オカメインコは頭がよく根気よく教えれば言葉を喋ったり可愛いらしい仕草が見られます。どちらかといえばおしゃべりよりも歌が得意な子が多いです。
特徴としてはやはりかわいらしいほっぺと、頭の冠羽でしょう。種類によっては頬紅がついていないこともありますがこの頬紅が「オカメ」と言う名前の所以です。
明治時代からすでに日本に輸入されていたと言う実は、案外古い時代から日本にいたインコさんです。穏やかで甘えん坊な性格な子が多いので、初めて鳥さんを飼う方にはおすすめなインコだと思います。そんなオカメインコの飼い方の中で注意すべき七つのポイントをお伝えします。
オカメインコの飼い方で注意すべき7つのポイント
飼育環境の注意点
うるさい場所だとストレスを抱えてしまう場合があります。インコが落ちつかなそうにしていたらなるべく静かな環境にしましょう。インコは外が暗くなると寝る時間なので、なるべく部屋が暗くなるように休ませてあげてください。
明るかったり音がうるさいとインコは朝だと勘違いをして寝むれなかったりします。あとは、オカメインコはほかのインコより暑さや寒さに弱く対策が必要です。
特に1歳までは重要です。暑さ対策として、気温が上がると飲み水が熱くなっている場合があるのでこまめに替えたり、インコの性格にもよりますが水浴びをするインコもいます。
ぐったりしないようにエアコンをつけたり工夫をしましょう。寒さ対策の例として大きな袋に窒息しないように空気穴をあけて鳥かごにかぶせる方法がありますが、ビニールを食べてしまうインコにはむきません。今は便利な道具としてペットヒータがあります。
雄と雌のつがいで飼いたい場合
インコの場合相性が一番難しく、合わなかった場合殺し合いをするか、ストレスで自分を傷つけるかのどちらかになります。
店で買う場合は同じ籠にいるインコを選んだほうがいいが、それが無理な場合は別々の籠にインコを入れて近くに置いて1週間ぐらい様子を見ましょう。もし口で餌をあげてたり求愛ダンスをしていたら一緒に飼っても大丈夫でしょう。
逃げ出し防止をしっかりと
一般的には、羽の外側で肉がないところを両方切ったりします。だからと言って飛べないわけではないので窓はきちんと閉めてください。たまに餌入れの扉をインコが持ち上げて遊んでいるうちに、逃げ出してしまう場合もあるので注意をしましょう。
病気について知っておこう
インコは病気を隠す習性をもっています。野性の中で生きて行くには弱っている姿を見せたら食べられるからです。だから元気にしてても、隠れて様子を見ることも大切です。
一般的に多いのはダニ。夜中にいきなり暴れだしたらダニに血を吸われている場合があるので籠全体を熱湯消毒するといいです。
定期的に続けると予防になります。人に移る病気もありますのでキスや口移しで餌をあげるのは極力避けたほうがいいです。
オカメインコと飼い主の関係について
インコはもともと警戒心が強く餌をくれたり、構ってくれる人ただ一人だけを信頼します。性格にもよりますが、ほかの人が餌をあげた場合には食べない事があるので遠出する際には確認が必要です。
パニックについて知っておこう
いつもと環境が違うとインコは籠で暴れてしまい怪我をしてしまう事があります。その場合はアイコンタクトをとりながら優しい声で大丈夫と言ってあげるとと落ち着きます。
あと、窓ガラスに空が映っていたりすると勘違いしてガラスに突進する事があります。状態が悪ければ即死にいたることがありますのでカーテンを閉めるなど注意が必要です。
突然死について
インコは驚きすぎると心臓が停止してしまうことがあります。後ろからいきなりなにかをかぶせたり、捕まえたりすると起こったりする場合がありますので、驚かさないようにゆっくり捕まえたりしましょう。
いかがだったでしょうか。この記事を読まれている方の中には飼うのが不安だと思われている方もいらっしゃると思います。
大丈夫です。飼い始めていくうちに色んなことをインコたちは教えくれます。そして何時の間にかその可愛らしさにはまってしまいます。オカメインコは一般的に愛嬌があり、性格も穏やかで優しいと言われていて初心者にも飼いやすい鳥です。
環境を整えてあげれば長生きをして貴方にとって愛する家族の一員になるでしょう。
もし、死んだとき悲しいから飼えないわと思ってるなら大丈夫です。思い出してください、貴方がインコと過ごした時間をそこには最後のメッセージあるでしょう。
まとめ
オカメインコの飼い方で注意すべき7つのポイント
・飼育環境の注意点
・雄と雌のつがいで飼いたい場合
・逃げ出し防止をしっかりと
・病気について知っておこう
・オカメインコと飼い主の関係について
・パニックについて知っておこう
・突然死について