猫アレルギーでも猫を飼えるかも?アレルゲンを抑える方法 

猫アレルギーでも猫を飼えるかも?アレルゲンを抑える方法 

猫アレルギーは辛いですよね。猫が可愛くて大好きでも抱っこしたり触れたりすると目が赤くなったり、くしゃみが止まらなくなったり。

自分は猫アレルギーだからと猫を飼うことを諦めてはいませんか。そんなあなたに朗報、猫アレルギーでも猫を飼えるかもしれません。アレルゲンを抑えながら猫を飼うことが出来る方法があるというのです。もちろんアレルギーにも程度がありますので、重症の猫アレルギーの方にはお勧めしませんが、軽度の猫アレルギーであれば何とかなるかもしれません。

そこで今日はアレルゲンを抑えて猫アレルギーでも猫を飼える方法をお伝えします。4つのポイントにわけてわかりやすくまとめてみましたので、猫アレルギーだけど、猫が大好きというあなたの参考になること間違いなしです。

 

猫アレルギーでも猫を飼えるかも?
アレルゲンを抑える方法 

 

まず病院で自分の猫アレルギーの状態を調べてもらいましょう

猫アレルギーでも猫を飼う場合、最も重要になるのは自分のアレルギーの程度を知ることです。アレルギーの程度を自己判断で決めるのはとても危険です。必ず病院でアレルギー検査を受け、アレルギーの程度は把握しましょう。

アレルギー科の病院であればアレルギーを抑える薬を処方してもらい、アレルギーの症状を抑えることもできますし、症状によっては減感作療法といい、少しずつアレルゲンを体内に入れることによりアレルギー反応を減らしていく治療をすることも可能です。

 

猫のブラッシングはこまめにしましょう

猫アレルギーの症状を抑えるにはアレルゲンである猫の毛を取り除くことが重要です。猫のブラッシングをこまめに行い、毛が部屋に落ちる前に取り除く努力をしましょう。ブラッシングする際にはマスクを使用することを忘れずに。

ブラッシングで舞い上がった毛を吸い込んでしまってはいけないですからね。また、ブラッシング後はしっかり手を洗うようにしましょう。こまめなブラッシングと合わせて週に1回シャンプーもしてあげればより効果が期待できます。

 

お部屋の掃除もこまめに行いましょう

こまめにブラッシングし抜け毛を防いでも、一緒に生活している以上どうしてもお部屋の中に猫の毛は落ちてしまいます。猫アレルギーの症状を抑えるためにはブラッシング同様、お部屋の掃除が重要になってきます。

抜け毛の掃除がしやすいようカーペット敷きや絨毯は避け、フローリングをお勧めします。猫アレルギーの症状をできるだけ抑えるためにも猫と生活するお部屋と寝室は分けた方が良いでしょう。それでも空気中を舞って抜け毛が寝室まで流れてくることもあります。寝具はアレルギーを抑える繊維を使用した物を使用し、こまめに干したり、カバーの洗濯をしましょう。カーテンも同様にし、こまめに洗濯すればよりアレルゲンを除去できます。

 

猫アレルギーが出にくい種類の猫もいます

猫によってはアレルギーが出にくい種類があります。アレルゲンの元となる体毛のないスフィンクスはもちろんですが、サイベリアンという種類の猫は他の猫より猫アレルギーが出にくい猫といわれています。それは猫アレルギーを起こす原因であるとされる蛋白質の値が他の猫よりも低いからです。この他に比較的体毛の短い、ロシアンブルーやベンガル、オリエンタルショートヘアーなども猫アレルギーが出にくい種類といわれています。

しかし、どの猫も猫アレルギーが出ないわけではありませんし、アレルゲンを全く出さなわけでもありません、また、アレルゲンの分泌量には個体差がありますので、この種類の猫を飼えば大丈夫という訳ではありません。

 

以上、アレルゲンを抑えて猫アレルギーでも猫を飼える方法について4つのポイントに分けてまとめてきましたがいかがでしたでしょうか。

重要になるのは自分のアレルギーの程度を理解し、抑える努力をすることと、猫アレルギーの原因となる抜け毛を除去することのようです。猫アレルギーでも猫に対する愛情が深く、日常の掃除やケアが苦にならないかどうかがポイントではないでしょうか。

アレルゲンとなる抜け毛予防のために飼いねこの前身の毛を短く刈ってしまうという方もいるようですが、この方法はお勧めしません。抜け毛が気にならないほど猫の毛を刈り込むことは人間を丸裸にして生活させるようなもので怪我や病気の原因になります。

また、猫は生き物です。一度猫を飼うと決めたなら、やっぱりアレルギーが酷いから飼うのを止めるなんてことはできません。猫アレルギーで猫を飼う場合には医師と相談の上、猫を一生幸せに出来るのか考えた上で決断してくださいね。

 

まとめ

猫アレルギーでも猫を飼えるかも?アレルゲンを抑える方法

・まず病院で自分の猫アレルギーの状態を調べてもらい、必要に応じて薬の処方や減感作療法でアレルギーを抑える努力をしましょう
・猫のブラッシングはこまめにしましょう
・猫と生活する部屋と寝室は分け、室内の清掃もこまめに行いましょう
・猫アレルギーが出にくい種類の猫も検討してみましょう


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