めだかの飼育で失敗した経験から学ぶ7つの事

めだかの飼育で失敗した経験から学ぶ7つの事
世話が簡単で、どこでも手軽に飼う事が出来るめだか。机の上のペットボトルでも飼う事ができるめだかは、子供から大人まで愛される親しみやすい魚です。

自然にも水質にも強く適応能力が非常に高いめだかは、夏の40度近い高温にも耐えられます。都内近辺の汚染された水の中においても、めだかは生き残っていく力を持っています。

めだかの強さを見習うべく、めだかを飼ってみてはいかがでしょうか。しかし世話が簡単と行っても飼育方法を知らないとせっかくのめだかを死なせてしまうかも。

今回はめだかの飼育を失敗させないための7つのポイントをご紹介しましょう。

水の量に気をつけよう

めだかはとても小さな魚です。その小ささゆえ机の上のペットボトルでも容易に飼育できます。

しかし体は小さくてもとても動きが俊敏です。1匹を飼うならそれこそ大きめなマグカップでも飼育可能ですが、複数飼う場合は水の量に気をつけましょう。

仲間が多く、混雑した環境で育てると、ストレスのため喧嘩する事があります。狭い環境がストレスになるのは人間もめだかも同じでしょう。メダカをカップルで飼育して子供を増やしたい場合、水の量1リットルに対して2匹を目安にして下さい。

 

エアフレーションは使わないようにしよう

金魚、熱帯魚の飼育に不可欠なエアフレーション。新鮮な酸素を提供して快適な水流を作るエアフレーションは魚にとって飼育するには必要だと思いがちです。

しかしめだかはもともと水流のない田んぼなどで生きている魚です。エアフレーションによる水流はめだかにとっては台風のようなもの。強すぎて環境を乱すだけです。エアフレーションは使わないで飼育しましょう。

 

めだかの入手方法に気をつけよう

あなたがめだかを飼う場合、そのめだかをどこで入手するでしょうか。ペットショップに行けば、安い値段でめだかを買う事ができます。しかし高価な熱帯魚の餌にするためにめだかを飼育しているペットショップも多いのです。

狭い環境で仲間とぎゅうぎゅうに生活しているめだかはとてもストレスにさらされています。その上環境の変化が急に起こった場合、寿命が短くなる要因となります。

できればめだかは自然の水田や川辺で採ってきましょう。強くて寿命の長いめだかを飼う事が出来ます。

 

めだかは広く浅い環境を用意しよう

ペットボトルでも飼育出来るめだかですが、複数匹飼うなら広く浅い環境を用意しましょう。田んぼや川辺で生きるめだかは、水深よりも水幅が大切です。洗面器の様な平たい形の容器が最適です。

水換えは慎重にしよう

魚を飼う場合、水は非常に大切です。こまめに変えて、常にきれいな水質にしてあげたいと思うでしょう。

しかしめだかは過酷な自然環境でも育つ魚です。室内で飼育するなら水換えは週に1回程度で大丈夫。池など庭なので雨があたる環境で育てるなら、水換えは全く必要ありません。また、水を一変に取り替えてはいけません。4分の1程度を目安に取り替えましょう。

 

めだかにあった環境を作ろう

魚を飼育する楽しさは楽しげに泳ぐ魚を眺めたり、水槽をきれいに整えて目で楽しむ事でしょう。

しかしめだかは本来自然で生活している魚です。田んぼなど、泥や虫、草などに揉まれた環境が合っているのです。

めだかを飼育するなら、きれいな水槽を楽しむのは諦めましょう。土や水草をたっぷりと与えてあげてください。水槽は水がにごり、草や土で見た目はやや汚いぐらいがめだかには丁度良いのです。

 

めだかのえさに気をつけよう

めだかを飼っているとだんだんめだかが可愛くなってくるでしょう。そうすると、よりめだかが喜ぶ事をしたくなります。たまごの黄身など、すりつぶしてあげてみたくなる気持ちは分かります。

しかしめだかは本来雑食性の生き物です。市販されているめだか用の安いフレークのえさでもとても贅沢すぎると考えて下さい。

人間でも食べ物に不自由しない生活は運動不足や糖尿病などの生活習慣から来る病気を併発しやすくなります。めだかだって同じなのです。できれば水草に付着するゾウリムシやミジンコを争って食べるほうが健康的です。

めだかのえさはあげすぎないように注意しましょう。

 

さて、小さくて可愛いめだか。飼育に失敗してもまた何度も飼ってみたくなりますよね。特別なえさや容器を用意しなくても、手軽にすぐ飼育出来るのがめだかの特徴です。

まずは自宅の庭やベランダで飼ってみてはいかがでしょうか。使わなくなったプランターなどはありませんか?下の穴をふさげば、立派な水槽として活躍できます。

めだかは自然の中で育てたほうが動きも速く、生き生きとした状態を楽しむ事が出来ます。

めだかを増やしたいなら外の環境の方がオススメです。一日の半分程度、日光が当たる場所で育てると、えさとなるバクテリアも増えてめだかも喜ぶでしょう。

適度に太陽に当てると、めだかは活発に酸素を放出します。酸素が充分に行き渡ると水中のバクテリアの働きもよくなります。そしてメダカが出すアンモニアを分解して、水をきれいな状態に保ってくれます。

ぜひこの記事を参考にしてめだかの飼育にチャレンジしてみてくださいね。

まとめ

めだかの飼育で失敗した経験から学ぶ7つの事

.水の量に気をつけよう
.エアフレーションは使わないようにしよう
.めだかの入手方法に気をつけよう
.めだかは広く浅い環境を用意しよう
.水換えは慎重にしよう
.めだかにあった環境を作ろう
.めだかのえさに気をつけよう


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