シャム猫の飼い方とその性格を徹底検証

シャム猫の飼い方とその性格を徹底検証

『シャム猫』と言えば高貴なイメージ・ちょっと冷たいイメージ・ツンとすましたイメージがありますがあの顔と尻尾だけが濃い毛色の特徴的な被毛と青い瞳が印象的で多くの方に知られている猫ちゃんです。

その昔は王族しか飼うことが許されなかったという気品高い猫なのです。シャム猫の見た目は小柄に分類されスラーと手足も長く全体的に細身でとても上品な印象です。そのルックスの上品さやルーツの気品が人気の秘訣ですね。

最近人気の丸い可愛い印象のスコティッシュやマンチカンとは異なる形態の本来の猫らしい猫のイメージを持つシャム猫も根強いファンを抱えています。今回はそんなシャム猫の飼い方とその性格を徹底検証についてお伝えします。



 


シャム猫の飼い方と
その性格を徹底検証

 


シャム猫を飼うときの注意点:保温と保湿


そもそもシャム猫はタイ出身の猫ちゃんなので元々とっても寒がりです。冬場の保温には充分注意が必要です。常に室内の温度に気を付け暖かく過ごさせてあげることが大切です。 また湿度を保つことも苦手なので冬場は温度と共に加湿器などで充分な湿度を保つといった環境管理が必要です。

様々な猫ちゃんがいるなかでも環境には少しデリケートなタイプと言えますね。しかし現代の生活ならばエアコンや加湿器などを上手に利用すれば快適な環境の実現はそう難しくもないですよね。

 


シャム猫を飼うときの注意点:充分な遊びの提供と安全対策


シャム猫は気品あふれる見かけに反し運動が得意な猫種で特に高い所が大好きです。家庭で猫ちゃんが行き来出来る高い所がない場合にはチャットウォークやキャットツリーなどを必ず用意してあげて下さい。飼い主さんとの遊びも楽しむタイプですから『遊んで?』と近寄ってきた場合には飼い主さんは決して面倒くさがらず必ずお相手してあげて下さい。

シャム猫はその活発な性格上イタズラも多いタイプです。それに伴い遊びが過ぎて怪我をするケースも少なくはありませんので怪我をさせない様に注意が必要です。ペットが元気なのは飼い主としては喜ばしいのですが怪我は心配です。猫ちゃんの生活環境の整備・家具の配置などに配慮して充分な対策をします。

どちらかと言えば『わがまま気質』ではあるためシャム猫ちゃん自身が放っておいて欲しいと思う時には1人にさせてかまってアピールをしてきた時には一緒に遊ぶなどご機嫌をうかがいながらお付き合いするのがポイントです。人見知りや住環境の変化には敏感な傾向があるので自ら表に出てくるのを待ってそうでない時はソッとしておくのが大切です。甘えてきたら軽く頭を撫でるなどして安心させてあげます。

 


シャム猫を飼うときの注意点:健康


健康を維持する為に重要なお食事ですがシャム猫はあの見た目やルーツの割には特別エサに注意する必要ないのが特徴です。意外ですよね。特別なものを用意しなくても標準の猫用フードで問題ありません。しかしあの見事な毛並みや体調を考え猫の健康を意識した食事を心がけるのは当然ながら悪いことではありません。

シャム猫の日常的な食事量も『ほどほど』で特別なことはありません。しかしシャム猫という猫種の特徴であるあのスリムなボディを保つためには当然のことながらえさの与え過ぎやカロリー量には多少気をつけたり配慮が必要になるという程度の認識で充分です。

シャム猫の健康面で気になる病気ですが『乳線腫瘍』といって猫の乳部分に固いしこりができる病気になるといわれます。特に腹部の付近の乳にできやすいので普段から注意深く観察してあげます。避妊していない猫ならその発症率は7倍に跳ね上がります。発症した場合ほとんどが悪性のため外科手術が必要になりますので充分に注意してください。

目が内側にはいり視力が衰えてしまう、また物が見え辛かったりする『内斜視』も心配です。遺伝的な病気で治すのは困難です。『内斜視』になってしまったら対策として日常生活の中でよくぶつかる場所があるようならそこにはものを置かないように気をつけ怪我をしない様にすることです。

シャム猫は『ぜんそく』になりやすい猫種といわれています。「ゼーゼー」いうような呼吸がみられたらすぐに動物病院へ連れて行きます。残念なことにシャム猫は他の猫と比べると寿命もやや短めで病気にもかかりやすい猫種であるという印象があり注意は必要です。また特徴であるあの綺麗な青い目は刺激にとても弱いのです。

また腎臓系の病気のリスクも大きくシャム猫に関して言えば他の猫種の2倍もの発症率があり心配な部分ではあります。病気が発症すると脱水状態から衰弱し最悪の場合死に至ることもありますので常に健康管理や観察を怠らず早期発見を心がけ異常があればすぐに獣医に相談する事が大切です。

 


警戒心強く気難しくわがまま


シャム猫は警戒心が強めで慣れるのに少し時間がかかります。気難しくわがままな面もあり初めて猫を飼うご家庭にはあまり向かない猫種で積極的にお勧めはできないタイプです。狭い場所に閉じ込めるとストレスになってしまう繊細なところもあるので注意が必要です。また、とても神経質な性格なので他の品種との共同生活には向きません。

シャム猫はその少し気難しい部分や病気にかかりやすい面もあるため飼い主さんが手をかけ面倒を見てあげる必要がある猫ちゃんではあります。しかしそんなシャム猫の長所と短所をしっかり理解して飼う事が出来る中上級者以上のご家庭には最適な猫と言えます。いわゆる本来の猫らしい猫という意見もあります。

 


賢く好奇心旺盛で甘えん坊


シャム猫はとても賢く好奇心旺盛で知らない人に対しても初めは多少警戒するものの安全だと判断できたら甘えることが出来るタイプです。飼い主さんに対してもとても甘えん坊で一人遊びよりは飼い主さんにおもちゃで遊んで貰うのを喜びます。一般的なクールな性格というイメージとは掛け離れた性格ですね。

シャム猫は警戒心が強い半面、社交的な性格や愛情深い一面も持ち合わせていて一度心を許せば人と遊ぶのも、また甘えるのもとても上手です。活発で元気いっぱいなので家族として迎え入れると楽しい猫ちゃんです。シャム猫は活動的で目立ちたがり屋です。いたずら好きな一面もあるので時には飼い主さんを困らせるようなこともするかも知れません。そんな時にはしてはいけないことは気長に教えるのがポイントです。感受性も豊かな子達です。

 

いかがですか。以上がシャム猫の飼い方とその性格を徹底検証した結果です。自由気ままで好奇心が旺盛、フラ~ッと何処かへ行ったかと思えば次に現れた時には飼い主さんの後をついてまわり「遊んで~」と甘えてくる・・・実に可愛い性格の猫がシャム猫の特徴です。究極のツンデレ猫好きさんの心を奪う条件が揃っているのです。

見た目と性格のギャップは勿論、儚げな面とやんちゃな面を兼ね備えているのは魅力ですよね。シャム猫が人々から長く愛されてきた理由はきっとそこにあるのです。健康面での不安があるのは少し心配ではありますが日頃の健康管理と健康観察を怠らなければ良いのですから是非我が家の家族にシャム猫をお迎えすることも検討してみて下さいね。

 


まとめ


シャム猫の飼い方とその性格を徹底検証

・シャム猫を飼うときの注意点:保温と保湿
・シャム猫を飼うときの注意点:充分な遊びの提供と安全対策
・シャム猫を飼うときの注意点:健康
・警戒心強く気難しくわがまま
・賢く好奇心旺盛で甘えん坊