子犬の上手な育て方☆飼う前に知っておきたい情報まとめ

子犬の上手な育て方☆飼う前に知っておきたい情報まとめ

子犬の可愛いらしさは敢えて言うまでもありません。我が家の家族として迎え入れたいとかなり多くの人が一度は思うモノ。しかし子犬は生ききています。ぬいぐるみを可愛がる気持ちで飼う訳にはいかないのです。一目ぼれで何も考えず子犬を飼う事にし、いざ実際に我が家に迎え入れて「こんなはずじゃなかった・・・」はNGです。

残念な事にいくら犬は賢い生き物といってもまだ躾がされていない子犬には人間の言葉も社会のルールもまったくわからないのが当然です。これから始めて子犬を飼おうとお考えの皆さんに今一度その覚悟があるかどうか確認の意味も込め、子犬の上手な育て方や飼う前に必ず知っておいて欲しい情報をお話します。



 


子犬の上手な育て方☆飼う前に
知っておきたい情報まとめ

 


家庭環境によって配慮するポイントも違う


現代は共働き家庭も多く留守がちな家に迎え入れられる子犬もいます。子犬の為に仕事を休む訳にはいかない筈。本来慣れない環境で不安な子犬にとって望ましい環境では無いかも知れませんがそんな場合には出勤前や帰宅後には充分遊びの時間をとって不安を取り除いてあげます。

子犬を迎える場合は実際には子犬の世話のためにかなりの時間をさく必要があるのです。トイレのしつけやハウストレーニングは勿論の事、子犬と一緒に遊びコミュニケーションをとる事も大切です。しばらくは自分の時間を削ってでも子犬の為の時間に充てて下さい。子犬と遊んだり散歩したりトイレトレー二ング、コミュニケーションタイムとしなければいけない事は山ほどあります。

留守中の過ごし方をしつけるのも大切です。エネルギーがありあまっている子犬は早朝に散歩や遊びの時間をもってあげるだけでも落ち着いて過ごさせる事ができるのです。しつけをしてもましてやしつけが完了していない子犬の場合、留守中のイタズラは仕方のないことなのでイタズラできないようにサークルに入れ管理する必要はあるのです。

また子どもがいる家庭でも同様に新しく来たばかりの子犬はかまいたくて仕方がないものですが子犬との正しい接し方を知らない子どもが思いのままに子犬に触れる事は大きなストレスです。子どもとのルールも作ります。子犬をさわってもいいのは親が見ている時間だけ。子犬が落ち着いて過ごせるスペースや時間は絶対に確保してあげて下さい。

 


新しい環境に慣れさせるのが第一


子犬は新しいお家に迎え入れられるとまず家族から愛情いっぱい興味津津で身守られます。そっと見守ってあげられれば良いのですが・・・どうしたって天使の様に可愛い子犬が目の前にいるのですから目があっただけでも「可愛い~」少し動いただけでも「キャ~」と大騒ぎ。触ってみたい、ご飯をあげたいと四六時中視線を感じていなければいけません。そんな飼い主さん家族のかまい過ぎで子犬が睡眠不足になってしまうことがままあります。

子犬にとってしばらくの間は環境が変わり精神的・肉体的ストレスが重なって最も体調を崩しやすい時期です。そんな気疲れが原因で重篤な病に陥ることもあるので注意が必要です。子犬を新しい環境に慣れさせることを第一に考え寝ている時には決して邪魔をせずたっぷり休ませてあげて下さい。子犬が望むコミュニケーションを心掛け安心させてあげる事が一番です。

子犬は母犬と離れた寂しさからしばらくの間夜泣きをするかも知れません。その為子犬自身十分に眠れず体調を崩すこともあります。子犬が新しい環境に慣れるまでは眠るまで側にいてあげます。そんな時は寂しがらない様お湯を入れたペットボトルに母犬のニオイのついたバスタオルを巻きつけ子犬の側に入れてあげると良いです。

 


トイレトレーニングは必要不可欠


トイレのしつけは我が家の家族として迎えたその日から行うものです。個体差はありますが猫と違い犬のトイレトレーニングは少し忍耐が必要かも知れません。しかし間違った場所で排せつしたり失敗してしまっても決して叱ってはいけません。失敗を叱られた恐怖で排せつ行為自体に不安を感じ隠れてしてしまう可能性もあるからです。

トレーニングの方法ですがトイレを設置する際にはトイレシーツにその子犬の排せつ物のニオイをつけておく事が大切です。子犬をよく観察し起きたらまずトイレへ誘導します。子犬がトイレの場所をきちんと覚えるまでは根気強く誘導してあげることです。一日中トレーニングに付き合う事など無理と言う場合にはサークルなどを利用してペットシーツを全体に敷き詰めておくという方法もあります。とは言え眠る場所トイレは別に設置するのが理想的です。そもそも犬は本能的に自分の眠る場所で排泄はしたがらないものです。寝床とトイレがきちんと別になる様設置する工夫をします。

一般的に起床時や飲食事後、元気いっぱいに遊んだ後、別室から戻った時などはトイレタイムです。それを考慮してそのタイミングには飼い主さんがその都度にトイレの場所まで誘導してあげるとスムーズです。またクンクン匂いを嗅いで部屋の隅に行く、クルクル回りながらお尻を突き出す、お尻を床にくっつけるなどはトイレのサインです。「待て!」と声をかけて素早くトイレに連れて行き優しく排せつを促すのがコツです。正しい場所で排せつ出来たら思いっきり褒めてあげます。

褒められたりご褒美の記憶が子犬に「ここで排泄すると良い事がある」「ここで排泄をすることは良いこと」だという経験となり今後の行動につながるのです。

 


食事のルールを守る


離乳が済んだ子犬にはドッグフードを与えます。年齢や月齢に合った「総合栄養食」の表示があるものを与えます。ペットフードには様々な商品があります。栄養バランスに配慮がある、あるいは品質が高く評価されている信頼できるメーカーを選びましょう。ドライフードは貯蔵中に脂肪の酸化や変質が起こる事もありますので買いだめはせず、直射日光や高温多湿をさけて保管するのが大切です。

ドッグフードと新鮮な水だけで栄養上は充分なのですが愛犬を喜ばせるに時には『おやつ』も与えたくなるもの。『おやつ』は犬のテンションを上げる良い刺激にはなりますが質と量には充分な配慮が大切です。目安としては一日に与える食事全体のカロリーの10%未満にしてください。

食事にもしつけやマナーは大切です。子犬時代からしっかりルールを教えてあげないとお行儀の悪い子になってしまいます。「オスワリ」や「マテ」に従ったら与えるのは効果的です。愛犬も大切な家族の一員。それは誰もが思う事ですがけじめは大切です。食卓にある人間の食べ物を欲しがるからと言って決して与えてはいけません。人間の食べ物が犬の身体に良くないのも当然ですがルールを守れるようにきちんとしつけてあげる事は飼い主さんにとって義務なのです。

 


健康管理とワクチン接種は重要


子犬を飼いはじめたら一度はなるべく早く動物病院へ連れていき健康診断を受ける事をお勧めします。その際には子犬の体にはまだ病気への免疫が出来ていませんので安全のためキャリーバッグなどで他の動物と接触できない状態にして連れて行く事が大切です。ペットショップで購入後すぐに感染症や遺伝性疾患が見つかるケースや寄生虫がいることもあるので便を持参します。

当然ですが元気がない・食欲がない・吐くなどの場合には体力のない子犬は低血糖症をおこし命に関わる心配もありますので早急に対応することです。犬の伝染病はワクチン接種で予防できます。子犬の混合ワクチン接種は生後6週齢頃から複数回行い成犬は年1回の接種が必要となります。フィラリア予防やノミ・ダニ予防も愛犬の命を守るためには必要です。ワクチン接種で予防できる主な病気犬ジステンバー・犬伝染性肝炎(犬アデノウイルス1型感染症)・犬パルボウイルス感染症・犬パラインフルエンザ・犬アデノウイルス2型感染症・犬レプトスピラ感染症などの感染症には要注意です。

 


触られる事に慣れさせる


普段から飼い主さんとの充分なスキンシップでどこを触られても大丈夫なクセをつけておく事も大切です。体を触るという行為は日常のケアという意味は勿論、病気や怪我の早期発見にもつながるからです。子犬は触られる事を嫌がる事もあります。またそれをストレスと感じる事もあるので充分注意が必要です。無理は禁物。徐々に慣れさせる事が大切なのです。

愛犬が心地よく思える触り方を工夫し普段から触られる事に抵抗ない子にしてあげる事でいつでも健康チェックができるようにしておく事が重要です。特に興奮するタイプの子犬の場合、運動で充分にエネルギーを発散させた後にお尻を飼い主さんの膝の上に乗せて抱っこし子犬の背中を飼い主さんのお腹から胸に密着させます。

暴れている時はしっかりと抱き静かになったら褒めて自由にすると言う事を無理強いせずに気長に続けてあげるのがコツです。 健康チェックは耳の中・目・鼻・口・足先・お腹・お尻・全身をします。言葉を話せない愛犬のちょっとした体調の変化を見逃さない為とても必要なことです。これは成長してしまった愛犬に突然するよりは子犬の内から慣らしておく事が肝心です。触られる事やケアされる事を嫌うワンちゃんも少なくありません。

小さい頃から当然の事になっていれば健康チェックと共に足ふきやブラッシング・歯磨きなど毎日の日課として飼い主さんにしてもらう事もストレスには感じないはず。

 


遊びを通してエネルギー発散としつけ


子犬に限らず愛犬とって『遊び』は心の栄養と言われます。子犬との信頼関係を築く意味合いは勿論の事、上手にしつけをするコツも『遊び』には含まれているのです。犬にとっての『遊び』の目的は「獲物を捕らえる練習」であったり「群れの仲間と仲良く過ごす練習」であったりするのです。

そもそも家庭犬にとって狩りの必要はありませんがその本能とエネルギーを発散させる事は必要不可欠です。何故なら物を壊したり無駄吠えなど問題行動の原動力になりかねないのです。またルーツが作業目的の品種改良がなされた犬種であれば尚の事。仕事をするのが大好きなのにその力を発揮できないとなればイライラし攻撃的になる事もあるのです。

エネルギーをしっかり発散できている犬が非行に走ることは滅多にありません。子犬が喜ぶボールや音の出るもの、ぬいぐるみやロープ、ゴム製の犬専用知育おもちゃなどおもちゃを使った遊びは日常の生活のプログラムには必ず組み込んで上げて下さい。

狩猟本能が発達していない子犬でも食欲や嗅覚を利用した『オヤツ探しゲーム』などをしてみる事はお勧めです。隠したオヤツを探すというシンプルな遊びですが夢中に楽しく遊べるはずです。しかしおもちゃを使った遊びにもいくつかの注意点はあります。まずは遊ぶ時は犬用のおもちゃ限定で遊ぶ事。

専用の物を購入するより日用品であるスリッパやタオルなど家庭にある物でを代用しようと考える方もいらっしゃるでしょうがそれは絶対に避けて欲しい事です。何故なら子犬はおもちゃと日用品を使い分ける事を理解するのは至難の業。できなくて当然ですから家庭にある貴重品をいたずらさせない為に大切な事です。

いくらお気に入りだからと言っておもちゃを与えっぱなしにするのもNGです。どんなに楽しい物でも与えっぱなしは飽きてしまいます。コツは毎回遊びの時間が終わればおもちゃ箱に片付け何種類か用意してあるおもちゃを日替わりで与えるといった工夫が必要なのです。そして飼い主さんも一緒に楽しそう遊ぶことも大切なのですよ。その際には同時に号令や遊びのルールを教えてあげるのです。

ボールを拾ってきて飼い主さんに返したりするルールをアイコンタクトや号令で教える遊びがしつけにもつながりますし信頼関係も深まる事になるのです。

 

いかがですか。以上が子犬の上手な育て方☆飼う前に知っておきたい情報まとめです。飼い主さんは我が家に新しい家族を迎え入れる喜びにワクワク・ドキドキ楽しくて仕方がありません。しかし子犬にとっては母親と離れ、知らない土地・知らない家庭・知らない人との慣れない環境にいきなり入って行く訳ですから不安で一杯の筈です。

様々な事がストレスになるかもしれません。そんな子犬の気持ちを家族みんなが分かち合い共有する時間を大切にし温かい愛情にあふれた生活を用意してあげる事がなにより大切なのです。子犬はおもちゃでも可愛いぬいぐるみでもありません。一つの命です。向かい入れる前夜には家族全員で今一度しっかりその意思と心構えを確認し、万全の態勢で新しい家族を迎えてあげてください。

 


まとめ


子犬の上手な育て方

・家庭環境によって配慮するポイントも違う
・新しい環境に慣れさせるのが第一
・トイレトレーニングは必要不可欠
・食事のルールを守る
・健康管理とワクチン接種は重要
・触られる事に慣れさせる
・遊びを通してエネルギー発散としつけ