金魚の飼い方で覚えておいてほしい7つの基本事項

中国の宋時代に金魚はヒブナから最初につくられました。突然変異したフナを交配したものです。金魚は私たちに馴染みのある観賞魚です。祭りの縁日の金魚は金魚鉢や水槽で飼って楽しんだものです。

けれども育てるのは難しいものでした。長く生かされませんでした。金魚は真水で飼いエサを与えて育てます。それだけのことですが、それを毎日継続していくためには、幾つかのハードルを越えていくことになります。そのハードルをクリアすれば金魚との生活は確約されることになるでしょう。

そこで、金魚の飼い方ついての知識を補っていけば、誰にでも金魚の飼い方は容易になります。それではこれから金魚の飼い方で特に知っておいてほしい、基本の項目についてわかりやすくお伝えします。

 


金魚の飼い方で覚えておいてほしい
7つの基本事項

 

塩素を除いてみよう

金魚は水がないと生きられません。金魚の水は私たちの空気と同じです。汚染されると病気になる確率は高まります。最悪のパターンは死に至ります。飼育水の候補は水道水、井戸水、天然の水があります。

水道水は飲用として殺菌剤の塩素を含みます。井戸水は鉄分や塩類などを含みます。天然の水は排水や有害な水生昆虫がいます。金魚の飼い方での飼育水は水道水の塩素を除いたものを用います。

水道水に含まれる塩素を除く方法は、1~2日放置した汲み置き水。直射日光に短時間当てて置いた水。ハイポ(チオ硫酸ナトリウム)で中和した水。などがありどれでも飼育水として利用できます。

 

酸素を送り込んでみよう

金魚は弱いイメージを持っています。しかし、実際には丈夫で飼いやすい観賞魚なのです。金魚はエラ呼吸して水中に溶存している酸素を取り込んでいます。水面近くに口をパクパクさせる金魚を見ます。

これは金魚の鼻上げの姿です。水中の酸素不足で呼吸が苦しくなった金魚の可哀想な姿です。今にも死にそうで必死になって呼吸しています。その音は今でも耳に聞こえて来るようです。

そこで、金魚の飼い方では水中に酸素を吹き込むエアーレーションポンプを、常時稼働させます。また、飼育水に空気の泡がいつまでも残る場合は、飼育水の汚れが進んだもので水替えの作業をします。

 

水温は15~28℃にしてみよう

金魚の視力は弱いと言われています。それよりも嗅覚は鋭くて飼育水に溶け込んだ匂いをもとにエサを探すことができます。そして、音を聴きとれます。内耳だけあって平衡感覚を司る三半規管を備えています。

味覚は甘い、辛い、酸っぱい、苦い味を感じています。また、水の波動や水流、水温や水圧を感じます。金魚の飼い方では金魚が快適に生活するための水槽内の温度管理が大切になります。

適温は、15~28℃を保つことが大切になります。5℃以下では冬眠の状態になります。30℃を超えると活動は鈍くなります。水槽の温度管理はヒーターとサーモスタットを備えていくことが必須になります。

 

PHは中性に近い水にしてみよう

金魚の性質は温厚で水中では群れて行動します。同サイズの金魚を飼うことがベストになります。金魚は水温の変化をそのまま体温とする変温動物です。そこで金魚が活動できる適温に保つことが大切です。

金魚は赤、白、黒の体色になっています。体長は30cmで500gのビックになるものもいます。体長管理はエサの与え方で調節できます。小さな水槽で少な目に適量のエサを与えれば大きくなりません。

金魚の飼い方では飼育水の酸性度のPHが大切な指標になります。飼育水は水道水を用いてPH7.0もしくは6.8の弱酸性。またはPH7.2の弱アルカリ性の中性に近い水が適しています。

 

汚れを浄化させてみよう

うるさい場所に飼われている金魚は、いつもピリピリするようです。静かな場所の金魚は近くに寄ってくる素振りを見せます。金魚がエサを食べて消化されると、フンや尿になり飼育水中に放出されます。

エサの食べ残しは腐敗します。その結果、飼育水の水質は徐々に低下していきます。金魚の飼い方では飼育水の汚れを浄化する必要があります。ろ過装置のフィルターを使って汚れを濾していきます。

飼育水を循環させて汚れを取り除きながら空気中の酸素を混ぜ込みます。フィルターは上部型、底面型、水中型があります。価格が手頃で手入れが容易な上部フィルターが使い易いかと思います。

 

エサは小まめに与えてみよう

金魚は胃が無いのでエサを一度にたくさん食べません。そこで一日量を数回に分けて与えていきます。また、サメのような歯は見当たりません。エサを噛み砕く働きをする咽頭歯と称されるものが喉にあります。

金魚の飼い方ではエサは口より小さめを少しずつ与えることがポイントです。エサの種類は人工のエサと天然のエサがあります。人工のエサは固形ペレット、顆粒クランブル、粉末マッシュがあります。

また、浮くエサと沈むエサがあります。天然エサはミジンコ、赤虫、糸ミミズなどがあり、金魚も喜んで食べます。エサの食べ方で健康状態はチェックできます。エサを食べに来ないときは病気が疑われます。

 

留守でも、ろ過装置はONにしよう

金魚は辺りが暗くなる夜の静けさでは水槽の底に留まっています。夜の照明は消灯しましょう。昼間は水槽に数時間弱い陽が射すことは必要なことです。太陽の紫外線は殺菌効果をもたらします。

金魚は品種改良により素早い泳ぎはできません。水槽内はゆっくりした水流を保ちます。金魚の飼い方では出張や旅行で家を留守にする際の手立ても必要なことです。前日は通常通りにエサを与えます。

多く与えると食べ残します。金魚は一週間ほどは食べずに過ごせます。しかし、ろ過装置、エアーポンプ、保温器具などはスイッチをONにして稼働させておきます。そして、照明だけは消灯していきましょう。

 

いかがでしたか。金魚はワキン(和金)、リュウキン(琉金)、ランチュウ(蘭鋳)の3種類あります。そして、金魚が交配され続けた証の最大の特徴はヒレに凝縮されています。ヒレは金魚を華麗に見せます。

さらに、尾ビレ、背ビレ、鱗などの特異性が観賞魚としての魅力になります。私たちは金魚を身近に感じます。金魚は誰にでも容易に飼うことができます。ここでは、基本的なことを抜き出してみました。

実際に飼う際は詳細を知ってから飼育することが大切です。夏になりました。お祭りの時期も近づいてきました。金魚を取る子供は多くなります。でも大丈夫。この項を熟読すれば金魚との楽しい生活は確約されたも同然です。

ぜひ金魚を取って、ペットとして飼ってみてください。

まとめ


金魚の飼い方で覚えておいてほしい7つの基本事項

・塩素を水道水から十分に除きましよう
・酸素をポンプで飼育水に吹き込みましよう
・水温は水槽内を15~28℃に保ってみましよう
・飼育水は中性のPHの指標を保つようにしよう
・汚れた飼育水を浄化させるようにしよう
・エサは小さ目を数回に分けて与えるようにしよう
・留守でも設備は動かして出かけるようにしよう


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