マンチカンの性格を知って上手に接する3つの方法

マンチカンの性格を知って上手に接する3つの方法
マンチカンといえば最近とても人気のある猫種です。マンチカンの愛嬌のある姿や可愛らしい動作には『癒し』を感じるという人もとても多いですよね。

そのルックスから『短足ちゃん』や『小人』なんてよばれるほどその種の特徴である短い手足の猫マンチカンは見るからにおっとりしていてのんびり屋さんという印象ですが実際にはその性格はどうなのでしょうか。

当然人間同様に猫だって性格なんて個体差や個性があり一概にこうだとは言えませんが猫の場合、猫の種類によってある程度の性格の傾向というものがあると言われています。

そこで今日は気になるマンチカンという猫種の性格、それを知って上手にお付き合いして更に絆を深める方法についてお伝えします。

 

マンチカンの性格を知って

上手に接する3つの方法

 

お留守番上手だけど好奇心旺盛、イタズラ防止対策必須

猫の中にも猫種によって穏やかな子が多いとかツンデレ気質の子が多いとか、性格の傾向があるものですがマンチカンの場合どうなのか。まず良く耳にするのがお留守番が得意!ということです。そのため一人暮らしの方や日頃忙しく外出が多い方や初めて猫を飼われる方にお勧めの猫種といわれているのです。

とは言え子猫のマンチカンの場合、明るく元気で好奇心旺盛ですからお留守番の間にイタズラをしてしまう心配もあります。特に子猫ちゃんにお留守番をさせるなら室内の環境はしっかりチェックしていたずらのタネがないようにしなければいけません。

好奇心で行動してしまうことが決して悪いことばかりとは言い切れませんよね。人間の都合で叱ったりしないようあらかじめ工夫しておくのが大切なのです。猫だってプライドもあります。

理不尽に叱られれば納得いかないのも当然です。飼い主さんのせいで人間不信になったら取り返しがつかないことになります。

少し臆病な一面もあるのでイタズラを強く怒り過ぎると恐怖心を抱いてしまうので注意が必要というわけです。人との絆を大事にできる心豊かな子にしたければしなくて済むイタズラは元々出来ない環境づくりが大事というわけですね。

しかし大人のマンチカンなら一般的に聞き分けもよく賢いので子猫の頃からちゃんとしつけをして言い聞かせておけばお留守番もとても上手なので安心です

いくらお留守番上手なマンチカンとは言え実は甘えん坊な性格のマンチカン。お利口さんにお留守番はできるけど案外本心では淋しい思いしているのかもしれませんよ。

お留守番をしてくれた後はたっぷり遊んだり声掛けしてコミュニケーションを取りながらしっかり甘えさせてあげるというのも大事なポイントなんです。

 

穏やかで人懐っこく社交的なので初心者にも最適

社交的な性格の子が多いといわれるマンチカン。飼い主さん家族との共存はもちろん、猫や他の動物との多頭飼いにも適している猫種ということで一般的に非常に飼いやすい猫としても知られています。

またマンチカンは穏やかで人懐っこい性格です。更には賢い子も多くしつけも他の猫種とくらべて比較的楽だといいます。穏やかな性格であると同時に好奇心も旺盛であのビジュアルの割には意外に活発に動き回るもことできるのがマンチカンの特徴です。

特にマンチカンのオスの性格はやんちゃで甘えん坊の傾向にあり飼い主さんをはじめ周囲の人達に甘え上手かつ社交的な愛すべき性格なので初めて猫を飼う方で「猫にどう接したらいいのか分からない」という方にも向いている猫ちゃんなのです。飼い主さんが戸惑っていても猫ちゃんから積極的にコミュニケーションを取ってくれるかもしれませんね。

比較的優しく穏やかな性格の子が多いマンチカンということなので猫オーナー初心者はもちろん、先住猫や他の猫種などとの多頭飼いの環境でも問題ないという点でもあらためて注意が必要な接し方というものは存在しないタイプです。環境に合わせてうまくやっていける猫ちゃんです

 

大人しく臆病、用心深いのでしつけは優しく

一方マンチカンは大人しい性格で少し怖がりかつ用心深い一面もあります。そんなマンチカンの性格を考慮すると『しつけ』の際には少し気を付けなければいけないことがあります。猫にしつけは大事ですが決してきつく叩いたり何度も繰り返し大きな声で叱ったりしないようにするのが大事です

感情に任せて思いっきり叩いてしまったり怒鳴り過ぎてしまったりした場合にはマンチカンに恐怖心を植え付けてしまいかねないのです。それ以降マンチカンは飼い主さんを敵として判断する可能性もあります。ひどい場合飼い主さんやその他の人にも近寄らなくなってしまうこともあるのです。それだけマンチカンはデリケートな性格の子達ですのでしつけには注意が必要というわけです

そもそもマンチカンはお利口さんで聞き分けが良い性格です。うっかり悪いことをしてしまっても飼い主さんは冷静に対処するのが重要です。マンチカンのしつけを行うときはとにかく優しい声かけを心掛け穏やかに注意するか鼻先をつんと軽くはじく程度にとどめるのがお勧めです。

つまり飼い主さんが厳しく叱らなくてもマンチカンは飼い主さんに言われたことは理解して自分のしたことが悪いことか良いことかを理解する能力をもっているのです。

マンチカンへのしつけは一気にまくしたてたりせずにその都度優しく穏やかに教えてあげるというのが理想です。それでも次第に悪いことはしなくなり正しい習慣もしっかりと覚えてくれる賢い猫がマンチカンなのです。

そもそも猫への『しつけ』の必要性は猫に問題行動をさせないようにするためだけではありません。ましてや人間にとって都合良いように猫を操作するためにするわけでもないのです。

猫と飼い主さんの生活を快適かつ円滑にするためのものですからお互いの『思いやり』や『信頼感』がなければ絶対に成立しないのです。しつけの失敗は猫の性格のせいだけにはできません。そこには飼い主さんの人間性も深く関わって来るのです

逆に考えれば飼い主さん自身も成長出来る良い機会になるのです。お子様のいるご家庭でペットを飼う事が情緒を育むという観点から良いという説をよく耳にします。

猫に癒されまた『しつけ』を通してご自身の人間性も磨く。『優しさ』は人として必要不可欠なものです。それをマンチカンに教えて貰うという姿勢で日々を送ってみると期待以上の効果が飼い主さんにも訪れます。人間的にもひとまわり大きくなれるというわけです。

 

いかがでしょう。マンチカンの性格を知れば上手に接するポイントがわかる!そんなおすすめの方法でした。これらのポイントをおさえて賢く付き合えばとても優れたパートナーであること間違いなしの性格の良い猫種がマンチカンです。

マンチカン相手に穏やかに過ごす時間を持つ内に日々忙しく日常生活の中でイライラ・ギスギスしていた自分に気付くことが出来るのです。そんな自分を振り返り見直すいい機会になりますよ。

癒されつつも自己啓発出来る…マンチカンとの暮らしはそんな相乗効果も期待できるのでとても有意義です。ペットが癒しをくれて人は心穏やかに暮らす…まさにアニマルセラピーそのものですよね

まとめ

マンチカンの性格とそれに合った接し方は

・お留守番上手だけど好奇心旺盛、イタズラ防止対策必須
・穏やかで人懐っこく社交的なので初心者にも最適
・大人しく臆病、用心深いのでしつけは優しく


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