クワガタの飼い方で注意しておくべき7つのポイント

クワガタの飼い方で注意しておくべき7つのポイント

カブトムシと並んで子どもたちの憧れと言われ続けているのがクワガタですね。クワガタは幼虫から入手して成虫まで孵化させれば、その時の感動はひとしおです。国産のクワガタだけでも何種類かのクワガタがいます。

その性格も飼い方もいろいろで代表的なものに、ノコギリクワガタ、オオクワガタ、ミヤマクワガタ、コクワガタなどがいます。

どの種類も子どもたちには大人気のクワガタです。クワガタの入手方法から飼い方について注意すべき点についてまとめてみました。ぜひ、クワガタの飼育を通じて昆虫の不思議で感動的な世界を体験してみてはいかがですか?



 


クワガタの飼い方で
注意しておくべき7つのポイント

 


幼虫を入手しよう


クワガタを飼育する楽しみの1つに幼虫から孵化させることがあります。国産のクワガタの幼虫は成虫が多く生育する雑木林の朽木の中から見つけることができます。ただし、私有地で割木することは絶対にやめましょう。

国有林や公営林でもむやみやたらに割木してしまうと、クワガタの生育できる環境が壊されて朽木に棲む生物が減ってしまう原因になります。

最近ではペットショップやインターネットショップでクワガタの幼虫を購入することができます。いろいろな種類の幼虫を購入することができ健康管理もしっかりされている個体なので、初心者にはオススメです。

 


飼育ケースの用意しよう


クワガタの成虫を飼育するケースは、プラケースが一般的です。鑑賞して楽しむのか、繁殖を目的にするかによって飼育ケースの大きさを決めましょう。

繁殖を目的とするならひとつがいのオスとメスを1つのプラケースに入れて飼育するので少し大きめのケースを用意します。何組ものペアを同じ飼育ケースに入れるのはケンカをしてお互いを傷つけあってしまいます。

やがて弱って死んでしまうので多頭飼いはやめて下さい。クワガタを鑑賞する目的で飼育するのなら、1頭ずつ飼育ケースを分けて飼いましょう。比較的、性格が荒いと言われるヒラタクワガタはつがいで飼っていてもオスはメスを挟み殺してしまうことがあるので、注意しながら観察しましょう。

 


発酵マットを選ぼう


クワガタの幼虫を飼う場合に、特に注意したいのが発酵マット選びです。発酵マットとは、おがくずを発酵させて幼虫が食べやすくしたものです。

発酵マットにはいろいろな種類があり、幼虫時代に栄養豊かなマットを食べることで大きな個体の成虫になります。繁殖させるために、クワガタを飼っている場合には、産卵用の発酵マットを用意して、そこに卵を産ませるようにしましょう。

成虫のオスのみを飼育するなら、おがくずマットだけでも飼うことができます。発酵マットもおがくずマットも適度に湿っていることが重要です。乾燥してきたら霧吹きスプレーで水分を与えます。

 


転倒予防の木を入れよう


クワガタを飼育する際には、飼育ケースにはのぼり木を入れるようにしましょう。クワガタは転倒してしまうと、何かにつかまらないと起き上がれません。

長い間、起き上がらずにいると弱って死んでしまいます。のぼり木の代わりに小枝や木の葉でもかまいません。最近では、ペットショップなどで木にエサ入れ用の穴が空いているものも売られています。

エサ入れとのぼり木が併用できるので便利ですね。クワガタの産卵用や幼虫のエサとして販売されている朽木でも構いませんが、朽木はカビが生えやすく見た目が気になる場合は、のぼり木として使うのはやめましょう。カビ自体は成虫にとって、特に問題になることはありません。

 


エサの事★


クワガタは樹液や桃などの果実が好物です。最近では、ペットショップやホームセンターなどでクワガタ・カブトムシ専用のゼリーが売られています。

クワガタ・カブトムシ専用ゼリーは、栄養バランスを考慮して作られているので安心して与えることができます。1つ1つ個包装になっており保存も簡単で安価です。果実を用意するのは大変ですから、手軽な専用ゼリーを与えることをオススメします。

繁殖を専門とするブリーダーのために、高タンパク、高カロリーのものが開発されています。

 


繁殖させてみよう


「成虫から卵を産ませて幼虫を育て孵化させる」昆虫好きの人なら、誰でも自分で繁殖させてみたいと思いますよね。クワガタを繁殖させるにはオスとメスの1匹ずつのペアを用意します。成虫になってから6ケ月~1年ほど経った成熟したオスとメスがよいでしょう。次に産卵セットを用意します。

飼育ケースに発酵マット、菌糸ブロック、転倒防止の止まり木、枯れ葉、エサを入れクワガタのペアを入れます。産卵セットは直射日光の当たらない場所に置いておきましょう。室温は25℃前後が理想です。オスとメスのペアを入れてから1~2ヶ月後に幼虫、卵の取り出しをします。

取り出した幼虫は、一匹ずつ菌糸ビンに入れ育てます。卵は幼虫になるまでカップなどに発酵マットを入れそこで飼育します。菌糸ブロックや菌糸ビンはインターネットなどで購入することができます。菌糸ビンに入れた幼虫は10~12ヶ月で成虫になります。

 


外国産はリリースしないようにしよう


近年、国産のクワガタだけでなく、海外からいろいろなクワガタが持ち込まれ販売されています。

クワガタ好きな子どもやマニアには、とても喜ばしいことです。自宅で楽しみながら観察や繁殖するのは問題ないのですが、飼えなくなったからクワガタを山へ捨てたり、知らないうちにケースから逃してしまっていたということが残念ながら起きています。
外国産の生物が日本国内で繁殖すると、生態系のバランスを崩してしまいます。日本国産のクワガタやカブトムシの生育にまで影響を及ぼす事にもなりかねません。外国産のクワガタを飼う場合には、管理をしっかり行い無責任に捨てる、逃がすことのないように充分気をつけて下さい。

 

いかがでしたか。クワガタは小さい頃から慣れ親しんできた昆虫です。そのクワガタを自分で飼ってみることで、以前は気づかなかった新たな発見があるかもしれません。

成虫しか知らなかった人でも、幼虫から飼育することで、繁殖に難しさや幼虫の飼育方法など、生命の不思議に触れることができます。

クワガタにもたくさんの種類があり、外国産のものなどは鮮やかな羽色や立派な角を持った素晴らしいクワガタが多くいます。

そのような魅力あるクワガタの特徴について知ることも楽しみの1つですね。日本国内の生態系を崩さないように、外国産のクワガタを飼う場合には、注意すべき点をしっかり守り楽しいクワガタライフを送りましょう。

 


まとめ


クワガタの飼い方で注意しておくべき7つのポイント

・幼虫を入手しよう
・飼育ケースの用意しよう
・発酵マット選び
・転倒予防の木を入れよう
・エサの事
・繁殖させよう
・外国産はリリースしない