サバンナキャットの知られざる生態を読み解く

サバンナキャットの知られざる生態を読み解く

サバンナキャット聞いたことありそうで、ない、、ような、、そんな猫ちゃんですよね。名前からしてワイルドなイメージができる猫ですが、サバンナキャットとは、『サーバル』という南アフリカの沼地や密林等に生息している野生の中型の猫と、家猫をアメリカで交配させて産まれた種類の猫のことを言います。

家猫と交配させたことにより人に懐きやすくなっているようで、ペットとしても迎えられるようになったのですが、野生の血が強い為に、アメリカの中でもニューヨーク、マサチューセッツ、ハワイ、ジョージアでは野生動物と認定されている為、ペットとして飼うことが禁止されてしまっています。

しかし日本は例外なので、気になる方はそんな野生に近い猫、サバンナキャットの生態についてここで解説していきますので、この機会に知識を身につけて、ペットにすることに是非チャレンジしてみてください。



 


サバンナキャットの
知られざる生態を読み解く

 


サバンナキャットの元祖、サーバルキャットについて


サバンナキャットを知る為には、血縁の濃いサーバルキャットについて、ある程度知っておかなくてはいけません。サーバルキャットは体長が67・100cmあり、尾は24・45cmの長さです。毛色は黄褐色で、体には黒い斑点模様があり、首の後ろから肩に6本の黒い線が入っているのが特徴です。その美しく細長い体つきから「サバンナのスーパーモデル」と呼ばれています。

大きな耳は土の中にいるねずみの音が分かるほどよく、後ろ足がたいへん発達しているため、2・4mの高さをジャンプすることができます。足も速く、木登りも泳ぐのも大得意であり、身体能力の高さはピカイチです。正に”サーバル(猟犬)”の名に相応しい狩りの達人です。

野生のサーバルキャットは、その美しい斑点模様と手触りの良い毛質から、毛皮の為に捕まえられて、近年では数が減ってきていると言われています。

 


サーバルキャットとサバンナキャットの違い


サバンナキャットはサーバルキャットより顔に丸みが帯びて、体長は50cm~75cmとサーバルキャットより少し小さめになります。ですがやはり猫としては大きい体つきなので「世界一背の高い猫」とも言われます。

斑点模様も小さくなり、耳の長さも短い普通の家猫サイズになります。サーバルキャットから血縁が離れるほど、サーバルキャットとは模様もだんだん異なって、普通の猫に近い姿になってきます。

鋭い牙はありますが、実は甘えん坊で寂しがりやと、懐きやすく可愛い性格をしています。また賢く外交的で飼い主にも忠実なので、リードをつけてお散歩したり、一緒にお風呂に入れたりと犬に近い生活を送れます。

逆に血縁がサーバルキャットに近いほどサーバルキャットに見た目は近づきますが、野生的で獰猛になってくるので、血縁が近いサバンナキャットはペットとして飼うというより、観賞用に飼う人が多いようです。

 


どうすれば飼えるか


サバンナキャットは野生に近い海外の特殊な猫なので、主に輸入での購入、アメリカなどのブリーダーからの購入になります。日本ではなかなかお目にかかれないようです。飼うには多くの費用や設備、責任感が必要とされます。値段は平均で200万円とかなり高級な猫になります。サーバルキャットの血が濃いレベルであればあるほど高額になっていきます。

サバンナキャットを購入できたとしても、飼育する許可が国から出ないといけないので、県市役所等から問い合わせて、飼育する許可や指導を受ける必要があります。その為には、サバンナキャットを充分に飼える設備や環境を持っているかが認証の対象となるようです。

血縁の遠いサバンナキャットであったとしても、性格は様々であるので、仔猫から飼っていたとしても懐かない場合もありますし、獰猛さを振るう子も中にはいます。なので、サバンナキャットを飼うということは、それなりに責任感や覚悟を持ちながらお世話をできるかいうところが一番重要になってきます。

 

いかがでしたか。サバンナキャットは野生に近い猫であり、普通の猫とはまた違う特別な魅力を持った、とてもワイルドな猫ですね。そのワイルドさや毛の模様、体のシルエットの美しさから血縁の濃いサーバルキャット寄りのサバンナキャットの虜になる人も多く、今も尚注目と人気を世界中で集めています。

実際に飼うのは難しい猫ですが、サバンナキャットの元祖のサーバルキャットは、動物園で飼育されていたりするので、一度間近で見に行ってみるのはいかがでしょうか。普通の猫とはまた違ったそのしなやかな動きとたくましい美しさに、きっとあなたは目を惹かれてしまうに違いありません。

サーバルキャットより血縁の薄いサバンナキャットもまた、野性味はなくなりますが、丸みがあり人に扱いやすく、愛されやすい猫なので、この機会に頑張って飼育にチャレンジしてみるのもいい刺激になるでしょう。

 


まとめ


サバンナキャットの生態は…

・運動神経抜群の野生の猫、サーバルキャットの血縁を引く猫
・甘えん坊で懐きやすく、賢く忠実で犬に似ている
・野生に近い猫なので、飼育するにはそれなりの責任感や許可が必要