子供が上手に犬を育てられる簡単な7つの飼い方ポイント

子供が上手に犬を育てられる簡単な7つの飼い方ポイント

一番下の子どもに妹(あるいは弟)が欲しいと言われたら、あなたはどうしますか。一番下の子どもなので、すでに上には姉(あるいは兄)が一人ないし二人はいるはずですね。

ヤレヤレこれで子どもは産み終えたと思っていたのに困ったもんだぜという気持ちが、一般的な親の有り様だと思います。それなのに末の子どもの、妹(弟)ほしいの爆弾発言。

どうやってこの場を乗り切ろうかと知恵をふりしぼる親の姿に同情を禁じ得ません。解決策としては、末の子どもにお菓子を与えて気持ちを紛らわす。おもちゃを買ってあげるなどの方法が考えられるでしょう。

ところが子どもが「それなら犬を飼って」と言ってきました。そこでつい「犬ならいいんじゃない」などと口走ってしまったあなた。子どもは大喜びしています。やばいですよ。

でもご心配なく。これから子どもが主体になってできる上手な犬の飼い方の簡単なポイントを7つにわけてお話しします。



 


子どもが上手に犬を育てられる
簡単な7つの飼い方ポイント

 


飼いたい犬の種類を子どもと一緒に決めよう


まず、犬を飼いたい子どもとよく相談して、室内で飼うのか、屋外で飼うのかを決めます。室内犬ならば小型の犬種を選びます。屋外で飼う場合なら中型犬がおすすめです。

ペットショップで選んだときは子犬だったので小さかったのですが……。約1年後、大型の成犬に育ってしまってびっくりしたということのないように、ぺットショップでよく相談して犬種を選んでくださいね。

また、犬種によって鳴き声にも特徴があるので、隣室や隣家、隣近所に迷惑のかからない鳴き声の犬を選ぶことも大切です。

犬種を決めたら、病気にかかっていないか、元気があるか、活発に動いているか、鳴き声がしっかりしているか、食欲があるかなどをよく見て子犬を選びましょう。

 


最初に犬の登録と予防接種を。これは義務です


生後91日以上の犬には、犬の登録と狂犬病予防接種が法律で義務づけられています。犬を飼いはじめてから30日以内にお住いの市区町村か保健所、市区町村の委託施設で犬の登録を行い、鑑札の交付を受けます。

さらに毎年1回は狂犬病予防接種を受けて注射済票の交付を受けます。この犬の鑑札と注射済票は犬の首輪につけておくことが義務づけられています。この鑑札と注射済票は犬の個別の番号と狂犬病の注射は済ませてありますという安全番号です。

もしあなたの飼い犬が脱走したり迷い犬になったり、事故にあったとしてもこの2つの番号を基にしてどこの家の飼い犬かを識別してくれるものです。

また、妊娠を望まない場合は、去勢・避妊手術を受けます。ジステンパーなどや感染症を予防する予防接種もあるので、獣医さんと相談して接種してください。

 


朝、夕の散歩は子どもにおまかせあれ


さあ、犬が我が家にやってきました。ここからが子どもの出番。朝、夕2回の散歩は子どもにおまかせあれ。子どもは犬と散歩することが大好きです。犬も散歩と子どもが大好きです。

生後6か月ころまでの子犬は家の玄関先や庭などで遊ばせて様子を見ます。子犬のころから十分な外遊びをさせているとすぐに散歩にも慣れることができるので、成犬での散歩嫌いを防ぐことができます。

6か月を過ぎたころから散歩をはじめます。最初は近所を一周して散歩に慣らすことから。しだいに散歩の距離と時間を増やしていきます。約1年後成犬になったら、朝と夕方、1日2回時間を決めて散歩をします。犬の調子がよくないときは散歩を休みます。

1回の散歩時間は、小型犬なら20分程度、中型犬なら30分程度、大型犬なら50分程度を目安にして、その犬の性格や様子を見ながら加減してください。犬がシニアになった場合は、1日1回くらい、体調を見ながらのんびりと散歩するのがおすすめです。

 


散歩でしつけ。犬のリーダーは子どもであると教えよう


子犬のときに、子どもが=(イコール)犬の飼い主さんであることをしっかりと教えます。犬は習性として上下関係にうるさく、子どもを自分より地位が低いものと見下しやすいもの。

そこで、犬のリーダーは子どもである、子どもの言うことを守るようにとしつけます。散歩で子どもがリーダーシップを発揮しながらしつけるのが効果的です。

たとえば散歩では、犬は子どもの後ろを歩く、犬が勝手に道路に飛び出さない(子どももね)、他人やほかの散歩中の犬に吠えかからない、道草をしないなどをしっかりと教えます。

犬がこれらの約束ごとを守れずに暴走したときは首輪につないだリードを強く引っ張って、ダメと厳しく教えます。マテ、ススメ、オスワリなどもしっかりと教えます。犬が上手にできたら大げさにほめてあげることが大切です。

犬はほめられるのがうれしいのですぐにマナーを学ぶことができるのです。

 


ここが勝負どころ、犬のトイレトレーニングですぞ


子犬のときから根気強くトイレトレーニングを行います。室内犬の場合は子犬のときにケージとトイレ、おしっこシートを用意してトイレの場所を教えます。

そこで上手にできたら上手にできたねといって思い切りほめてあげます。ほめることが犬にトイレを覚えさせる秘訣です。

部屋のほかの場所でそそうをしてしまったら、決して叱らずに、臭いを残さないように後片付けは念入りに行います。消臭スプレーがあると便利ですよ。トイレトレーニングが上手にできることが、ペットの犬とストレスなく暮らしていけるかどうかのカギになります。

また、散歩のときは、尿の後始末用にペットボトルに水を入れたものを用意して、おしっこのあとはその水をかけてきれいにします。排泄物を始末するためのビニール袋、ティッシュ、スコップなどとセットして出かけましょう。

 


その鳴き声の意味は。負け犬の遠吠えか


犬の気持ちは鳴き声や態度である程度わかります。しっぽをふってワンワンキャンキャンとうれしそうに飛び跳ねているときは嬉しさ全開のときです。

反対に、キューン、クーン、と悲しそうな声で鳴いてしっぽが下がっているときは、何か悪いことをして叱られて元気をなくしたときです。耳を伏せてしっぽを後ろ足にはさんでいるときは負け犬の遠吠えか、何かをこわがっているとき。ウーウーと低いうなり声で威嚇しているときは怒っているとき。

犬は怒ると噛みつこうとする体勢になるので気をつけてください。犬が喜んでいるときは一緒に喜び、犬がこわがっているときはこわがらなくてもいいよとなだめ、不安なときは大丈夫だよとからだをさすってあげるなどをしてください。

犬の鳴き声と態度で犬の気持ちを理解して、声に出して上手に犬をリードしてあげましょう。

 


子どもにリーダーシップを発揮させる、ドッグフードを与えること


子どもが犬のリーダーであると犬に認めさせるのはドッグフードを与えるときです。哺乳期から、成長期、成犬、そしてシニア犬になるまで、ドッグフードを与える全責任を子どもにまかせます。

フードを与えるということは、犬の健康管理の責任も負ったということになると子どもに教えてください。子どもがしっかりと任務をまっとうできるように見守ります。

ドッグフードの形状は3タイプあります。比較的価格が安く保存性があるのがカリカリ状のドライタイプ。ある程度の水分を含んだひき肉状のセミモイストタイプはやわらかめ、子犬やシニア犬におすすめです。犬が大好きな缶詰やレトルトなどのウェットタイプは値段が高めです。

 

いかがでしたか。

このほかにも、離乳食用、小型犬用、室内犬用、活動犬用、サプリメント、おやつなどと細かく分類されています。ドッグフード選びは、犬の健康づくりと直結していると心して選ぶようにしましょう。

ペットを飼うのはうれしいものです。ことに子どもにとっては、犬とは仲間という意識が強いようです。

でも、うれしいだけではなく、生き物を飼うということは、その命も預かるということです。その辺のところを子どもにしっかりと学ばせたいものですね。

そのためには、ペットを飼うときに、子どもの役割を決めることが一番です。子どもがペットを育てるための大事な役割をになっていると自覚させながら、生きもの係、散歩係、食事係というように大切な係を任命してあげてください。ペットの限りあるいのちを最後まで、看取ることはいうまでもありませんね。

 


まとめ


子どもが上手に犬を育てられる簡単な7つの飼い方ポイント

・飼いたい犬の種類を子どもと一緒に決めよう
・最初に犬の登録と予防接種を。これは義務です
・朝、夕の散歩は子どもにおまかせあれ
・散歩でしつけ。犬のリーダーは子どもであると教えよう
・ここが勝負どころ、犬のトイレトレーニングですぞ
・その鳴き声の意味は。負け犬の遠吠えか
・子どもにリーダーシップを発揮させる、ドッグフードを与えること