猫が鼻水を出したときに注意してほしい5つのコト

猫が鼻水を出したときに注意してほしい5つのコト

猫が鼻水を出すことは、よくあることだと思って放ってはおかないでください。確かに、鼻水の原因は、猫風邪などの軽い病気によるものが大半です。ですが、猫が鼻水を出す病気は、軽いものばかりではありません。例えば、猫エイズ、猫白血病など、命に係る病気による症状の可能性もあります。愛する猫がこんな重い病気にかかってしまったとあれば、放っておくことはできませんよね。

この、猫の鼻水を見かけた時には、何に注意をすれば良いでしょうか。鼻水以外の症状を見てあげたり、過ごすスペースを工夫してあげたり。飼い主にできることは、一体どんなことでしょう。今回は、猫が鼻水を出したときに気を付けてあげたいことについて、お伝えします。



 


猫が鼻水を出したときに
注意してほしい5つのコト

 


まずは病院に行って診断してもらおう


猫の鼻水を見かけたら、病院に行って、原因となる病気が何なのかを特定してもらいましょう。猫の鼻水の原因は、ウイルスや細菌によるものがほとんどで、素人判断では病名を見誤ってしまう可能性が高いからです。獣医さんに診てもらって病名が判明してから、その後、飼い主が注意してあげるべきことが決まってきます。また、猫自体の症状が鼻水だけであまりつらそうにしていなくても、多頭飼いの場合は他の猫にうつる病気の可能性もあります。処置や対策が遅れたせいで、飼っている猫全員が重い病気に倒れるなんてことは、避けたいですよね。

 


猫エイズなら、早いうちに治療をしよう


猫エイズは、感染して潜伏期間を経た後に、風邪に似た症状が出ます。この時期は数か月続き、鼻水も出ますので、猫風邪と勘違いされることもしばしばあるようです。長期間猫風邪が治らないために病院に連れて行ったら猫エイズだった、ということもよくあります。猫エイズの場合は、なるべく早めに獣医さんに診断をもらうべきです。感染してしばらくしてから来る、症状が重くなる猫エイズ発症期をなるべく遅らせるために、インターフェロン治療というものを行う場合があります。

このインターフェロンは、症状が重くなってからでは手遅れで治療を受けることができません。ですから、猫エイズの場合は、なるべく早く診断してもらった方が良いのです。

 


猫白血病ウイルスに感染していたら、他の猫にうつさないようにしよう


もう一つ、鼻水が出ることで考えられる恐ろしい病気があります。それは、猫白血病ウイルス感染症です。このウイルスに感染すると、白血病になりやすくなってしまい、免疫力が低下します。リンパ節腫瘍にもなりやすくなるため、命を落とす危険性が大きい病気です。このウイルスに感染すると、もう対症療法しかとれる手立ては無くなり、発症後数年で命を終えることになります。

このウイルスは感染力は弱いですが、唾液や傷口を通して、ケンカなどで感染しやすいです。そのため、反りが合わない猫同士を多頭飼いしている場合は、他の猫への感染を防ぐため、隔離して生活させるようにして下さい。

 


猫風邪なら、二次感染しないように気を付けよう


もし、鼻水の原因が猫風邪なのだとしたら、子猫や高齢猫を除いては、適切な治療を行えば、とりあえず大きな命の危険はないでしょう。ですが、気を付けたいことは、猫風邪によって弱った身体に、別な細菌やウイルスが入って二次感染を引き起こしてしまうことです。弱った身体で何度も感染を繰り返すと、鼻水や口内炎、目やになどが慢性化し、顔全体がグジュグジュの状態から治らなくなってしまったり、肺炎を起こして死に至る場合があります。これは、猫風邪を放置していると起こり得る状態で、症状が軽いうちに病院に連れて行くことで、重症化を防ぐことができます。また、事前にワクチンを接種しておくことでも、猫風邪の重症化を防げます。

 


アレルギー性鼻炎なら、こまめに室内の掃除をしてあげよう


これまでは、病原体によって鼻水が出るケースをご説明しましたが、猫も、アレルギーによって鼻水が出ることもあるのです。この場合のアレルゲンとして考えられるのは、ハウスダスト。つまり、部屋の塵やダニの死骸などによってアレルギーが起こっている状態です。この場合は、やはり人間のハウスダストアレルギーと同じ対処法で、掃除を徹底するしかありません。掃除機をかけ、ホコリが舞わないように水拭きをして、猫の寝床なども常に清潔にするようにします。

猫がいるからどうせ汚れると、掃除を怠っているとアレルギー症状は一層ひどくなります。面倒でも、こまめな掃除を欠かさないであげて下さい。

 

いかがでしたでしょうか。猫が鼻水を出している時は、ほとんどの場合は鼻水以外の症状も出ていると思った方が良いでしょう。その症状を見てあげて、食欲はどうか、熱は出ていないか、目やになどはどんな状態かなどをしっかりチェックしてから動物病院に連れて行くと、診断がスムーズに行きます。ただ、「猫が鼻水を出していたから連れてきました」では、該当する病気が多すぎて、診断しにくいこともあります。普段から猫の様子を観察する癖をつけると、鼻水を始めとした猫の異変に気付きやすく、病気の早期発見が可能になります。

飼っている猫が健康体のうちから、様子をしっかり覚えておくようにして、何かあった時にすぐに変化に気付けるようになると、良いですね。

 


まとめ


猫が鼻水を出したときに注意してほしい5つのコトとは

・まずは病院に行って診断してもらおう
・猫エイズなら、早いうちに治療をしよう
・猫白血病ウイルスに感染していたら、他の猫にうつさないようにしよう
・猫風邪なら、二次感染しないように気を付けよう
・アレルギー性鼻炎なら、こまめに室内の掃除をしてあげよう