金魚の飼い方!初めてでも安心の飼育マニュアル

金魚の飼い方!初めてでも安心の飼育マニュアル

お祭りの定番が金魚すくいのせいか金魚と言えば日本の夏の風物詩的なイメージですよね。正しい金魚の飼い方を知る前に突然我が家にやってきた金魚にどう接したら良いのかわからず困った経験をお持ちの方も少なくないのでは?しかし金魚が優雅に泳ぐ水槽があるお部屋の風景って憧れますよね。きっと疲れ切った心と体の究極の癒しになってくれるはずです。

しかしちょっと思いだしてみて下さい。金魚すくいですくってお家に連れて帰って来た金魚は元気に長生きしてくれましたか。金魚すくいの想い出はあっても何故かペットとして長く一緒の時間を過ごした想い出って意外になかったりしませんか。意外に金魚の飼育って難しいことなのかも知れませんよ。金魚の飼い方!初めてでも安心の飼育マニュアルについてお伝えします。



 


金魚の飼い方!初めてでも
安心の飼育マニュアル

 


金魚飼育のための必須アイテム


金魚すくい・ペットショップ・知人から譲り受ける…いずれの場合でもまずは受け入れた金魚は3日ほどバケツなどで管理してください。つい金魚がやってくるとワクワクして早速用意した真新しい水槽に投入したり先住の金魚がいる場合即仲間入りさせたりしたくなるものですがそれはちょっと待って下さいね。

先住金魚の水槽に追加したいのなら、このバケツでの管理は安心のため1週間ほど行うのが理想的です。どんなに元気そうな新入りさんでも病気や寄生虫をもっている可能性はゼロではないのです。この管理期間はその判定期間であり健康に問題のない金魚かどうか選別するためにも必要なのです。

そのバケツの適当な大きさは目安として10リットルのバケツに金魚2尾まで。容器の素材等はあまり拘らずプラスチック製バケツでも発泡スチロールでも問題はありません。ただバケツは水替えの時や病気の治療(薬浴・塩浴)などの飼育中にもあると便利なアイテムです。

金魚は水道水に含まれるカルキが苦手です。事前にカルキ抜きは用意しておきます。水道水を天日に当てカルキを抜きすることもできるのですが飼育の為の水温の温度あわせが必要になったり準備のための時間がかかるため即使用するのには向かないため専用のカルキ抜きは用意しておいた方が良いのです。

金魚って意外に温度変化に弱いので温度調節には細かい配慮が必要なのです。なので一見良いと思われがちな井戸水や川の水はそんな水温の関係もあり意外に正しい金魚の飼い方という意味では扱いが難しいのです。また品質や酸素含有量からみても実は水道水が金魚には最適で一番お勧めなのです。つまり水温計も必要と言うことになりますね。

金魚用塩も準備しておいてください。万が一金魚が飼育中に病気にかかった場合の塩浴・薬浴時にも役に立ちます。

他には当たり前ですが水槽です。水槽にも様々な大きさがありますから購入の際には迷ってしまいますね。目安は金魚の数に合わせて一般的には金魚1匹あたり10リットル。可能であれば金魚1匹あたり水量は多ければ多い方が良いので水槽の設置スペースなどの問題がなければ可能な限り大きなものを用意してあげて下さい。

上手な金魚の飼い方のコツは水質を悪化させないことに尽きます。そのためにはできるだけ大きな水槽が良いのです。コスト面やスペース面でなかなか理想的な水槽を用意出来ない場合には濾過器等の設備で補います。

またエアーポンプも絶対必要になります。エアーポンプを選ぶポイントは「酸素量」と「静かさ」です。酸素量は金魚の為、静かさは飼い主さんの為です。両者が快適であることが金魚の飼い方では重要なポイントになりますよね。

金魚の餌も必須ですが種類も多く何を選んだら良いかとても迷うと思います。餌を選ぶポイントは「粒の大きさ」と「浮遊性or沈降性」です。金魚の口のサイズに適した大きさであること。市販品では稚魚用・成魚用などと分けられています。

浮遊性と沈降性でごく一般的なものは水にプカプカ浮くタイプの浮遊性のものが多いようです。これなら食べ残しの確認や取り除くのも簡単で初心者にはお勧めです。ただし金魚のタイプが丸形(出目金、ランチュウ、水泡眼など)の場合には餌を食べるのがあまり上手では無いという理由から沈降性を選ぶのが良いといいます。

金魚の飼い方で餌やり法の注意ですが初心者に最も多く見られる失敗は餌のやり過ぎです。餌の時間は唯一飼い主さんと金魚のコミュニケーションタイムでもありますからつい楽しくて与え過ぎる傾向にあるのです。食べ残しがあると水質の悪化が悪化し金魚にとっては望ましい環境ではなくなります。

底石(砂利)は水質管理のために用意しておくと良いアイテムです。 砂利は水をきれいにしてくれるバクテリアの住処になりバクテリアが繁殖すればそのバクテリアが金魚の排泄物やエサの残りかすなどを有機分解してくれたり有害物を取り除いてくれるのです。 セラミックサンドなど人工的な物は水質への影響も少なく多孔質なためバクテリアが定着しやくお勧めです。

また水槽を立ち上げたばかりは金魚を飼育する環境として必要な水中のバクテリアがいない状態ですのでバクテリア繁殖促進剤を利用して一刻も早く望ましい環境を作ることが金魚の飼い方では大切です。そうすることで水質を保つことが出来て環境を安定させることが可能になるのです。

 


金魚を我が家に迎える手順


では具体的な金魚の飼い方をお伝えします。例えばペットショップで金魚を購入してくると空気と水をいれた袋に金魚を入れてくれます。家についてすぐその袋を開けて金魚をバケツに入れないで下さいね。その袋に入れたまま水の中にプカプカと浮かべて30分程そのままにしておいてください。

その理由とは金魚が温度変化にとても弱いからです。袋の中の水とバケツの水の温度をまずは合わせなければ金魚はショックを受けてしまいます。水温合わせが済んだらバケツの中に袋の中の水と一緒に丁寧に静かに金魚を入れます。3日ほどそのまま温度変化の少ない場所に置いて餌を与えずそっとしておきます。

金魚をバケツ管理している間に水槽の準備をしておきます。水槽の丸洗いと砂利・水草・エアーポンプ・濾過器・バックシート・隠れる場所などのセットをします。金魚を入れる前日水槽に水道水とカルキ抜きを入れエアーポンプなどを作動させておきます。

この時入れる水は多少少なめにします。それは金魚を水槽に入れる際にはバケツの水を3分の1ほど追加するためです。理由は新しい環境に馴染みやすくするため。金魚を手でそっとすくい体の表面などを観察し金魚の様子をしっかり確認した上で病気の兆候や寄生虫がついていなければいよいよ金魚を水槽に移します。

この時注意して欲しいのは手の熱が金魚に伝わるとダメージを与えてしまうため作業は手早くすることと金魚に問題がある場合はバケツのまま治療を行うということです。アミで金魚をすくう方もいるとは思いますがアミよりも素手のほうが金魚を傷めずに済むので望ましいようです。

金魚を水槽に移してから2日後くらい経ったら餌を与えて下さい。その理由はバクテリアが繁殖する1ヶ月後までは水質が悪化しやすい状態で金魚の食事量が把握できていない間は食べ残しがでて水質悪化を招きやすく極力食べ残しが出ないようごく少量を1日~2日に1回与えるようにしてください。

この1ヶ月間が金魚の飼い方では一番重要で一説には『魔の期間』とよばれるほど難しい時期なのです。水槽の中にバクテリアが繁殖していないため水質が悪化しやすく金魚が体調不良や病気になりやすく死なせてしまのが多いのもこの時期になります。

 


無事1ヶ月を過ぎたら…


水槽に移してから1ヶ月経過したら餌は1日に1回~2回規則正しく2~3分で食べきれる量を与えます。その頃には餌の時間に飼い主さんが水槽の前を通りかかると金魚達がお食事タイムを察知して寄ってくるようになるんですよ。

金魚は消化器官が未熟で容易に消化不良を起こします。正しい金魚の飼い方のポイントとして環境が変わったときは餌を控え明らかに調子が悪そうな場合には絶食もやむなしです。違う水槽に移したり水替えを行うなど金魚飼育に望ましい環境づくりに気を配ります。

濾過器やバクテリアに水質管理をして貰っても所詮は補助的で水質安定のためには定期的な水替えは必要です。一般的な目安としては春・秋は2週~4週に1回。夏は1~2週に1回。冬は4週~6週に1回といわれますが水槽の大きさや金魚の数で違ってきますので常に水槽内の環境はチェックし水が汚れてきたと思ったら期間が来なくても水替えをすることが大事です。

水槽内の水質悪化の目安は水が濁り透明度が無い・水が急に白く濁る・異臭がする・金魚が水面で口をぱくぱくさせる・表面の泡がいつまでも消えないなどがあげられます。

水替えの手順はバケツ2つと水換え用のポンプ、専用のスポンジなどがあればOKです。あらかじめバケツに新しい水槽水・カルキ抜きを入れ温度合わせしておきます。金魚を新しい水槽水のバケツに移動し水槽内のガラスの汚れをきれいにして水換え用のポンプで水を3分の1程度抜き別のバケツに入れます。

砂利底に積もった汚れも出来るだけ一緒に吸い取ります。上部フィルターの綿の部分をバクテリア温存のためバケツに入れた元の飼育水の中でもみ洗いします。新しい飼育水と金魚を水槽に戻し新たな環境を整えます。水替えはどんなに気を配っても金魚にストレスを与えます。水替え後1日はエサを与えず安静を心掛けます。

金魚の飼い方でポイントになるひとつは健康管理です。様子がおかしいと感じたらとにもかくにもその金魚を水槽から早く出すことです。もしその金魚が病気なら他の金魚にうつす可能性もありひどい時にはあっという間に全滅なんてことにもなりかねないのです。金魚は病気になると治療が困難なのです。

様子がおかしい金魚を見つけたらまず飼い主さんがすることは温度合わせできているバケツの水に移動して0.2%ほど金魚用の塩を入れ様子を見てあげてください。ちょっとした体調不良であればこの塩浴で回復することも多いものです。このとき体調が戻るまでは餌を与えないのがポイントです。

より金魚と仲良くなりたい飼い主さんは是非お食事タイムに決まり事を作ってみてください。例えば必ず金魚の名前を呼んでから餌をあげてみるとか餌をあげる前には必ず水槽の縁をトントンしみるとかがわかりやすいかもしれませんね。意外に金魚って賢くてその合図を覚えて飼い主さんが水槽の前に立つと寄ってくるようになるんですよ。楽しいでしょ?金魚の飼い方、金魚と仲良くなるコツです。

 

いかがですか。以上が金魚の飼い方!初めてでも安心の飼育マニュアルです。金魚の飼い方で守って欲しいポイントをお話しましたがそもそも金魚を飼おうと思う時、入手する時点でもとても大事なポイントがありますのでそれも意識してみてくださいね。金魚を選ぶときは体の艶や輝きがある・元気に泳ぐ・群れに入っている・目が澄んでいる・体に白や赤などの点がない・白い糸の様なものが付いていない・体やヒレやウロコが傷んでいないなどしっかりチェックして選びます。

ショップで売られているからと言ってすべてが健康優良児ではないということだけは忘れないで下さい。良い個体を入手して正しく育てることが重要なのです。素敵な癒しの存在である金魚のいる暮らし、是非楽しんでみて下さい。

 


まとめ


金魚の飼い方!初めてでも安心の飼育マニュアル

・金魚飼育のための必須アイテム
・金魚を我が家に迎える手順
・無事1ヶ月を過ぎたら…