語的なコミュニケーションを積極的にする生き物と解釈する事もできます。猫はヒトに個性があっていろんな人がいるように猫にも個性があります。

よく鳴く猫に鳴かない猫、きれい好きな猫に汚れても全然気にしない猫など飼うのに慣れてくれば、その猫なりの個性に合わせたストレスの表現方法がわかってきますが、共通する猫のしぐさはあります。そこで今回は、猫のストレスの代表的なしぐさについてまとめましたのでお伝えします。



 

猫がストレスを感じているときに
見せる5つのしぐさ

 

猫の耳が伏せていたり、ピント立っているときは周辺警戒中


猫の聴覚はヒトの1000倍あり、猫にとって安全を確保するための貴重な情報源になります。どこかで大きな音がした、いつもと様子が違うなという状況に対するストレスを感じています。そんな時はできるだけ音を立てずに猫が緊張を解き落ち着くまで温かく見守ってあげましょう。

地域猫で毎日顔を合わせているけどなかなか距離が縮まらない時目線があったとき耳が伏せたり、ピンと立っていない時は警戒されてない証拠です。少しずつ距離を縮めていきましょう。

 

しっぽがピン、先っちょがピクピクしている時はかなり緊張がピーク間近です


猫のストレスがたまると全身の筋肉が緊張します。しっぽがピンと立って、先っちょがピクピクしているとき4本の脚もピンとまっすぐになっています。猫にとってこの行動はストレスが爆発寸前です。

発情期のオス猫は別のオス猫が自分の縄張りに入ってきたときによくこの行動をしますが、ストレスが限界を超えると、全身の毛を逆立ててしっぽもいつもの3倍くらいの太さにして相手にとびかかります。しっぽを立てている時は少し距離を置きましょう。

 

きれい好きの猫だけど過度の毛づくろいはストレスサイン


猫は嗅覚も敏感です。いつもと違う臭いが身体についたときはペロペロと舌を使って身体をきれいにします。毛づくろいは猫にとって当たり前のしぐさですが、気持ちを落ち着けるための儀式でもあります。ですから、30分以上続けて毛づくろいをしている時、猫は落ち着かないと感じているのです。

猫が長時間毛づくろいをしている時は気持ちの落ち着かない原因が思い当る時は原因を猫から遠ざけてあげましょう。思い当たらない時は抱っこしてそっと撫でて安心させてあげましょう。

 

猫にはどうにもできない狩猟本能がうずくとき爪を研ぐ


猫はもともと野生で虫や鳥を狩りながら生きてきました。生まれた時から屋内で飼われていて、狩りをする必要がなかった猫にもはるか昔から受けつないできたDNAの中に狩猟本能が組み込まれていて、春先や動く小さきものを見ると狩猟本能が疼くのです。

狩猟本能のうずきは猫にとってはストレスです。狩れないのに襲いたい生殺し状態なのです。このストレスを解消するために猫は爪を研ぎます。ただ、ご飯やトイレがきれいになった、大好きなご主人様が返ってきたときにうれしくて興奮したときにも爪を研ぐので一概に猫がストレス解消をしているとも言い切れない時もあります。

 

猫はストレスを猫語を使ってヒトにアピールする


低音でニャオーンや小刻みにニャンニャンいうときは、猫がストレスを感じていてご主人様に何とかしてほしいときに鳴く催促の鳴き方です。どちらで鳴くかはその猫の個性によります。ご飯が欲しい、撫でてほしい、トイレをきれいにしてほしい、外に出たいなどストレスの原因は色々ありますが、ご主人に要求できる余裕がある状態ではあります。

猫の欲求を満たしてあげられる状況であれば満たしてあげましょう。この方法で欲求が満たせない時、猫は甘噛みをしたり、爪でカリカリして来たり実力行使を始めます。早めの対処が大切です。

 

いかがでしょう、猫の知能はヒトでいう2歳児程度あります。2歳児は喜怒哀楽や嫉妬の感情を持っています。猫なので言葉でこうだとはなかなか言えないですが、毎日の生活を共にしていると大体の言わんとしているところはしぐさや鳴き方でわかるようになります。

猫は決して気まぐれで気分次第な存在ではありません。お互いのストレスを感じいつも気持ちよく過ごしたいと思っています。先日猫を数匹飼っているご夫婦に聞いた話なのですが、ちょっとしたことで夫婦喧嘩をして妻が泣いてしまったとき、猫たちが足元に集合し夫にニャンニャンと鳴いたという話を聞きました。奥様曰く「喧嘩をやめるニャ」と言っていたそうです。

この猫好き夫婦の域に達するのはなかなか難しいかもしれませんが、猫のストレスを感じお互いの信頼関係が作れるようになれると良いですよね。

 

まとめ

猫がストレスを感じている時の5つのしぐさ

・猫の耳が伏せていたり、ピント立っているときは周辺警戒中
・しっぽがピン、先っちょがピクピクしている時はかなり緊張がピーク間近です
・きれい好きの猫だけど過度の毛づくろいはストレスサイン
・猫にはどうにもできない狩猟本能がうずくとき爪を研ぐ
・猫はストレスを猫語を使ってヒトにアピールする