熱帯魚の飼育方法★基本から応用まで7つのまとめ

熱帯魚の飼育方法★基本から応用まで7つのまとめ

熱帯魚のいるお部屋に、憧れる事はありませんか。熱帯魚と言えば、赤や黄色、ブルーなど綺麗な色合いや、ひらひら揺れる長いひれ、そして、水槽は海の中の世界を再現したかの様な空間。

まさに、眺めているだけで癒されますよね。しかし、熱帯魚は、金魚やメダカの様に、気楽に飼う事が出来る物なのでしょうか。一般的な熱帯魚飼育に関する知識は、ヒーターを使い、水温を上げる事位。

そんな事を考えている内に、我が家のリビングにも憧れのミニ水族館つくってみたくなりました。そんな訳で「熱帯魚の飼育方法★基本から応用まで7つのまとめ」考えてみましょう。



 


熱帯魚の飼育方法★
基本から応用まで7つのまとめ

 


初心者向けの熱帯魚とは?


当然ですが、熱帯魚にも沢山の種類があり、飼い方や特徴も様々で、飼育レベルもかなり幅広くあります。

そこで、初心者でも飼いやすい熱帯魚という事で調べてみると、以下の種類があげられました。

国産グッピー、アカヒレ、アフリカン・ランプアイ、ゴールデンハニードワーフグラミー、ベタ、プラティ、ラミーノーズ・テトラ、コリドラス パレアタスなど

勿論、飼育をする前には、お気に入りの魚の特徴や飼育法を調べ、学んで、準備すれば、あえて、それら初心者向けを選ばなくても良いでしょうが、やはり、熱帯魚には、飼育する上で管理が必要な事がいくつかありますから、無頓着ではいけない部分もあるでしょう。

大切な小さな家族との楽しい時間が長く続く様、飼い主さんも確実にレベルアップ出来る事をお勧めします。まずは、熱帯魚とは何ぞや、という入門編からスタートし、自信が持てた上で難しい熱帯魚の飼育に挑んでみてはいかがでしょうか。

まず、何より大切な事は、元気な魚を購入するという事です。勿論、「飼育」という事は、生命と関わる訳ですから、そこには深い愛情が必要となります。そして、その結果、本当の素晴らしい物や感動と出会えるのです。

その為には、相性の良い、お気に入りの熱帯魚と出会えるかどうかが特に重要なキーポイントとなります。

 


熱帯魚飼育の為の準備は?


熱帯魚飼育に最低限必要な器具という物は、意外かもしれませんが、実は、ごく限られているのです。熱帯魚の種類によっては、飼育水槽とオートヒーター、餌、この3点さえ準備出来れば飼えてしまうのです。

また、通常は、この3点に加え、いわゆる、ろ過器と言われるフィルターと水温計があれば、まず、ほとんどの熱帯魚の飼育は可能です。

そして、飼育環境を整えるフィルター(ろ過器)は、飼育水槽をセットしてもすぐには機能しないものです。つまり、熱帯魚を連れてきてから飼育水槽をセットするのでは、遅いのです。少なくとも熱帯魚の飼育スタートの一週間前には飼育水槽をセットし、フィルターの中に濾過バクテリアが殖える準備をしておく必要があるのです。

では、早速、準備した物を設置してみましょう。まずは、飼育水槽や器具を水道水で洗います。この時、決して、洗剤などは使用しないでください。次に、洗った飼育水槽に底砂を敷いてオートヒーターとフィルターをセットします。この時点では、まだコンセントやスイッチ類は絶対に入れません。

飼育水槽に水道水を入れます。水道水には熱帯魚にとって害になるカルキが入っています。中和剤を使ってこれを無害化しましょう。汲み置き水を使う方法もあります。熱帯魚飼育のベテラン達が、デリケートな熱帯魚を飼育する際には、あえて、中和剤は使わず、こうした方法で飼育水を用意すると言う事です。最後にオートヒーターとフィルターをコンセントに差し込み、これで熱帯魚飼育の為の準備は完了です。

ここで、注意したい事は、水槽の総重量は、30cm水槽で約30kg、60cm水槽で約70kgほどになります。当然、水槽専用台として販売されているものへ設置するのが安心です。

下駄箱、出窓への設置をお考えの方も多いようですが、これは避けて、設置場所の検討をお勧めします。また、直射日光の当たる場所や、電気製品の側も要注意です。

 


飼育水槽について


熱帯魚飼育において、最低限必要な器具の詳しい説明に移ります。まずは欠かす事の出来ない飼育水槽です。店頭には様々な水槽が並び、さて、何を選んだらいいのか・・・早速、悩む事でしょう。

丈夫で安価なプラスチック水槽、大きなサイズに最適なアクリル水槽、透明度バツグンのガラス水槽などが代表的です。

始めて熱帯魚を飼育するには60センチの水槽セットが手頃と言えるでしょう。これなら、水量も十分、とても管理のしやすいサイズです。置き場所のスペースが確保出来るのなら、この飼育水槽から始めるのが一般的です。

しかし、この水槽にも水を入れると、想像以上の重量になりますので、専用の水槽台を設置するのが理想的です。水量が十分なので、保温力が高く、冬場には電気代をセーブでき、反面、夏場には、32度を越える日が続くのならば、常にエアコンを稼働し、室温を一定に保てる様にしましょう。

30センチ以下の水槽セットでも、熱帯魚飼育は可能ですが、この様な小さな飼育水槽の場合、水の換えすぎによる水質変化に十分に注意しなければいけません。一度に換える水の量は、最大でも水槽の4分の1程度までとするのが無難です。

逆に、大きな飼育水槽を使用する場合でも、問題は有ります。例えば、大きな水槽で有れば多くの熱帯魚が飼えると思ってしまいがちですが、定員を越えた数の熱帯魚を入れてしまうと、途端に水槽内に有害物質が急激にたまり、飼育環境が悪化してしまうのです。

一番大切な事は、たくさんの熱帯魚を入れすぎない、水槽の大きさ、飼育環境に適した数の熱帯魚を入れるという事です。

 


オートヒーターについて


熱帯魚飼育と言えば、ヒーターとサーモスタットが必要となります。いわゆる、熱帯魚とは熱帯地方の川や湖に棲む魚のことで、当然、本来、温かい川に棲んでいた熱帯魚を飼育する為には、最適な水温を保つ必要があります。

その為に必要になってくるのが、飼育水を温めるヒーターと、水温の上がり過ぎを防止するサーモスタットです。この二つがセットになった「オートヒーター」を使用すれば、手間もかからず便利でしょう。

 


エサの与え方が重要


熱帯魚にとって快適な環境とは、濾過バクテリアの働きによって保たれているといっても過言ではないでしょう。しかし、その濾過バクテリアが繁殖するには、飼育水槽をセットしてから数週間から数ヶ月と時間がかかるものです。

その時期に注意したい事は、絶対にエサを与え過ぎない事です。熱帯魚の健康の為、また、優れた水槽環境を整える為には、しばらくは足りない位にしておく事が大切です。間違っても食べ残しのエサが水質を悪化させてしまう事のない様、注意して下さい。

理論としては、こうです。飼育水槽の中に発生するアンモニアや亜硝酸塩など、いわゆる有害物質の量は、エサの種類と量によって決まるのです。飼育水槽に、いきなり、たくさんの熱帯魚を入れてはいけない理由も、ここにあり、熱帯魚の数が多いと、それだけ与えるエサの量も多くなり、結果、有害物質が急速に増加する訳です。

つまり、熱帯魚の飼育が成功するか失敗するかの一番重要な鍵は、このエサの与え方なのです。エサは栄養バランスの良い人口飼料を中心にいろいろなエサを与えるとよいでしょう。1日に2、3回少量ずつを、時間を掛けて食べ残しのないように与える事。これが最も大切なのです。

エサは飼育容器をセットした翌日から1日おきに、数粒を目安に与え、もしわずかでも水が濁ったら、しっかりと澄みきるまでは、エサやりは停止します。そうして数週間経過すれば飼育水槽内のバランスも安定してきますので、少しずつ回数を増やすという具合に様子を見ましょう。

 


底砂と熱帯魚用フィルター(ろ過器)


底砂は、水質を変えるものも多く、熱帯魚の種類によっては好結果になりますが、初心者は、比較的、水質に影響を与えない底砂を選ぶのが無難でしょう。

底砂がなくても熱帯魚の飼育は出来ます。しかし、底砂は飼育水槽の雰囲気をガラリと変える役割を果たし、飼育水を綺麗にしてくれる濾過(ろか)バクテリアの住み家となるのです。

それと、もうひとつ重要なのが熱帯魚用フィルター(ろ過器)です。これは熱帯魚を飼育している内に、次第に飼育水槽の中に溜まってしまう有害物質を濾過バクテリアの力を借りて無害化してくれる為の装置です。

またフィルターは、飼育水を綺麗にするだけでなく、飼育水槽の中にほどよい流れを作ってくれるため、特に流れの速い川に棲んでいる熱帯魚にとっては重要な器具なのです。

しかし、逆に、池や湖などの、いわゆる止水に生息している熱帯魚の中には、泳ぎが苦手で水流を嫌う種類もあります。その様な場合には、できるだけ飼育水槽の水流を弱くしたり、フィルターを使用せずに、底砂に棲む濾過バクテリアや水草の浄化作用に頼る飼育方法を活用しましょう。

飼育水槽をセットして、すぐに熱帯魚を入れてしまうと飼育水が白く濁る場合があります。この白濁は環境が安定すれば、やがて透明になりますが、熱帯魚にとっては危険なスタートです。

最初の一週間には、濾過バクテリアが飼育水槽の中で活動を始めてくれず、そればかりか雑菌が繁殖してしまい、飼育水が白濁してしまうのです。初心者はここで熱帯魚の飼育に失敗しやすいため、こうした飼育の始め方はできるかぎり避けたいところです。

濾過バクテリアが、本格的に殖え始めるのは熱帯魚を入れてからですが、フィルターを使うのであれば事前に何日か飼育水を回しておくことによって、有害な残留塩素も完全になくなり、水温を安定させ、飼育水は十分な酸素を含み、理想的な水槽環境が作れるのです。

熱帯魚を入れた時には、その効果のお陰で、効率よく環境を安定させることができるようになるのです。

熱帯魚、水草、水生コケ、光、エサの量、濾過バクテリアのバランスが取れていれば水はそれほど汚れませんので、普段は蒸発した分を足し水しておくだけで十分です。うまく環境が安定すれば数ヶ月も水換えなしに良い状態を保つことが出来るのです。

 


オリジナルな熱帯魚の楽しみ方


色とりどりの美しい熱帯魚。熱帯魚飼育や水槽を楽しむ為には、まずは、常に、しっかり観察する事です。

優れた観察眼を持つ事こそが、理想の水槽を維持する最大のポイントです。熱帯魚飼育初心者には、混泳が可能な小型魚からスタートするのがベストです。

無理をして高レベルにチャレンジして、ハードルを上げるより、まずは、基本をマスターして、あなただけのオリジナル水族館作りから、楽しんでみてはいかがでしょうか。

そして、意外に多い初心者の失敗は、神経質になりすぎ、水槽をいじりすぎて余計なことをしてしまう事。なかなかうまくいかない時は、落ち着いて見守る事も必要です。

 

いかがですか。以上が、「熱帯魚の飼育方法★基本から応用まで7つのまとめ」です。熱帯魚の飼育というと、なにか、とてもハードルが高い物の様な印象を持ってしまいがちですが、調べてみると案外シンプルで、いくつかの決まり事だけを守れば、良いのだと言う事ですね。

生き物が相手なのですから、無理強いもいけないし、構い過ぎも行けない、また、放任してばかりでもいけない・・・とにかく、全て、適度なさじ加減なのです。

段階を踏みつつ、しっかりと見極める事が大事なのです。癒しの存在になってくれるまでは、手間暇かけて育て上げましょう。一旦、良い環境が整えば、あとは、安心して見ていられる様になると言う事ですから、苦労の時間も楽しみましょうね。

 


まとめ


熱帯魚の飼育方法★基本から応用まで7つのまとめ

・初心者向けの熱帯魚とは?
・熱帯魚飼育の為の準備は?
・飼育水槽について
・オートヒーターについて
・エサの与え方
・底砂と熱帯魚用フィルター(ろ過器)
・オリジナルな熱帯魚の楽しみ方