猫がお風呂嫌いにならない目からうろこの方法とは

猫がお風呂嫌いにならない目からうろこの方法とは

猫がお風呂やシャンプーが嫌いなことは昔からよく知られていますね。猫の祖先であるアフリカ出身のリビアヤマネコが水嫌いでしたので、その性格を受け継いだものと考えられています。また、そもそも猫は綺麗好きな生き物ですので、「お風呂に入れなくても良いのでは」と思われることが多いです。

とはいえ、長毛種や外出することの多い猫など、お風呂が必要な猫もいます。長毛種だと自分だけでは全身の毛のケアをすることができませんし、外に出る猫ちゃんは帰宅時に雑菌などを持ち帰ってしまうこともあるからです。

では、愛する猫ちゃんに嫌がられずにお風呂に入れてシャンプーをするにはどうしたら良いのでしょうか。「目からうろこ」の方法をお伝えします。

 


猫がお風呂嫌いにならない
目からうろこの方法とは

 

食事やトイレをお風呂場でさせる

猫の中にはお風呂が大好きという大変ありがたい子もいますが、ほとんどの猫ちゃんはお風呂を嫌います。そしてたいていの場合はお風呂場の水の匂いや湿気を敏感に感じ取り、嫌悪感を抱いているようです。

そこで、猫のお風呂場嫌いを解決するためにできることがあります。それは、猫の食事やトイレをお風呂場に置き、お風呂場という環境に慣れさせることです。

猫の生活にとって大事な食事とトイレがお風呂場の近くにあれば、猫ちゃんとしてもお風呂場に長居せざるを得なくなります。このようにして猫ちゃんがお風呂場に慣れてくれればしめたものです。

 

先にブラッシングしておく

お風呂は嫌いでもブラッシングなら大好きという猫ちゃんはなかなか多い様子。愛猫ちゃんとのスキンシップのための大切なコミュニケーションと捉えている飼い主さんも多いことでしょう。

そのため、猫をお風呂に入れる前にブラッシングしてあげると、猫の方でも飼い主さんに対する不信感を少し減らすことができます。今までよりも抵抗なくシャンプーに応じてくれるはずです。

また、ブラッシングには抜け毛を減らすという効果も。抜け毛の量が少なければシャンプーの手間も省かれますので、猫ちゃんにとってもこちらにとっても好都合なのです。

 

おもちゃを用意する

猫用のバスタブに猫を入れると嫌がるなら、次からはバスタブの中におもちゃを用意してあげましょう。ボールやゴム製のアヒルなど、水に浮かぶものであったら何でも構いません。

こうしておもちゃを準備してあげることにより、猫ちゃんの意識をお風呂からそらすことができます。猫ちゃんがおもちゃで楽しく遊んでいる間にシャンプーをすれば良いのですから、飼い主さんにとっても楽です。

「シャンプーのときにはおもちゃで遊べる」とわかれば、猫ちゃんもお風呂を嫌がらなくなるでしょう。

 

シャワーは弱めに

猫がお風呂のときに一番嫌がるのがシャワーです。人間にとっては気にならないかもしれませんが、シャワー口から勢いよく飛び出してくる水の流れに恐怖を感じる猫はたくさんいます。

そこで、猫ちゃんを不必要に怖がらせないためにも、シャワーの勢いは弱めにしてあげてください。シャワーの水の勢いを強くするのではなく、やさしめにしてなるべく体に近づけてあげることにより汚れやシャンプーの成分などを落ちやすくします。

シャワーの水の温度はぬるめで十分です。あまりに熱いと嫌がる猫ちゃんがいますので注意しましょう。

また、シャワーをするときは水が猫ちゃんの顔にかからないように気をつけてください。猫は顔や耳の中が濡れるのを大変嫌うからです。

 

声をかけてあげる

食事やトイレをお風呂場付近に置いたりお風呂の中におもちゃを用意してあげたりすることでシャンプーへの抵抗をなくす猫ちゃんはいますが、それでもシャワーやシャンプーが怖いと感じる子は少なくありません。そんな中、声もかけずに淡々と洗っていたのでは猫ちゃんはお風呂をさらに怖いものと感じるでしょう。

そのような繊細な猫ちゃんの不安を和らげてあげるためにも、猫をお風呂に入れるときには積極的に声をかけてあげてください。大好きな飼い主さんの声が聞こえてくれば猫の方でも安心してくれます。

さらに、シャンプーやドライヤーが終わったときはきちんと褒めてあげましょう。

 

猫ちゃんのお風呂嫌いを解消する5つの方法、いかがでしたか。

まずはお風呂場に食事のお皿やトイレを設置し、お風呂場という空間に対する嫌悪感を減らしていきます。さらに猫用のバスタブに楽しいおもちゃを用意してあげれば、猫ちゃんの方でも「お風呂って案外楽しいかもしれない」と思い始めてくれるでしょう。

同時に、先にブラッシングをして猫ちゃんとの関係を深めたりシャワーの水流を弱めにしてあげたりと、猫ちゃんが嫌がらないような工夫もとても大切です。ブラッシングをして抜け毛を減らせばシャンプーの手間が少し省けるので一石二鳥ですよね。

最後に、シャンプー中やシャンプー・ドライヤー終了後にたくさん声をかけ、コミュニケーションを取ることも忘れないでください。お風呂中の猫ちゃんはとても不安に感じていますが、飼い主さんの声を聞くだけでも安心してくれます。

 


■まとめ■


猫をお風呂に入れるとき、気をつけたい5つのポイントとは?

・食事・トイレをお風呂場で
・先にブラッシングすれば二重の効果あり
・おもちゃを用意すれば猫ちゃんも楽しい
・シャワーの勢い・温度に注意!
・声をかけて猫ちゃんを安心させよう


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