猫の寿命は何歳?ペットとより長く過ごしたいときの対応策

猫の寿命は何歳?ペットとより長く過ごしたいときの対応策

猫を我が家のペットとして迎え入れる時ほとんどの飼い主さんはその新しい家族『猫の寿命』について考える瞬間があるはずです。一日でも長く一緒にいたい・・・でもどうしたって平均寿命を考えれば猫よりは人の方が長いものです。いつかは飼い主さんが見送ってあげなければいけないそんな時がやってくるのが普通です。そんなことを想像するととても悲しい気持ちになりますよね。

動物は大好きだけどそれが嫌でペットは飼わない!と決めている方もいるのが現実です。『ペットロス症候群』なんて言葉も耳にしたことありませんか?そんな猫との暮らしを大事にしたいのなら猫の寿命は何歳?ペットとより長く過ごしたいときの対応策を知っていると役に立つ事もある筈です。今回はそれについてお伝えします。



 


猫の寿命は何歳?
ペットとより長く過ごしたいときの対応策

 


猫の寿命は10~16年


猫の寿命は10年から長くても16年ほどと言われていますが最近では15歳を超える猫も珍しくない時代になりました。ペットとして人間と共に生活している猫には長生きしている猫も多く20年以上生きるいわゆる『ご長寿猫』さんもいる程です。完全室内飼いで正しい飼育環境があれば充分可能なことなのです。

しかし、地域猫と呼ばれるいわゆる野良猫の場合には平均寿命は4年ともいわれています。事故や怪我・病気などその理由は様々あるようですが・・・。またオス猫よりメス猫の方が長生きする傾向にあるというデータもあります。ペット保険のアコムの2013年のデータによると性別でいえばオス猫の平均寿命が14.3歳で一方メスは15・2歳です。

日本国内でいえば18年以上生きた猫も多数存在し記録をみてみると上野公園動物園から長寿の表彰状をもらった青森の「よも子」さんという猫は1935年~1971年まで36年半も生きました。かなりいたずらな性格で一度は飼い主さんの岡田家から追い出されるほどで一冬越えて出戻ったというエピソードもあるようです。小さな頃から丈夫でキャットフードではなく人間の残飯と足りない栄養素はネズミなどを毎日狩っていたようです。

因みに世界最長寿猫はイギリスのプスさん36歳の猫でギネスブックで公式記録になっているのは「34年2ヶ月4時間」のグランパさんです。それまでの記録は1957年の34年1日という情報があります。過去2010年に発行された「ギネス世界記録」によれば世界最高長寿猫の記録はアメリカのテキサス州オースティンの1967年~2005年まで生きた寿命38歳と3日クリームパフさんです。

日本ペットフード協会発表の猫の平均寿命は2013年のデータによると15.01歳。2010年のデータでは全体で14.36歳だったことから考えると猫の寿命は確実に延びていることがわかりますね。その他傾向をみると純血はミックス(雑種)に比べれば寿命が短く更に長毛種に比べれば短毛種のほうが長生きするといわれます。

人が生活する環境の中で飼い猫としてストレスもなく栄養状態も良好で特に病気も持っていない猫であれば長生きするのも可能です。ただ室内飼いだけが猫の寿命を長くする秘訣かというと残念ながらそうとは言い切れず先天的な病気や日常生活の中の様々なストレスは大きく影響してくることだけは忘れてはいけないのです。

 


快適な環境を整える


室内飼いが猫の寿命を延ばしている理由としては自由に外出できる猫が外からもらってくる感染症が減ったり交通事故などに遭う危険性も少なくなったことがあげられます。また室内飼いが良い理由は管理された食事と誰にも邪魔されない静かな環境と温かい寝床が用意されていることです。これはシニア猫になれば尚更です。

飼い猫の食事面ではメリットもありますが時としてデメリットもあります。というのも可愛さあまって餌やおやつでツンデレ猫の気をひきたくなる飼い主さんがいることです。たちまち猫は肥満になりそれに伴う健康上の問題を抱えてしまう可能性があるのです。肥満防止のためにはタンパク質と脂肪を減らしカロリーも少なくし生野菜(繊維質)などを刻んでキャットフードなどに混ぜてあげるなど手作り猫ごはんを作るなど柔らかく高タンパクて低脂肪の食事を心掛けます。

猫の寿命を左右する一番の要素である食事は充分配慮する必要があるのです。またいつでも飲める綺麗な水を準備し手入れの行き届いたトイレを配置することが特にシニア猫には最高の環境です。当然のことながら普段から飼い主さんは猫の健康状態をチェックします。運動不足も病気の原因となる場合もあるので毎日2回、10分ほどの運動をさせ全身の健康を保ちます。

 


食事と運動とストレスが鍵


人と同様にどんな動物でも健康を保つためには食事の量や栄養バランスが大切です。シニア猫の食事に配慮が必要なのは勿論ですが猫の寿命を長くするなら猫が幼い時期から健康の基本である食事には気を使います。特に現代は安価で手頃なペットフードも出回りその他食材も溢れかえってはいますが添加物や農薬も多いため何気なく取り入れていると気づかないうちに毒素を体内に溜め込む事になりかねません。

また少し手間はかかるかも知れませんが年齢ごとに必要な栄養素は違うので猫の成長に合わせてエサを見直し選んであげるのも飼い主さんが猫の寿命を延ばす為にしてあげられることですので是非意識してください。

また猫にとって運動や遊びを通して適度に身体を動かすことは血流を良くし免疫力を高めてくれるという意味でとても大切なことです。猫の場合、犬とは違い自分の意思で家の中など自由に動き回ること可能なケースも多く特に気にする必要はないのかもしれませんがもしあまり動き回ることができない環境であれば改善するか敢えて遊びの時間を作ってあげることが猫の寿命を長くするのには大切です。

自由を好む猫にとって飼い猫として飼い主さん達人間の生活様式に合わせるのは想像以上に苦痛である事も少なくありません。大きな音が溢れていたり子供達がワイワイガヤガヤしている環境では落ち着く事が出来ないのは当然です。また見落としてしまいがちなのは飼い主さんが猫を可愛がりたくてしつこく構う行動は猫にとって迷惑な場合も少なくないのです。

過度なストレスが身体の害になるのは人間も猫も同様です。特に猫には想像以上にストレスが原因で健康状態を悪くすることだってあるのです。大きな音でびっくりすることや寒さで震えること飼い主さんが猫の為に良かれと思っている多頭飼いで他の猫とケンカなど日常生活の中にはストレスになる場面がたくさんあるのです。

飼い主さんとのスキンシップも猫の気持ち最優先です。猫が甘えてきたならOKですが猫の気持ちを考えずにベタベタすると猫にはストレスになることもあるので気をつけます。猫の寿命第一ならば自由気ままにさせてあげる、のんびり生活させてあげるのが肝心なのです。

 

いかがですか。以上が猫の寿命は何歳?ペットとより長く過ごしたいときの対応策です。猫の一生は人の一生と比べれば圧倒的に短いものです。いつかはお別れが来るのならその瞬間には飼い主さんも猫ちゃんも幸せな人生だったと思いたいものですよね。そのためには飼い主さんは猫ちゃんを我が家に迎え入れたその日から何気なく日常を過ごすのではなく常に猫ちゃんに深い愛情を注ぐべきです。

ただ可愛いというだけで猫をペットにするのではなく大切な家族の一員として迎え入れるという感覚は決して忘れないで下さい。健康面・精神面、その他様々なことで猫にとって望ましい環境というのが存在します。それを提供してあげるのは飼い主さんの義務です。小さなことにも行き届いた配慮があれば猫ちゃんはキット長生きして飼い主さんを癒し続けてくれるのです。是非猫ちゃんのいる暮らしを楽しんで下さい。

 


まとめ


猫の寿命は何歳?ペットとより長く過ごしたいときの対応策

・猫の寿命は10~16年
・快適な環境を整える
・食事と運動とストレスが鍵