猫の体は暖かくふわふわしていて、その愛らしい姿を見かけるとつい引き寄せられ触りたくなりますよね。最近は猫カフェなどもたくさん存在し、猫を飼っていなくても気軽に猫と触れ合えるようになりましたね。猫好きな人がどんどん増える一方で大好きなのに・・・触れない。人も増えています。
しかし、猫と楽しく遊んでいるとき妙に鼻がむずむずしたり、体がかゆくなったりした覚えはありませんか。もしかしたらそれは猫アレルギーかもしれません。猫を飼っている方でも実は猫アレルギーだったということもあり得るのです。
というわけで今回は、猫アレルギーの人にみられる典型的な症状についてお伝えします。もしあてはまる症状が出るようなら、一度猫アレルギーを疑ってみてください。
あなたは実は猫アレルギーかも。
触れた時の7つの症状
目の変化はありますか?
目のまわりは皮膚が薄く、粘膜がむきだしになっていますから、アレルギーによる拒否反応が強く出てしまいます。
猫アレルギーの人が猫に触れたり、猫と同じ部屋にいたりすると、目がかゆくなったり なみだが出てきたりします。そのまま目をこすると悪化するので、その場ではできるだけ我慢しあて あとできちんと手を洗うようにしてください。猫を触った後にめをこする。などの状況でもでてくることがあります。
白目が腫れる症状
人によっては、かゆくなるだけでなく結膜の過剰反応によって白目が腫れたり、ぶよぶよとゼリー状に膿んだようになったりすることもあります。はじめはびっくりするかもしれませんが、結膜浮腫というよくあるアレルギー症状のひとつですから、あわてずに様子を見て、お医者さんで目薬をもらうなどして対処しましょう。
喉がおかしくなりませんか?
喉に拒否反応が現れる場合は、ちょうど花粉症と同じような感じで喉の奥がかゆくなったり、いがいがした感じの不快感が出ます。どうしても咳がとまらない場合は、放っておくと器官を痛めてしまいますから、一旦ネコからはなれましょう。
ただこちらは一概に猫限定で現れる症状ではありません。花粉の時期やハウスダストなどが重なって出る場合もありますので、ご注意ください。
鼻水が出る くしゃみがでる
鼻水や、くしょみが出る。一見風邪かな?と思う人がほとんどです。しかしこちらも猫アレルギーの一種なのです。
猫の近くにいると鼻がむずむずし、鼻水がでてきます。猫アレルギーの人は、体が猫のフケなどを風邪菌などと同じ有害物質と勘違いしてしまっているので、なんとか体内から追い出そうとしてくしゃみが止まらなくなってしまいます。
肌に異常が現れる
猫に触ると皮膚にかゆみを感じたり、蕁麻疹のように肌が赤くなってしまうケースもあります。すぐに症状がでる人もいれば、しばらくしてから肌に異常があらわれる人もいます。時間がたってからですとわかりづらいケースもありますので、猫に触れたかどうかを覚えておくといいでしょう。症状がおさまらないようなら、お医者さんに相談してお薬をもらいましょう。
唇が腫れる症状
猫が好き過ぎて猫にキスをしてしまう人もいます。自分が猫アレルギーかどうかはっきりしていないうちはやめましょう。唇が猫の体から発せられるアレルゲンを感知すると、むずむずとかゆくなり、だんだん赤く腫れてきます。
目とおなじように、そのまま手でこすってしまうとさらに痛くなったり、悪化したりしますから、できるかぎり触らないようにこころがけてくださいね。なかには、顔全体が赤く腫れてしまう人もいます。女性ならなおさら、恥ずかしいですよね。気を付けて猫と触れ合うようにしましょう。
呼吸が苦しくなる症状
猫の発するアレルゲンに呼吸器官が反応するため、ぜんそくのように呼吸が苦しくなってしまう人もいます。ゼーゼーと息が苦しく、咳こんだりヒューヒューという胸からの音が出ることもあります。
このような症状がある場合は、悪化すると呼吸困難になる可能性がありあぶないですから、病院にいってお医者さんにみてもらいましょう。
心当たりのある症状はありましたでしょうか。アレルギーの症状は人それぞれ、体の色んな部分で発現しますから、気になる人は一度調べてもらうといいでしょう。
猫アレルギーの検査をするには、病院に行って血液検査をしてもらいます。その結果をふまえ、無理のない範囲での猫との付き合い方を探していってください。
それでも猫を飼いたい人は、症状の度合いや対処法をお医者さんと話し合って、きちんと責任をとる準備ができてからネコをおうちにむかえてあげましょう。
まとめ
猫アレルギーの可能性がある症状
・目の変化はありますか?
・白目が腫れる症状
・喉がおかしくなりませんか?
・鼻水が出る くしゃみがでる
・肌に異常が現れる
・唇が腫れる症状
・呼吸が苦しくなる症状