私たち人間だけなく、猫もうつになってしまう事がある。なんて聞くとちょっとびっくりしてしまいますよね。猫は気まぐれで我がまま、個人プレーが猫の持ち味だと思っていましたが、どうやら猫の性格は人間並みに色んなタイプがあるようです。
元気でかまって欲しい犬タイプ、独占欲の強い寂しがりや、1匹が好きなマイウェイタイプ、お宅の猫ちゃんはどんな性格かご存知ですか?猫の性格に思い込は禁物です。
なので性格をよく把握しておかないと、病気の有無や、旅行をする時のペットホテルを選ぶ時に、愛猫に余計なストレスを与えてしまうかもしれません。そこで今回は猫の性格を知って、あなたと良い関係と作る秘訣についてお伝えします。
黒猫の性格
友好的な性格。猫同士でも人にもフレンドリー。感情豊かで、人間だったら芸術家系。黒猫は物事をじっと哲学者のように考える猫、と言われています。非常に賢く、人間の気持ちをよくわかる猫です。なるべく穏やかに接することが必要です。
赤の遺伝子を隠し持っている黒猫の場合は少々警戒心が強かったり、暴れん坊だったり、気が強かったりするそうです。一説によると黒猫は家に金運をもたらすと言われています。大切に飼ってあげましょう。
白猫の性格
見た目どおり優美で繊細、高貴な性格をしていいます。飼い主と距離を置き、猫の威厳を保ちながら生活します。気が強く、頭もよく、時に神経質。飼い主への独占欲が強く出ることもあります。でも基本的にはクールな性格です。
浮き沈みの激しい性格で、異常なまでに飼い主にまとわりつくことがある反面、時に極端にクールになり、ひとりの時間を邪魔されたくないことがあるようです。白い猫は神様の使い、と崇めている国もあるとか。猫らしいミステリアスな性格です。猫うつになりやすい性格なので、きめ細やかな対応をしてあげましょう。複数飼いはしない方が安心です。
三毛猫の性格
運動神経も抜群、ほとんどがメスで、猫らしい性質の子が多いようです。メス猫特有のワガママで気位が高く、警戒心が強くて、気分屋、その時によって甘えんぼうになったり、手のひらを返してツンと人を避けたりと、まったく猫だ、という性格をしています。
非常に母性本能が強い子が多いのですが、自分の子どもは命がけで守っても、よその猫の子には全く無関心・興味を示さないこともあります。ボス的性格で好き嫌いがはっきりしている猫が多いようです。
茶トラの性格
マイケル〜と呼びたくなるまんまるな瞳。茶トラは活発で甘えん坊。とにかく明るい性格です。オスの多い茶トラは、一途なオスの遺伝子の影響からか甘えん坊が多いと言われています。ちょっとぐうたらですが優しくてのんびりした性格をしています。
基本的には臆病なので、それを隠すために攻撃的になったり、反対にフレンドリーに振る舞うことで仲間に入れてもらおうとしたりします。でも無駄な争いを好みません。ある意味自分自身に正直な猫が多いのかも知れません。
キジ猫の性格
丸まるとアンモナイトになるキジ猫。基本的には警戒心が強く、用心深い性格です。猫に対しては本能の強い野性味のある猫が多いようですが、人に対して友好的で無防備な猫もいます。キジ猫は、二つの性格に分かれます。
おっとりして、性格が優しく、人間にくっついて甘えていることが好き、というキジ猫と、獲物を狙ったら離さない!逃さないぞ〜!という、攻撃的な性格のキジ猫です。ハンタータイプのきつい性格のキジ猫の場合は、性格は非常に勝手なので多頭飼いすると喧嘩ばかりするかもしれません。
グレーの猫の性格
気の良い穏やかな気質の猫が多いようです。猫とも人とも協調性を大切にしてくれます。黒猫ほど気が強くなく、白猫ほどデリケートでもない。その中間くらい。穏やかで寛容だけど、ちょっと内気だったりする性格です。はにかみやで頑固、ストレートな愛情表現が苦手な性格です。大人しい性格なので、飼い主の方から愛情をたっぷり表現してあげましょう。
病気になった場合も我慢強く痛みを隠そうとするのでよく様子をみてあげましょう。ペットホテルに預ける場合は個別の部屋に入れてあげてください。
ぶち猫の性格
白と黒、といったぶちの猫は、要領がすこぶる悪く落ち着かない性格です。ゆっくり抱かれるのを嫌がり、膝から降りてはまた乗っかるを繰り返すところがあります。警戒心が強い内弁慶です。冒険はしない臆病な性格の猫が多く、知らない人に近づきません。お客さんが来ると威嚇したりします。
白が多いぶち猫の場合はおとなしく従順に見えますが、実は気の強い猫が多いようです。目だった自己主張はしませんが、場の雰囲気を読んで的確な行動が出来ます。かなり賢い性格です。
さてこのように毛色によって、猫の性格はある程度見分ける事ができるようです。勿論性格は後天的な要素が重要です。捨てられて虐待された猫と、産まれた時から大切にされ、愛された猫では毛色では計れない程性格が違うでしょう。
大切なのは猫の性格よりも飼い主の性格かもしれません。猫が安心して過ごせる環境を確保し、愛情をたっぷり与えてあげましょう。そうすればどんな猫だってあなたにすり寄ってくれるはずです。ちなみに猫は恩を三日で忘れてしまうと言われています。これは本当なのでしょうか?私には怖くてとても試してみる事はできません…。
まとめ
猫の性格を知って、あなたにぴったりのペットにする秘訣!
・黒猫の性格
・白猫の性格
・三毛猫の性格
・茶トラの性格
・キジ猫の性格
・グレーの猫の性格
・ぶち猫の性格