あなたはペットゲートの購入を検討していますか。
小さいお子さんがいる家庭などは、ペットが家のなかで行動できる範囲を、ある程度制限しないといけない場合がありますよね。ペット自身の安全を確保するためにも、ペットゲートはとても便利なツールです。
ペットゲートと言っても、さまざまな種類が販売されています。材質ひとつとっても、木製、スチール、布などがあります。木製のペットゲートは、ペットへの傷が生じる心配もなく、最もスタンダードです。
また、ペットゲートだけで自立できるものや、つっぱりが必要なものなど、いろいろあります。お住まいの住居環境をよく考慮した上で、最適なペットゲートを選ぶことが必要です。ペットゲートを選ぶときに、注意したほうがいい7つのポイントについてお話します。
ペットゲートを選ぶ時に
注意したほうがいい7つのポイント
適切なサイズのペットゲートを選ぶようにしましょう
ペットゲート設置を検討される場所は、玄関やキッチン、階段などの周辺が多いです。市販のペットゲートは、既製品となり、サイズがあらかじめ決められています。実際にペットゲートを設置したい場所のサイズを、購入前に十分に確認するようにしてください。
市販品のペットゲートは、おもに幅90cmと幅110cmがほとんどです。なかには幅180cm対応のペットゲートもあります。まずはお住まいのペットゲート設置場所の幅を実測してみてください。
壁を傷つけないように注意しましょう
特に賃貸物件にお住まいの人に注意いただきたいのが、壁への傷についてです。多くのペットゲートは、つっぱり型といって、壁と壁との間に棒をつっぱった状態で設置します。その際に、つっぱることによる圧力で、壁を傷つけてしまう場合があります。
つっぱり型のペットゲートを設置する際には、十分に注意してください。木の板などを緩衝材として壁との間に挟むと、壁への圧力が減って傷がつきにくいです。
希望通りのペットゲートが見つからなければ、自作してしまいましょう
市販品のペットゲートでは、お住まいの部屋の条件に合わないという場合も出てくるかと思います。そんなときには、ホームセンターなどで材料を買って自作してみましょう。意外と簡単にできるものです。
簡易的なものでは、つっぱり棒2本と布でペットゲートができてしまいます。サイズはもちろんのこと、高さや柄など、お住まいの部屋に合わせて自由自在に作ることができるのが魅力的ですね。
安定性を確保しましょう
自立型のペットゲートを検討する場合には、安定性を確保できるかどうかが最も重要です。ペットゲートの脚にストッパーが付いているものが望ましいです。立てる場所はフローリングなど安定感のある場所を選んで下さい。
元気な愛犬が多少いたずらしても大丈夫なくらいが理想的です。事故防止のために、ペットゲートを使用しないときには、たたんで安全な場所に収納しておくのが良いでしょう。
人がまたげるくらいの高さが良いです
ペットゲートを設置したい場所は、だいたいが家の中心部分にあたることが多いと思います。動脈ラインでもあるので、私たち人間も頻繁に通ることになるでしょう。私たちが通るたびに、ペットゲートのドアを開けたり閉めたりするのは、かなりの手間となってしまいます。
ペットが飛び越えられない程度の高さで、且つ、私たち人間がまたげるくらいの高さが理想的ですね。
購入したペットゲートの注意事項をよく確認しましょう
ペットゲートはそれぞれに注意事項が明記されています。正しい方法で使用しないと、ペットがペットゲートの隙間をすり抜けてしまったり、ペットゲートが何かの拍子で倒れてしまい、事故につながりかねません。
購入した後には、必ず注意事項を確認してから、お住まいの部屋に設置するようにしてください。
ペットが乗り越えることを想定して設置しましょう
ペットゲートを設置したからといって、100%仕切れるわけではありません。何かのはずみでペットがペットゲートを乗り越えてしまうことも、可能性として考えられます。
万が一のことを考えて、ペットが乗り越えたとしても、人身や物損などの事故につながらないように配慮しましょう。
いかがでしょうか。私たち人間やペットの安全を確保するために、ペットゲートを設置するのが本来の目的です。しかし、選び方や使い方を誤ってしまうと、逆に危険が生じる場合があります。本末転倒になってしまうわけですね。
あなたの家庭の状況、ペットの習性や習慣、住居状況などを、よく考慮した上で、ペットゲートを選ぶようにしてください。購入・設置した後も、こまめに様子をみてあげるようにしてください。
何か危ないことが起こりそうな場合には、設置の仕方を変えたり、新しいペットゲートを購入したり、いろいろと工夫してみてあげてください。あなたとペット、双方がお互いに気持ちよく生活できる空間になるといいですね。
まとめ
ペットゲートを選ぶときに注意したほうがいい7つのポイント・適切なサイズのペットゲートを選ぶようにしましょう
・壁を傷つけないように注意しましょう
・希望通りのペットゲートが見つからなければ、自作してしまいましょう
・安定性を確保しましょう
・人がまたげるくらいの高さが良いです
・購入したペットゲートの注意事項をよく確認しましょう
・ペットが乗り越えることを想定して設置しましょう