めだかの飼い方で注意した方がいい7つの事。

めだかの飼い方で注意した方がいい7つの事。
観賞魚の中でもとても丈夫なめだかは、魚を飼いたいと思う初心者にも向いていますよね。めだかの飼い方は、一般的なめだかであればあまり難しくありません。

屋内で水槽などを使って飼うこともできますし、屋外の水鉢や水生植物と一緒に飼育することもできます。シンプルな姿ですので、魚本体よりもアクアリウムの一部として楽しむ方もいるようです。

そんな丈夫なめだかですが、実は飼育環境が何でも良いというわけでもありません。

そこで今日は飼いだすとかわいくてハマってしまいがちなめだかの飼い方で、注意しておくべき点についてお伝えします。ではご覧ください。

 


めだかの飼い方で注意した方がいい7つの事。

 

お迎えしてすぐは、水に注意しよう

めだかに限らずおおよその魚がそうですが、今までの環境(川や池、もしくはペットショップ)から急に違う環境に移されると、びっくりしたり新しい環境があわなかったりして弱ることがあります。

きちんとカルキ抜きして、できればバクテリアを定着させた水を用意しておき、その水と元の環境の水を少しずつ合わせながら、めだかを慣らしていきましょう。

カルキ抜きには、水道水を一昼夜放置しておく方法や、市販の薬剤を使用する方法があります。ミネラルウォーターなどは水がキレイすぎますし、水質の問題からもあまり適さないとされています。

 

一緒の環境に入れる植物に注意しよう

めだかの飼い方として、酸素供給や隠れ場所、産卵場所に必要な水草を入れる必要があります。水生植物の鉢に入れる場合も同じですが、植物と一緒にさせる前に、その植物に余計なものがついていないかよく確認しましょう。

外来種の植物の場合、よくない虫がついていたり、農薬がついていることがあります。これらはめだかと一緒に水中に入ったときに、めだかによくない影響を及ぼします。

植物を購入する際に、原産地や仕入先をショップに確認するようにしましょう。

 

混泳させる生き物に注意しよう

せっかく水槽を立ち上げるのだから、めだかだけでなく他の生き物も一緒に飼いたい、と思うこともあるでしょう。しかし、気に入ったからと何でも共生させようとすると、悲惨な結末に陥る可能性があります。

めだかと同じくらいの大きさのエビや、水をキレイにしてくれる貝は適していると言えるでしょう。逆に、イモリやめだかより大きい金魚など肉食の魚は、めだかを食べてしまうのでだめです。

めだか同士で共食いすることもありますので、それも念頭に置いておいてください。

 

水温にはある程度注意しよう

めだかの適温は20℃~25℃程度と言われています。というのも、めだかが生息可能な温度は幅広く、下は3℃、上は40℃を越しても生きることがあるのです。

ですのでそんなに神経質になる必要はありません。室内飼育ならなおさら、よっぽど寒い地域でなければ通年温度調整は必要ないでしょう。

ただ、日のよくあたる窓辺で飼育していたり屋外飼育をする場合は、温度の上がりすぎに多少の注意が必要です。水流を調整したり日陰を作るなどして、めだかの限界を超えないように工夫しましょう。

 

水量にも気をつけよう

めだかの飼い方として、飼育環境内の水の深さは15cm~25cmほど必要とされています。川の環境に近いくらいの状態ですね。

室内飼育で、魚をメインとして環境を整えている場合は、水換えなどの定期メンテナンスもありますし、水量の変化はあまりないでしょう。

室外飼育の場合は、日の照り具合や乾燥などで水がどんどん減ってしまうことがあります。植物と一緒にさせている場合はなおさらです。水が少なくなると同時に水質の悪化も起こり、めだかの健康を阻害します。ほったらかしにし過ぎないようにしましょう。

 

万年日陰な場所は避けよう

めだかは太陽の光を必要とする生き物です。我々人は、紫外線を浴びることに対して敵のように扱うことがありますが、めだかにとっては生きるために必要なものです。

太陽光を浴びることで、体の表面が殺菌されます。また必要なビタミンを形成する役割もあります。

家の玄関や、庭の木々に囲まれた奥のほうなど、日光がまったく当たらないような場所は避けましょう。小さい鉢を日陰に置いている場合は、1日数時間でも日の当たるところに移動させるようにします。動かせないような水槽で飼育しているのなら、水槽用の紫外線があたるライトがありますので、使用すると良いでしょう。

 

めだかの様子はよく見るようにしよう

丈夫な魚だからと、エサは毎日あげるけれどきちんと見ることはあまりない……という状態が続くと、気付かぬうちに病気になっていることもあります。

めだかは水質が悪化したり、水温が急激に変化することで病気になります。それらは早めに見つけることができれば治療が可能なものです。

せっかく飼っているのですから、できるだけ毎日話しかけるくらいの時間をとって、異常がないか見ておきましょう。長く健康で過ごしてほしいですものね。

 

さて、めだかにもいろいろありますが、アルビノ種などの繊細な種類でなければ、とても丈夫で飼いやすい魚です。

水質悪化は病につながりますが、それでも川で元気に生活していることを考えると、熱帯魚のように「ものすごく」きれいな状態を保たなければいけない、というのでもないということが分かりますよね。

ちょっとズボラな人でも一緒に暮らせるめだか。凝り性な人は、ドールハウスを作るようにめだかの住処をデコレーションすることもできて、インテリアとしても楽しめます。最低限のことを守ってめだかを楽しく飼いましょう。

まとめ

めだかの飼い方で注意するポイント

・お迎えしてすぐは、水に注意しよう
・一緒の環境に入れる植物に注意しよう
・共生させる生き物に注意しよう
・水温に注意しよう
・水量にも気をつけよう
・万年日陰な場所は避けよう
・めだかの様子はよく見るようにしよう


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