猫が腎不全にならないように気を付けたい5つの食生活

猫が腎不全にならないように気を付けたい5つの食生活

人間だけでなく、猫も腎不全を発症します。この言葉にドキッとした方もいるのではないでしょうか。いつまでも長生きして欲しいと望む愛猫。でも、可愛いから欲しがるからと自由に餌をあげてはいませんか。子猫や若い間は特に問題がなかったとしても、老齢になってからの猫が多く発症する病気が、猫の腎不全です。

老齢の猫にとって、腎不全は主要な死因ともいわれており、腎不全をきっかけに命を落としてしまうことも少なくありません。猫の腎不全は簡単に言うと、腎臓が壊れて働かなくなってしまった状態のことで、原因は主に日頃の食事の偏りといわれています。

他にも、慢性の口内炎やウイルスによるものなど、細かな原因をあげればキリがありませんが、飼い主にはどうすることもできないことも多いもの。ですが、日頃の食事は、飼い主がコントロールすることが可能です。

ここでは猫が腎不全にならないように、食生活で気をつけておきたい点をご説明します。ぜひ参考にして、あなたの愛猫を腎不全から守ってください。



 


猫が腎不全にならないように
気を付けたい5つの食生活

 

 


猫がしっかり水分を補給できるようにしましょう


ドライタイプの餌、ウェットタイプの餌という基準で選ぶよりも、まずは猫がしっかりと水分補給できるかどうかが大切です。適切な水分補給ができていない猫は、腎不全になる可能性も高まります。

自分の猫がどれくらい水分摂取しているのか、一度しっかりはかってみるのも良い方法です。1日の目安は150cc程度といわれていますが、猫の年齢や大きさにも左右されますので、心配な方は健康診断などの際に獣医さんに尋ねてみるのも良いでしょう。

そのままの水をあまり飲まないタイプの猫であれば、ウェットタイプの餌、水を自分でしっかり飲むタイプの猫であれば、ドライタイプの餌という風に使い分けてもかまいません。また、水分補給が足りない猫は、腎不全の可能性が高まるだけでなく、結石なども出来やすくなってしまいますので、水分補給は他の病気の予防という意味でも大切です。

 


市販の餌を購入する際には、穀類の割合が少ないものを選びましょう


猫の腎不全を予防したいと考えるのであれば、餌の購入の際にまず原材料を確認してください。猫の腎不全予防に必要なのは、消化の良い食事です。猫にとって、穀物や野菜は消化しにくい食べ物。全く必要がないわけではありませんが、意識して摂取させる必要はありません。

その原材料表示に、もし一番上に穀物が来ているのであればその餌は控えましょう。原材料表示は、一番含有量が多いものから順番に記載するという決まりがありますので、穀物と書かれていれば、その餌は穀物がたくさん入っていると考えるのが自然です。

私たちが食べている食事で考えてもわかるように、肉よりも穀物の方が安い値段で売られています。つまり、猫の餌も穀物を入れることで価格を下げて販売することが可能になるわけですが、だからといってその餌が、猫に良い影響を与えるかどうかは全くの別問題です。

愛猫の腎不全予防を考えるのであれば、価格ではなく原材料表示を一番にチェックすることをオススメします。

 


「良質な」餌を見極める目を持ちましょう


価格ではなく原材料表示の確認、というのも大切な点ですが、もう1点、餌に使われている食材の品質も大切なポイントです。値段が高ければ良いものが入っている、安いものは粗悪品だと一概には言えませんが、あまりに激安の餌は避けたほうが無難です。

餌代を節約したばかりに、医療費がかかるというのでは、猫も飼い主も辛いもの。全てを手作り食にすることは難しくても、大事な愛猫が食べる餌です。添加物や着色料の有無も含め、餌の品質を一度チェックしてみましょう。

 


人間が食べるものを与えるのはやめましょう


愛猫にねだられるからと、ついあなたが食べているものを分け与えたりしていませんか。これは、絶対にNGな行為です。あなたが愛猫を腎不全にしたくないと願うのであれば、人間と同じ食べ物を与えることはやめましょう。

塩味、砂糖味、醤油味など、私たちが食べるものには様々な調味料が加えられています。その塩分は、猫にとっては何ひとつ良い影響を与えることはありません。また、煮干なら大丈夫と思いがちですが、煮干にはリンがたくさん含まれています。おやつ程度に時々、なら問題がなくても、煮干を主食のように与えるのは控えたほうが良いでしょう。

 


子猫のうちから食生活に気をつけてあげましょう


猫の腎不全予防は、生まれたときから始まっています。例えば、腎不全と診断された後で、食生活を変えても効果は出にくく、また高齢になると食べなれていない味に口をつけない、ということもありえます。

人であれば、療養食だからと言い聞かせることもできますが、猫に腎不全だからと告げてもそれを理解させることはとても難しいもの。その為、子猫のうちから飼い主が食生活を意識することはとても大切なことだといえます。

 

いかがでしたか。猫の腎不全は、高齢猫になれば避けられない病気であるという説もあります。しかし、子猫のうちから食生活を考え、腎臓を大切にすることで、その発症を遅らせることは可能です。あなたの大切な愛猫が、腎不全で苦しむことがないように食生活を改善させたいと思った時には、ぜひ今回の記事を参考にしてください。

ただし、猫にとってもストレスは厳禁です。健康に良い食生活を行うことは大切ですが、まずはあなたの愛猫が喜ぶ、そしてあなたの愛猫に合う食生活を見つけましょう。獣医さんや、同じく猫を飼っている仲間の教えてくれる「猫にとっての良い餌」があなたの愛猫にぴったりかどうかはわかりません。あなたの愛猫の癖や嗜好、それを踏まえた上で、食生活を考えるという点を大切にすれば、きっとあなたの猫もその思いに応えてくれるはずです。

 


今日のまとめ


猫が腎不全にならないように気を付けたい5つの食生活

・猫がしっかり水分を補給できるようにしましょう
・市販の餌を購入する際には、穀類の割合が少ないものを選びましょう
・「良質な」餌を見極める目を持ちましょう
・人間が食べるものを与えるのはやめましょう
・子猫のうちから食生活に気をつけてあげましょう