猫を飼うことに決めたら・まず用意しておきたい10のもの

猫を飼うことになり…我が家に猫がやって来る!!浮足立つ気持ちを抑え、何気なくペットショップに寄ってみれば、そこには溢れんばかりの猫グッズ!物量もさることながら、品ぞろえのバリエーションには圧倒されますよね。

思わず手に取ってしまうような可愛いおもちゃやら、電車ではちょっと持ち帰るのがはばかられるような、巨大なグッズまで…。本人、いえ本「猫」の到着もまだなのに我が「子猫」可愛さに散財してしまうこと必至です。

さて、そこで気になるのは、「猫を飼う前にまず用意しておきたいものとは何か」ということに尽きるでしょう。いざ猫がやって来ればいくつかのものはたちどころに判明するはずですが、心置きなく猫に夢中になるためにも必要最低限のものは事前に準備しておきたいものです。そこで今回は、猫を飼うことに決めた皆様におすすめしたい10のものについてお伝えします!

 

猫を飼うことに決めたら・
まず用意しておきたい10のもの

 

引き取りの時に使うもの

どこからどんなふうに猫を迎えるかに関わらす、引き取ることが決まってからは猫の安全は飼い主が責任を持って守らなければなりません。家に連れて帰るまでの間に何が起こってもいいように必要なものを準備しておきましょう。

1 首輪
飼い主の中では完全に「うちのこ」であっても、当の猫にはそんな認識はありません。何度か見たことはあるとしても、よく知らない人間が自分をどこかに連れていくわけですから、逃げ出す機会をうかがっているかもしれません。

フレンドリーな猫だったとしても、その可能性がないわけではないことを頭の隅に入れておきましょう。万一猫が逃げてしまっても保護してもらえるよう、連絡先が分かる書き込みをした首輪を用意して、できれば引き取るときに装着させてもらいましょう。最近はより密着性の高いハーネス型のものも可愛いものが出回っていますが、装着が難しいうえ、個体によって好き嫌いがありますので初対面の猫にはお勧めしません。

2 リード
キャリーケースがあれば必要ないこともありますが、念のためにリードも用意しておきましょう。猫を抱いていて急に暴れだしたとしても、リードを握っていればすぐには逃げられません。猫を飼うなら、獣医さんは頻繁に通う場所の一つになりますが、待合室にはいろんな動物が集まっています。そんなときにもとても便利ですよ。

3 キャリーケース
移動の際に必要不可欠なのがこのキャリーケースです。折り畳み自在のものや、ハードケース、クッション性の高いソフトケースなどいろいろありますが、使い勝手からいいものを選んでおきましょう!大人になっても使いやすいサイズを選んでおくと経済的です。

 

家の中で使うもの

4 トイレ
猫を飼う家の中で使うもののうち、最も重要なのがトイレです。トイレの場所はあまり頻繁に動かさないほうがいいので、場所は慎重に選びましょう。トイレ周り用品や使用済み猫砂の収納場所と近い方が作業が楽です。できれば人間の生活スペースからも少し離れた場所がおすすめです!

5 猫砂
猫用品の中で最も重量があるのが猫砂です。最近はネットなどで購入すれば配送してもらえるので便利ですよね。新しいものをしまっておくにも場所を取りますので、どこにするかを考えておきましょう。

6 専用容器(安物OK蓋付推奨)
使用済みの猫砂は、強烈なにおいがしますので厳重に管理しましょう!いわば猫を飼う家のエチケットですね。トイレは1日1回以上掃除することになりますので、砂はビニール袋に入れて密封した上、ごみの日まで保管して置ける専用の容器を用意しておくと便利です。高いものは必要ありませんが、蓋付のものであれば匂いを閉じ込められますのでおすすめです。

7 隠れ場所
猫はあまり変化が好きではないので、環境が変わることはストレスです。ここが新しいうちで、自分たちが家族なのだということに徐々に気づいてはくれますが、最初はどうしても一人になりたいこともあります。

慣れるまでの数日間、猫が安心して過ごせる少し暗めのスペースを用意し、猫がそこに入るようであればそっとしておいてあげましょう。慣れれば必要なくなりますので、少し大きめの段ボールをひっくり返し、出入り口の穴をあけたものでも構いません。使い慣れたもののがあるようでしたら、一緒に入れてあげましょう。

専用の寝床などは、猫にも好みがありますのでお互いに慣れてから猫に一番向いていると思うものを買ってあげるなり、作ってあげるなりしましょう。猫を飼うにはそれなりのスペースが必要です。

子ねこの間はいいですが、現代の飼い猫は20年ほど生きることができます。その間快適に暮らしてもらうには猫の持ち物も増え、猫自身が思わぬところに陣取ってしまうこともあるかも知れません。

同じ空間で暮らす家族とはいえ、人間にもスペースは必要ですから、大人になった猫がのびのび暮らすのに必要な空間についてあらかじめ心づもりをしておきましょう。十分な上下運動をさせるためにキャットタワーなどの遊具はあった方がいいですが場所を取りますので、どこに置けばいいか考えてあげて下さいね!

 

食事スペースを用意しよう

8 キャットフード
食べ物は、引き取ったところから指定されている場合もありますが、そうでない場合は年齢に応じたドライフードと缶詰を少量ずつ用意しましょう。食べない場合もありますので、最初は様子を見ながら与えましょう。

また、猫はグルメです!最初から高級なフードを与えてしまうとその味にすっかり慣れてしまい、調子が悪い時などに食べさせるものに困ってしまいます。猫を飼う時に見落としがちなのがえさにかかるお金です。キャットフードはかさむと案外高額になります。ゴハンの質は計画的に管理しましょうね!

9 食器
猫用の食器は何でも構いませんが、食べているうちに移動してしまうのである程度重量があるものを選ぶか、下にトレイを敷くなど、移動してしまわない工夫があればベターですね!

また、人間との共用はできません。一度猫用に使ったら猫のものになると思ってください。猫は清潔好きな動物ですので、食事スペースは猫のトイレからは離れたところに設置するのが思いやりです。

10 水容器
猫は大変のどが乾く生き物です。特にドライフードを食べた後は長い間水を飲んでいます。1日にかなりの量の水が必要ですので、水の容器はひっくり返りにくい形で、大きめのものを用意しましょう。

 

いかがでしたでしょうか。

以上、猫を飼う方の新生活に必要なものを10に絞ってご紹介致しました。新しいメンバーを迎えた家庭では物事に対する見方を変える必要があり、嬉しい反面慣れるのに時間もかかりますよね。

それは新入りの猫にしても同じことです。ぜひたっぷり時間をかけて、新メンバーのいる家族のあり方を追求して下さいね。ここに挙げたものは最低限の猫用品ばかりです。最初はとにかく実用を満たしていれば問題ありません。

猫との暮らしが安定すれば、まだまだ必要なもの、あれば便利なものはもっとたくさん出て来ます。そうしたものは猫との暮らしの中でおいおい揃えていきましょう!猫を飼う楽しみの一つには猫用品をそろえることがあります。素敵な水容器があれば買い替えるといった遊び方を発見してくださいね!

 

まとめ

猫を飼う前に用意しておきたいものとは

・首輪、リード、キャリーケース
・トイレ、猫砂、専用容器、隠れ場所
・キャットフード、食器、水容器


連記事