金魚の飼い方で注意するべき7つのポイント

金魚の飼い方で注意するべき7つのポイント

金魚の飼い方と言えば、様々なペットがいる中で、金魚飼育は一般的には簡単な部類だというイメージがありますよね。

金魚と言えば、まず思い浮かべるのは、あの特徴的な金魚鉢の中、一人(一匹)優雅に泳ぐ金魚さん、または、小学校の教室、ロッカーの上に置いてある大きな水槽の中で、楽しそうに追いかけっこしている金魚達、愛嬌があって、ずっと眺めていても飽きない出目金さん。

しかし、実際に飼ってみると、案外金魚の飼育って難しい事もあるものなのです。では、そんな金魚の飼い方で注意するべき7つのポイント、お教えしましょう。



 


金魚の飼い方で注意するべき7つのポイント

 


季節毎の配慮が必要です。


金魚は季節によって活動する時期や、ゆっくり休む時期があるのをご存知ですか。金魚を飼育する際には、水温を一定にするとか、一年を通じて変わらぬ管理をする事が大切と思われがちですが、実は、金魚達には季節を感じさせることが大切という考え方もあるのです。

そうすることにより、メリハリがつき、自然環境と同じ条件で暮らすことができ、金魚達にとっては良い事だというのです。 因みに、水温を15~28℃に保つことが金魚にとって快適であり、健康で元気に過ごすことができます。

例えば、寒い冬を越え、少しずつ暖かくなってくる春には、水温が上がり金魚達も活動を始めます。この時期から初夏にかけては、条件が整えば産卵することもあります。

水の交換は、新しい水3:古い水7くらいの割合で水換えをし、少しずつエサの量を増やしていきましょう。

いよいよ梅雨の時期になると、じめじめとして、金魚達も病気になりやすい季節に入ります。 この時期には、エサを与えすぎたり水が汚れたままにならないように、充分な配慮が必要です。常に、病気の予防を心がけましょう。

梅雨を越え、夏真の盛りには、金魚はぐんぐん成長します。この時期の管理はエサや水換えの回数を多くして金魚の成長を促進させましょう。また、夏の水槽環境で特に問題となるのは、水温の上昇とコケの大繁殖です。

それらの問題の解決のカギは、水温上昇を防ぐには水槽は日光が当らない様にきちんと遮光し、なるべく温度変化が少ない「家の中央寄り」に設置すると良いでしょう。更に、コケの大繁殖の主な原因としては、照明の点灯時間が長すぎる事、太陽光が多く入りすぎる事、飼育水の中に栄養となる硝酸が多すぎる事などですので、早朝から夕方遅くまで長時間太陽光が当たる夏場は、あえて日中は水槽用の照明を使わないようにすると良いでしょう。

その他エアレーションや水流を工夫する、部屋の換気通路を確保する事も、水温を下げる効果があります。 金魚でも、暑すぎると熱中症の様な物になることもあるので、水温の上がりすぎには充分注意が必要です。水替えし、水質の浄化を行いましょう。また、濾過装置の能力も確認してください。

秋は、たくさんエサを食べた金魚が、赤く美しくなる季節です。しかしながら、人間が季節の変わり目に体調を崩す様に、金魚も水温の変化などで体調を崩す事があるのです。動きが鈍かったり、あまり元気がない時には気温の変化に合わせ、ヒーターを入れるなどして対応します。

冬、水温が10℃以下になると、金魚はじっとして動かなくなります。秋までにたくわえた栄養を使い、冬眠をして過ごします。しかし、日によっては暖かい日もあるので、活動する日もあるようです。

気温に合わせてエサを与えたり、少しずつ水を入れ替えるなどの管理をしましょう。

 


水質の管理をしましょう


循環式ポンプを使用している場合、ポンプのフィルタ部に、綿のようなフィルタを追加して入れることで、更に水質が安定するのでお勧めです。

屋外で飼育する場合には、大きめの水槽を使用し、金魚の数が、数匹であれば水草を入れておくことで、ポンプなしでの飼育も可能です。また、水温を一定に保ったり、急な水温上昇をさせない為には、直射日光の当たらない場所での飼育が望ましいでしょう。

カルキ(塩素)を抜いたり、バクテリアを水槽内の水に入れ、金魚飼育用の水を作ります。水は頻繁に交換しない方が良いとされています。

バクテリアが、金魚の出すアンモニアや排泄物を分解して、金魚の飼育に適した環境を作る役割をします。バクテリアは、しばらく金魚を飼育していると、自然に繁殖するものですが、飼育している金魚の数が多いと、バクテリアの処理が水質悪化に追いつかないという事態が起こります。

水槽の水を臭った時、「ツン」という刺激臭がある時は、水が上手く浄化できていない証拠です。金魚が中毒になる可能性もありますので、バクテリアを入れてあげましょう。

万が一、金魚に病気が出た場合の処置としては、とりあえず唐辛子(鷹の爪)か塩による治療を試してみて下さい。白点病と尾ぐされ病の金魚には唐辛子、更に調子が悪い金魚は、他の金魚から隔離し、バケツ等による塩水浴で様子を見ましょう。

この時、餌は入れず、断食する事もポイントです。なお、これでも病気が治まらない様な場合は、水槽内の水がアルカリ性になっている場合も考えられますので、水槽内を「弱酸性」にすることで改善する事もありますので、覚えておいて下さい。

 


水槽のディスプレーのお勧め


水質を安定化するという意味もある「砂」を入れるのもお勧めです。石灰(貝殻等)を入れてみるのも良いでしょう。ペットショップ等で販売している、水質を安定させる砂(GEXの濾過一番サンド等)を入れると、水質が安定する様です。

水草の役割は、水質の浄化になる・数日外出で餌をあげられないときの餌代わりとしてつかえる・どじょうの休憩場所としてつかえる・魚の隠れがとしてつかえる・魚同士の仲が悪いとき、魚の視界を妨げることで魚同士の喧嘩を減らすことができるなど、さまざまなメリットがあるので用意しておくと良いと思います。

しかし、水草には、虫や病気が付着してくることがありますので、水槽に入れる前には水道水で洗うなどをしてください。

また、金魚達の住みかとして、コップなど、魚が隠れられるような物を入れてあげましょう。金魚がそこに入って寝たり休憩をとったりします。また、循環式ポンプ等で水槽の水流が早くなってしまう場合、小さな魚はその住みかに入って休むこともあるのです。

 


金魚すくいの金魚は、元気な金魚と混ぜてはいけません


金魚すくいの金魚は、必ずと言って良い位、病気を持っていると考えておいた方が良いでしょう。餌に抗生物質を混ぜて与えられている魚もあるという話もある程なので、数ヶ月で一斉に死んでしまう可能性もゼロではありません。

金魚すくいの金魚は、別の水槽で1ヶ月程度飼育し(塩浴しておくのも効果的です)、病気でない事を確認した上で、元気な金魚と混ぜる様にしましょう。

 


水槽に見合った飼育する数があります


水槽の大きさにより、飼育に適した金魚の数があります。水槽には、一般的な金魚ばちや様々な大きさの水槽などがありますが、また、金魚自体の大きさもありますから、一概には言えませんが、おおまかな目安をご紹介しましょう。

金魚ばちなら、中型で1~2匹程度。45cm水槽なら中型で3~4匹程度。60cm水槽なら中型で5~6匹程度です。

金魚すくいサイズの、いわゆる小赤と言われるタイプの小さい金魚であれば、、もう少し多く入れることもできるでしょう。

なお、金魚を多く入れすぎてしまうと、金魚が出したアンモニアを、バクテリアが浄化しきれずに、水質が悪化してしまい中毒死してしまう事があります。

 


金魚のエサは?


餌の種類
金魚に与える餌は、市販の金魚専用の餌が良いでしょう。餌の種類も様々ありますので、良く検討しましょう。

エサの種類や与え方によっては、水を汚してしまう心配がありますので充分に注意が必要です。

また、「虫」系の餌もありますが、寄生虫が混ざっている可能性もありますので、注意しましょう。

量・回数についても配慮が必要です。例え、金魚がいくら欲しがっている様子でも、餌やりは、一日一回程度にします。量もエサの種類によりますが、少量が良いです。目安は、数分で食べきれる量です。例えば金魚の餌を5~10粒程度×金魚の数というところでしょう。

エサの食べ残しが出てしまった時は、必ずアミですくって取り出してください。特に、夏場は残った餌で水が腐り、水質が悪化する為、金魚達にとって望ましくありません。

 


金魚の病気に気をつけましょう


金魚は、飼い始めた当初は、よく病気になる物です。金魚飼育初心者にとって、金魚の体調を見分ける方法、ポイントは「背びれ」です。

元気な金魚は背びれが「ピン」と立っているものです。様子がおかしい金魚の場合は、背びれがたたまれていたり、縮んでしまっている物です。その様な様子が見られたら、水質悪化や病気など、なんらかの以上が有る為、調子が悪いと考えてみるべきです。

体表の白い点々などの異常は、「白点病」という病気にかかっている事を疑ってみて下さい。「白点病」は、寄生虫の一種で、体表にくっついて金魚の栄養を吸い取り、また体表に傷をつけます。

「白点病」にかかる金魚は、案外、多く、さまざまな治療を試みましたが、失敗も多いものです。しかし、「唐辛子療法」は、比較的高確率で有効であると言われています。

尾の異常もあります。尾が消えてしまったり、骨だけが露出する病気です。尾がやせ衰えていったり、尾の中にある骨のような白い筋が露出していた場合、「尾腐れ病」などの病気でしょう。この病気にも「唐辛子療法」が有効な様です。

 

いかがですか。以上が、金魚の飼い方で注意するべき7つのポイントです。何と言っても大切なのは、飼育環境であり、水槽内の水質管理でしょう。

金魚が、元気に泳いでいる様子を眺めていると、心が洗われ、のんびりした気持ちになれますが、以前は、金魚って飼い主である人間には無関心なのかな?淋しいなと、思っていました。しかし、現在飼っている我が家の金魚達が、そうではないという事を教えてくれました。

それは、金魚も犬や猫、ハムスターなどと同様に、人とのコミュニケーションが取れるという事がわかったのです。

主に、エサの時間ですが、エサをあげようと水槽の前に立つと、我先にと金魚達が水槽の壁に近づき、欲しい欲しいと言わんばかりに、綺麗な尾をフリフリして見せてくれるのです。その内、私が水槽の前を通り過ぎるたびに、そのダンスを見せてくれる様になりました。

可愛いでしょ?あなたも、金魚達の可愛いダンス、見てみたくなったのではないですか?

 


まとめ


金魚の飼い方で注意するべき7つのポイント

・季節毎の配慮が必要です
・水質の管理をしましょう
・金魚すくいの金魚は、元気な金魚と混ぜてはいけません
・水槽のディスプレーのお勧め
・水槽に見合った飼育する数があります
・金魚のエサは?
・金魚の病気に気を付けましょう