里親会で子犬を探すなら☆引き受ける時に注意するポイント

里親会で子犬を探すなら☆引き受ける時に注意するポイント

里親会で子犬を探そうと会場に行ってみると、かわいい子犬がいっぱい!どの子も一生懸命しっぽを振って自分をアピールしています。ここに居るのは、もとの飼い主に捨てられた不幸な犬ばかり。それでも一匹でも多くの犬に引き取り手が決まることを願い、定期的に譲渡会が開かれるのです。

里親会で子犬を探すなら、かわいくて、性格がよくて、健康な子犬が一番ですが、たくさんの犬の中で、どの子がいいのか見分けるのが大変。なぜなら、民間の動物愛護団体によってはインターネットで欲しい子犬を選んだり、その子のキャラクターを事前に知ることもできますが、ほとんどはぶっつけ本番だからです。

それに譲渡を受ける時の費用のことも把握しておく必要があります。そこで今回は、里親会での子犬の選び方や引き受ける時に注意するポイントをお伝えします。



 

里親会で子犬を探すなら☆
引き受ける時に注意するポイント

 

☆里親会で健康な子犬を選ぶポイント

里親会に参加する子犬達は愛護団体に引き取られた後手厚く保護され、大切なお見合いの日に備えて体調は万全のはずですが、中には生まれつき体の弱い犬もいます。ここでは、引き受けた後で困らないように、健康な子犬の選び方のポイントをご紹介します。

小犬の鼻の色に注目!


じょうぶそうな犬とそうでない犬は鼻の色で見分けます。メラニン色素はお肌の黒ずみの原因なので、人間の女性にとっては嫌われ者ですが、実は外部の有害物質から体を守る働きをしています。

つまり、鼻の色の黒い犬はそれだけメラニン色素の密度が濃いということで、病気になりにくい犬と判断できるのです。成長と共にだんだん鼻が黒くなる犬もいますが、里親会で子犬を選ぶ時は一発勝負。鼻の色や肉球の色が黒いかどうかは重要な判断材料になります。

 

目の周りや輝きを観察する


人間も一緒ですが、不健康な人の目はなんとなくよどんでいるというか目力を感じないものです。犬も一緒で、目の周りに目やにが溜まっていたり充血している犬は結膜炎の可能性があります。あとは、目の動きや輝きに不自然さを感じない犬を選ぶようしましょう。

 

耳がくさい!


耳の中を観察して、臭いがきつい、ふけが溜まっている、かさぶたが多いなどの症状が見られる場合、耳ダニが発生している疑いがあります。犬に寄生するダニは一緒に生活している人間にも害を及ぼす可能性もあるので注意が必要です。

 

子犬に多い「そけいヘルニア」の見分け方


そけいヘルニアとは、下腹部の筋肉の間から腸が飛び出した状態で、放置すると腸閉塞にいたる可能性があります。見分け方は下腹部の付け根あたりを観察して不自然なふくらみがないかをチェックしてください。見た目では判断がむずかしいかも知れませんが、あきらかにふくらみが大きな場合は避けたほうが賢明です。

 

おでこの凹みをチェック


一般に「ペコが大きい」という表現をしますが、子犬を選ぶ時には必ずチェックが必要です。おでこの真ん中を親指で指圧する気持ちで触ってください。おでこの凹みに親指が埋まるようなら虚弱な犬、ストレスに弱い犬と言われています。少しの凹みは成長と共に改善されることが多いのですが、あとは個人の判断です。「ちょっとペコが大きいかなあ」と感じたら避けたほうがいいかも知れません。

 

全体的に様子を見て最終判断


一通りのチェックをクリアしたら、歩き方に不自然さはないか、耳や目、肩の高さは左右対称か、尻尾が変な曲がり方をしていないかなどを客観的に確認したあとに最終判断します。

そしてなによりも注意していただきたいのは、自分でチェックポイントを知った上でひとつひとつ「ここは大丈夫ですか?」とスタッフに確認することです。ちょっと厳しすぎるかも知れませんが、引き受けた以上一緒に暮らしていく家族です。なるべく健康な犬を選びたいと思うのは当然のことです。

 

☆里親会で性格の良い子犬を選ぶコツ

あなたは里親会で見つけた子犬にどんな性格を求めますか?たとえば、一人暮らしで日頃は話相手になって欲しいけど、いざという時にガードマン役になってくれるためには愛情が深く積極的な性格が向いているし、子供たちの遊び相手として考えるなら、明るくて社交的な性格の犬を選ぶべきです。ここからはそんな犬の性格の見分け方をご紹介しましょう。

 

愛情が深く積極的な犬の特徴


たくさんいる中で一番最初に飛びかかってくる子犬です。積極的なのは態度でわかりますが、主人を守ろうとする一途な性格を持ち合わせているので、番犬にも適しています。ただし独占欲が強いので、複数の犬を飼う場合は序列をはっきり示すなどの工夫が必要です。

 

明るくて社交的な犬の特徴


私もかまって、かまって、とすり寄ってきて、抱いたらさかんに顔を舐めようとする子犬は、初対面の人でも人見知りしない明るくて社交的な犬です。公園では他の犬ともすぐに仲良くなれるので子供達の遊び相手にはぴったり。ですが、知らないおじさんにもしっぽを振る性格なので、一家のガードマン役はムリなようです。

 

☆里親会で子犬を引き受ける時の心構えと注意点

里親会は一匹でも多くの犬や猫に幸せになってもらいたいと願う団体です。しかしその主旨を解さず、無料で子犬がもらえるとか、かわいそうだからといった理由で引き取りを希望する人が後を絶ちません。ここでは里親会で子犬を引き受ける際の心構えや注意点をご紹介します。

 

子犬はおもちゃじゃない!


まず理解していただきたいのは、「一度人間に捨てられた犬が新しい里親に引き取られ、再び捨てられることがあってはならない」 ということ。これは、動物愛護に携わるスタッフ全員の願いです。ですから里親会で子犬を託す前に、里親希望者にインタビューしたり飼育環境を確認したりするのです。

子犬はおもちゃじゃありませんし、欲しいと言ってすぐ手に入るようなものではありません。里親会で子犬を引き取りたいと思う前に、本当に今の生活で責任を持って育てていけるのかをもう一度考え直してみましょう。

 

里親会で子犬を引き受ける際の費用


里親会で子犬を引き受ける際、犬は無料でゆずってもらえますが治療や予防接種などにかかった費用は負担しなければいけません。色々な団体があるので料金はまちまちですが、代表的な項目とおおよその金額をご紹介します。

・保護諸費用 — 3,000円〜5,000円 — 医療費、餌代、消耗品
・ワクチン代 — 約5,000円〜8,000円 — ワクチン接種済みの場合
・避妊去勢手術代 — 約10,000円〜20,000円 — 手術済みの場合
・交通費 — 実費 — 犬を自宅に届ける際の交通費

この他に寄付金という名目で徴収される場合もあります。請求の内容や金額についてはそれぞれの団体におたずねください。

 

いかがでしたでしょうか。

里親会で子犬を引き受ける時の選び方や心構えをご理解いただけましたか。同じ犬を飼うにしても、ペットショップで血統証つきの犬を買うのとは若干意味が違うようです。

犬をペットショップで買えば生まれ育ちもはっきりしているし、あくまでも商品なので健康面での品質管理も行き届いているという大きなメリットがありますが、ファッションやおもちゃとして飼われることが多いので、捨てられやすいという側面もあります。

現に平成25年度の捨て犬の殺処分数28,570頭の内、飼い主の飼育放棄によるものが、5,000頭から6,000頭に及ぶと見られています。

ですから、里親会で子犬を引き受ける意味は大きいし、同時に責任も重いと感じてください。犬はおもちゃじゃありません・・・。ひょっとしたらこの言葉こそが、子犬を引き受ける時に注意するポイントなのかも知れませんね。

資料引用:環境省自然環境局
平成25年度、「犬・猫の引取り及び負傷動物の引き取り状況」
http://www.env.go.jp/nature/dobutsu/aigo/2_data/statistics/dog-cat.html

 

まとめ

里親会での子犬の選び方や引き受ける時に注意するポイントをご紹介します

☆里親会で健康な子犬を選ぶポイント

・黒い鼻は病気に負けな丈夫な犬の証拠です
・生きる元気は目の輝きに現れます
・耳がくさいのは耳ダニの可能性大!
・下腹部が膨らんでいる犬には要注意
・スタッフに病気がないか確認するのも重要なポイントです

☆里親会で性格の良い子犬を選ぶコツ

・最初から飛びかかってくる子犬に注目!
・抱いたら顔を舐めるのは社交的な証拠です

☆里親会で子犬を引き受ける時の心構えと注意点

・今の生活で本当に子犬を育てていけるのかを自問する
・里親会で子犬を引き取る時にかかる費用を把握しておく