ベタの飼い方☆初心者でも上手に育てられる4つのポイント

ベタの飼い方は比較的簡単で誰でもすぐに育てることができ、インテリアとしてベタを飼う方も増えています。飼い方も場所をとらない手軽さが人気の秘密かもしれませんね。とても神秘的な色で華麗に泳ぐ姿は見ているウットリさせられます。

ベタは「ラビリンス器官」という呼吸器官があるので、エラ呼吸より肺呼吸で水の中の酸素を補えることができる珍しい魚です。ベタと簡単に呼んでいますが実際の名前は「ベタ・スプレンデンス」といい、タイが原産国となっています。

種類もたくさんあるので迷ってしまいますが、やはり艶があり、エラがキレイで元気に優雅に泳いでいるベタがおすすめです。そこで今回は、上手に育てて長く一緒にいられるためのベタの飼い方をお伝えします。

 

ベタの飼い方☆
初心者でも上手に育てられる4つのポイント

 

ベタは水槽でも大きめのコップでも飼うことができます

ベタの飼い方として水槽での飼い方とコップや大きめの瓶、ワイングラスなどでベタを飼育する飼い方と2通りがあります。ベタは15~30cmの水槽や容器があれば良いでしょう。水温は22℃以上が理想ですが、冬場は水温が下がってしまうのでヒーターがあると良いでしょう。

コップで飼育する場合はなるべく暖かい場所に置いてあげます。しかし温度差があまりにもありすぎたり水温が27℃以上を超えそうな場所には置かないでくださいね。ベタが弱ってしまうので夏場や真冬は特に気を付けましょう。底にビー玉やきれいな石を敷いて水草を入れてあげるとインテリアとしてもきれいですよ。

水槽で飼う場合にはベタは強めの水流が苦手なので、なくても大丈夫ですが万が一入れる場合には、水槽に置き型タイプのフィルターをベタが嫌がらないように端の方に入れてあげると良いでしょう。

 

ベタは基本的には1匹ずつ飼いましょう

ベタの飼い方で一匹ずつだと寂しそうだから他の熱帯魚のように何匹かまとめて同じ水槽で・・・と思っている方もいるでしょう。しかし、ベタの飼い方で気を付けなければいけないのがベタが「闘魚」と呼ばれていることです。特にオス同士は最も相性が悪く、どちらかが死んでしまうまで闘うといわれているほど・・・。

ベタ以外の熱帯魚と一緒に飼うことは場合によっては可能ですが、どういう訳かベタのオス同士は悲惨なくらいに相性が悪いのです。ベタはとても闘争心が強く、たとえ水槽越しにベタを見えただけでも威嚇するという性質を持っています。ベタのメス同士なら一緒に飼えますがなかなか売っているお店が少ないのが現状です。

比較的メスとオスであれば大丈夫といわれていますがまれに相性が悪いとオスが威嚇し続けることがありますので、ベタの飼い方に慣れるまでは個別に飼ってあげるのがベタにとっても飼い主さんにとっても安心な飼い方でしょう。

 

ベタのエサは1日2回くらいがベストです

ベタの飼い方ではじめに用意しておかなければならないものといえばエサでしょう。あまりたくさん食べる方ではないので、だいたい1度の食事で市販の「ベタのエサ」を5粒程度与えます。ベタは底に沈んでしまったエサは食べません。水が濁って汚れてしまうので毎回残すようでしたら少なめに与えましょう。

もちろん沈んだエサはスポイトなどで取り除くと水も汚れずに済みますのでお試しください。生エサとして赤虫をあげても良いでしょう。ベタもやはり私たちと同じで好きなものはたくさん食べますので生エサは大好物です。あまり与えすぎると栄養バランスの整っている通常のエサを食べなくなってしまうので気を付けましょう。

しかし無理に与えなくても大丈夫ですので、おやつ程度に与えるくらいがちょうどいいでしょう。大きくなったら1日に1回のエサを与えてください。

 

ベタの水替えはコップであれば週1回は必ず取り替えます

ベタの飼い方で苦戦するのが水の取り換え作業です。餌をあげればあげるほど水も汚れますしフンもたくさんします。健康な証拠なのですが、濁った水の中で生活するのは不衛生ですよね。せっかくのキレイなベタの姿が台無しです。コップや瓶で飼っている場合は最低でも週1回は水替えをしましょう。

水槽で飼っている場合でも月に2回くらいは水の取り換え作業が必要です。ベタの飼い方でも一番大変な作業になりますが、濁ってきたら取り替えのサインだと思ってくださいね。前の水を半部残して取り替えても良いでしょう。水草を入れておきますと水が汚れにくくなりますがかわいいベタのために掃除はこまめに行ってくださいね。水道水をそのまま入れるのではなくカルキ抜きの中和剤を必ず入れてから水を取り替えましょう。

 

いかがでしょう。ベタの飼い方は熱帯魚初心者でもわかりやすく育てやすいので、ベタの飼い方を楽しみながら実践してみてくださいね。ベタは美しいだけでなく闘争心も強いのですが、飼い主さんが水槽に近づくとエサをもらえると勘違いして近づいてきたりするお茶目な一面も持ち合わせています。

あまり浅いコップなどで飼育してしまいますと、元気が良すぎるベタは逃げ出してしまうこともありますので気を付けてください。エアーポンプなど熱帯魚と違い絶対に用意しなければいけないというものがないので、急にベタをプレゼントされてもエサさえあればすぐ飼えてしまう魚です。のんびりと優雅に泳ぐベタの虜になったら、ぜひベタの飼い方をマスターして癒しの空間を作ってあげましょう。

まとめ

初心者さんでも大丈夫!4つのポイントでベタの飼い方は完璧です!

・ベタを15~30cmの水槽で育てる飼い方とベタをコップで育てる飼い方が選べます
・ベタは「闘魚」とよばれ、オス同士は威嚇し合い相性は最悪です。できれば一匹ずつの水槽やコップで飼いましょう
・ベタのエサやりは1日2回くらいで食べきれる量をあげましょう。大きくなったら1日1回与えます
・ベタの水替えは週1回が望ましいです。水槽が大きい場合は月2回は最低でも水替えを行ってください


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