ネコは、基本的に自分のテリトリーから外に出たり、環境が変化するのがちょっとニガテだといわれています。
でも、なにか大切な用事があったり、検診などで病院に行かなくてはならないときなどは、そんなネコにもがんばってお外に出てもらわなければなりません。
また、さみしがりやで飼い主さんが大好きなネコちゃんの場合、おでかけよりお留守番のほうがストレスが大きかったりする場合もありますよね。
というわけで今回は、たいせつな愛猫をお外に連れて行くときの、注意すべきポイントをまとめてみました。参考にしてみてくださいね♪
愛猫を外に連れて行くときに
注意したい7つのこと
こわがるネコには慎重に
まず、家猫ちゃんをお外に連れて行くときは、びっくりさせたり、無理をさせないように注意しましょう。
家猫ちゃんは、もともと野良だった子などにくらべ基本的にちょっとこわがりでビビりな傾向があるので、お外に抵抗があるようならはじめは抱っこしてベランダに出てみたり、ちょっとお家のまわりを歩いてみたりして、すこしづつお外に慣れさせるようにしてくださいね。
持ち物の準備は万全に
ネコとおでかけするときに持っていく基本セットは、キャリーバッグもしくはキャリーケース・猫トイレとビニール袋・お水・ウェットティシュです。お泊りしたりするときはいつも食べているごはんも持っていくといいでしょう。
また、ネコの機嫌を少しでもよくするために、好きなおやつやネコが安心するもの(においのついたオモチャやおふとんなど)なども持っているとよいでしょう。
車ではネコの安全が第一
ネコちゃんとおでかけする際の移動手段は、車になることが多いと思いますが、なるべく仔猫のころからのせていれば車での移動に慣れてくれる可能性が高いです。
ネコちゃんは、わんこと違ってトイレでしか排泄しませんから、トイレも忘れずに車に入れてくださいね。また、これは人間の赤ちゃんでも同じですが、暑い夏などにネコちゃんを車内に放置するのはぜったいにやめてください。
ネコの体を第一に、安全なドライブを心がけましょう♪
電車ではマナーを守ろう
公共の交通機関を使わなければいけないときは、人間の料金にくわえ手荷物量を支払い、かならずケージにいれて乗車させます。車内では、通路などにはみだしてほかのお客さんの邪魔にならないように、飼い主さんの足元においておきましょう。
ケージのなかに普段使っているおきにいりのブランケットなどをしいてあげると、揺れの衝撃を吸収してくれますし、ネコちゃんの不安も少し和らげてくれます。
お散歩は無理強いしない
街をあるいていると、まるでイヌのようにネコを連れておさんぽしている人をたまに見かけます。
珍しいのでちょっとびっくりしますが、なんだか可愛くてほっこりしますよね♪じつは、猫にもおさんぽ用のリードがあるのです。
こればかりは猫ちゃんの性格によるのですが、もしリードに抵抗がなく、お外が好きならいっしょにお散歩できます。ただしネコは強制させられるのが苦手なので、嫌がるようなら無理強いはしないよう注意してくださいね。
お泊りはネコフレンドリーなお宿で
移動やお泊りなどがネックになりなかなか連れていけないことが多いですが、もし飼っているネコといっしょに旅ができたら素敵ですよね☆さいきんは、そんな需要にこたえてネコといっしょに泊まれるお宿がすこしづつ増えてきました。
ちゃんとしたホテルなどだとやはり難しいですが、ネコ好きのオーナーさんが経営しているペンションなどがけっこうあるので、探してみましょう♪お泊りするときは、必需品をちゃんと持参して迷惑をかけないよう気をつけましょう。
おでかけもネコの気分しだい
おでかけがちょっと好きになってきたら、さいしょは近くの公園にいってみましょう♪ネコちゃんも探検をして遊んでくれるかもしれません。
慣れてきたら、ペットOKのレジャー施設などを探して、いっしょに遊びにいってみてもいいかもしれませんね☆東京からアクセスしやすい観光地でいうと、軽井沢などはペット入店OKのお店が多いです。
ネコちゃんによって、それぞれどんなところが好きなのか違いますから、飼い主さんの判断でネコが喜んでくれそうなところに連れて行ってみてください☆喜んでくれなくてもガッカリしないでくださいね♪
いかがでしたか。ネコのおでかけは基本的に、常に飼い主さんの横を喜んで歩いてついてきてくれるわんこのようにはいきません。
お散歩に行っても、歩いてくれるかもしれないし、くれないかもしれない。おでかけスポットに連れて行っても、楽しく遊んでくれるかもしれないし、くれないかもしれないのです。旅の行方はいつもネコまかせです。
それでも、愛猫とともにおでかけした時間は大切な思い出になりますから、ぜひあなたもネコちゃんを連れて、おでかけを楽しんでくださいね☆
まとめ
愛猫を外に連れて行くときに注意したい7つのこと
・こわがるネコには慎重に
・持ち物の準備は万全に
・車ではネコの安全が第一
・電車ではマナーを守ろう
・お散歩は無理強いしない
・お泊りはネコフレンドリーなお宿で
・おでかけもネコの気分しだい