フクロウをペットにしたい!最近は、ふくろうカフェもあちこちにできて、“癒し”としてのフクロウに人気が集まっているようです。しかし実際のフクロウは“癒し”とは程遠い生き物で、真っ暗闇の森の中を音もなく飛びまわり、獲物に襲い掛かる森のハンターなのです。それにフクロウは犬や猫のようにしつけができる動物ではないし、トイレの場所を覚える気もないので、フクロウをペットにするにはそれなりの環境と覚悟が必要です。
今回は、それでも、「フクロウをペットにしたい!」という方のために、ペットとして人気のフクロウの種類や特徴を画像を交えながらお伝えします。部屋飼いできる全長20センチのちっちゃなフクロウもいます!ご参考までに。
フクロウをペットに☆
人気の種類や特徴を画像で紹介☆
オレンジ色の目が印象的なアフリカオオコノハズク
体長は20cmから25cm程度。びっくりしたりすると体を細く変化させるのが特徴です。
びっくりした時・・・
アフリカオオコノハズクのびっくりした時の顔。別人ならぬ別ふくろうのようです。
丈夫な体が自慢!スピックスコノハズク
フクロウにしては人なつっこい性格なのでペットとして人気があります。
初心者にオススメ!ヨーロッパコノハズク
体の模様が樹木にそっくり!カモフラージュ用なんだそうです。
ひょうきんなイメージのコキンメフクロウ
頭が大きくがっしりとした体型です。頭を上下にゆらす仕草がとってもユーモラス。
中型では代表的なモリフクロウ
ビー玉みたいな黒い目、おとなしくてかわいい性格。ペットとしては大きいサイズです。
ハート形の白い顔が印象的なメンフクロウ
体長約40cmの中型。繁殖数が多いので価格がリーズナブルなのも魅力です。
長い羽角がうさぎみたいなウサギフクロウ
とってもかわいいのに神経質。アグレッシブな性格なので初心者はきびしいかも。
鷹のようなオナガフクロウ
鷹のような長い尾が特徴。飛ぶ姿がとても綺麗です。
ハリーポッターでおなじみのシロフクロウ
大型のフクロウで暑さが大の苦手、日本の夏場対策は必須です。
表情がかわいい!アフリカワシミミズク
小型でおとなしい性格、室内での飛行もOKです。
いかがでしたでしょうか。
ここまでフクロウの種類や特徴を画像とともに紹介してきましたが、アフリカオオコノハズクのぬいぐるみ見たいなふかふかの毛や、仕草がユーモラスなコキンメフクロウなど見ればみるほど飼いたくなってきます。
ハリーポッターの上映以来、イギリスで爆発的に広がったフクロウのペットブームですが、日本ではフクロウに対する知識や経験が浅い上に普通の鳥の3倍から4倍の広さのゲージ(テリトリー)が必要なので、日本の住宅事情を考えるとフクロウをペットにするハードルは比較的高いと言われています。
ですから、どうしても「フクロウをペットにしたい!」人は、コノハズク系の小さなフクロウから始めてみてはいかがでしょうか。それならゲージのサイズも幅1mあれば十分だし、たまには、部屋の中で遊ばせてあげることも可能です。繰り返しますが、フクロウをペットにするのはそう簡単ではありません。途中で投げ出さないように!フクロウとの生活を楽しんでください。