まず、マンチカンの特徴は、なんといっても足の短さです。
それでも、ほかの猫たちと変わりなく高いところでもジャンプしてあがったりして、とても活発に動きます。
飼い主にとって、マンチカンの足が短いところに惹かれるようですが、他にもひとになれやすく、甘えん坊ないち面もまた、マンチカンの飼い主にとっては、可愛らしくてたまらないみたいです。
ここで、マンチカンの魅力にはまってしまったり、飼ってみたいと思っている人たちが信頼して安心できる良ブリーダーとマンチカンに出会えるためのポイントをお教えしましょう。
マンチカンの良ブリーダーを探すための7つのポイント
ブリーダーとは
ブリーダーとは、もともと血統書付きの良質な犬や猫などを繁殖させて、しつけや健康管理もきちんと行ないながら育てることです。そして健康な子犬や子猫だけをブリーダーが直接販売したり、ペットショップなどで販売したりします。
そして、繁殖して販売したりするなら国の決まりで「動物取扱業」「動物取扱責任者」の登録が必要なので、まちがいなく登録されているかの確認も必要です。
良ブリーダーに出会えたら、これからマンチカンと共に暮らしていくうえで困ったこと、心配なことなどの相談ができるので安心できます。
猫のブリーダーになるための条件
とにかく「猫が好き」というのがいちばん大事なの条件でしょう。そして、いつでも猫の健康管理や衛生管理などが必要なのでブリーダーのやるべきことは責任もってできる人です。
マンチカンだけを専門にしているブリーダーなら、マンチカンがとにかく大好きで健康管理などはもちろん、マンチカンの性格や特徴、マンチカンに関する知識があるブリーダーは良ブリーダーだといえます。
良ブリーダーといわれる人たちは、経験や知識をもっと向上させるために「愛玩動物飼養管理士」や「ペット栄養管理士」などペットに関する様々な資格を取得しています。また、これからブリーダーになりたい人たちにも注目されている資格は「ペット繁殖指導員」です。
この資格は、国家資格や民間資格ではなくペットに関する資格なので比較的取得しやすいと思います。
これらの資格を取得しているかということも良ブリーダーを探すひとつの目安となります。
ペットショップとブリーダー
ペットショップでマンチカンと出会いたい人もいるでしょう。ペットショップのペットたちの愛らしさには惹かれます。なかには、店内に広いスペースをつくって、できるだけ自由に動き回るところを見てもらえるように考えているショップもあって、丁寧な説明をしてくれるところもあります。
最近のペットショップでは、販売されている犬や猫たち一匹一匹の値札にブリーダーの名前や出生地を書いて貼ってあるところが多いので、確認しておくといいでしょう。
ペットショップではなくブリーダー直販の利点としては、ブリーダーも飼い手側も直接会うことで安心できます。
また、ブリーダーはマンチカンの子猫たちを産まれたときから世話しているので、それぞれの子猫たちの性格などを知ることができますし、親猫にも会わせてくれます。良ブリーダーなら直接見に来ることを拒むことはありません。
元気なマンチカンに出会う
元気なマンチカンと出会うためには、まずブリーダーやペットショップを見極めることが大切です。運悪く悪徳業者から購入すると、飼い始めた途端に動物病院通い、ということもあるようなのです。
ひどい話では、飼い始めて3日で死んでしまったというケースもあるようです。間違っても悪徳業者から買ってしまい、マンチカンの可哀想な姿を見ることだけは避けたい…。
・毛並み…毛のつやが悪くないか、抜け毛が多くないか、ノミやダニはついていないか。(毛や寝床に黒いつぶつぶがついていたら、それはノミやダニの糞です)
・手・足…足の裏に怪我はないか、爪は割れていないか。
・おしり…しっぽを持ちあげて、肛門付近もチェック。
健康であればきれいなのですが、米粒大の白いつぶつぶなどが付着していた場合は寄生虫を疑います。おしりをこすりつける様子などがないか
上記を気をつけてみてみましょう。
優良ブリーダーの特徴
本当に動物が好きで、動物のために汗を流してお世話し、動物と愛情深く接している優良な業者さんだってたくさんいるのです。
見学に快く応じてくれるか、もしくは見学に来てください、と言う
その動物の特徴に詳しい・生後2ヶ月以降の動物を販売している
・ワクチン接種の証明書をもらえる
・当然、動物取扱業者登録番号を持っている
・ワクチン接種の日にちもきちんと教えてもらえる
・施設が清潔
・買い手側の家庭環境や飼育環境をたずねてくれる
・親や兄弟・姉妹を見せてくれる
・その動物のウィークポイントを教えてくれる
・販売後も、様々な相談に応じてくれる
みんなのマンチカン子猫ブリーダー
「みんなのマンチカン子猫ブリーダー」とは、ブリーダーやキャッテリーの子猫を直接購入できるサイトです。
このサイトの中で行われる取り引きは、2013年9月に施行された改正動物愛護管理法によって、ブリーダーなどの第一種動物取扱業者(哺乳類・鳥類・は虫類の販売を業として営む者)は、購入する側と直接対面して、販売する動物の状況や必要な情報を提供することを義務付けられたことを厳守しています。
そのおかげで、どこのブリーダーの施設でも快く見学させてくれるので、安心してお気に入りの子猫を見つけることができます。
ブリーダーとキャッテリーの違い
「みんなのマンチカン子猫ブリーダー」のサイトを見ると、キャッテリーというものがどういうものなのか気になったので調べてみました。
「ブリーダー」と「キャッテリー」は、どちらも猫を繁殖させるということでは違いがないようです。「キャッテリー」というのは、猫の繁殖家のことをいいます。
「キャッテリー」と名乗ることができるのは、正規の血統書を発行して認証している「TICA」と「CFA」という2つの団体が正式に認定された猫繁殖家だけのようです。そして、この団体に認められるのには「登録ナンバー証」を持っている純血統猫がいることが条件になります。
よって、「キャッテリー」の猫は、間違いなく純血統の猫だといえます。
いかがですか。マンチカンとのいい出会いになるためにも、いいブリーダーとも出会ってほしいと思います。そのために、ブリーダーと直接会ってマンチカンのことで聞いておきたいことなど、納得できるまで話をしてください。
商売だけを考えるブリーダーでなければ、どんなこまかな相談でもきちんと対応してくれて、マンチカンと飼い主のお互いがいいパートナーとなってくれることを願っています。
まとめ
マンチカンの良ブリーダーを探すための7つのポイント・ブリーダーとは
・猫のブリーダーになるための条件
・ペットショップとブリーダー
・元気なマンチカンに出会う
・優良ブリーダーの特徴
・みんなのマンチカン子猫ブリーダー
・ブリーダーとキャッテリーの違い