子犬の里親探し。なかなか見つからない人へのマル秘情報!

子犬の里親探し。なかなか見つからない人へのマル秘情報!

家で飼っているワンちゃんに子犬が産まれて、里親探しに奮闘するということはよく聞く話ですね。ですが、産まれた頭数が思いのほか多かったり、既に引き取ってくれそうな家には以前に産まれた子犬を譲っていたりなどの事情で、なかなか貰い手が見つからないこともあり得ます。そんな時は、飼い主としてはどうするべきでしょうか。そのまま全員自分で飼うしかなくなる、という事態も十分に考えられますよね。ですが、住環境や経済的な事情で、それはどうしてもできないという人もきっといるはずです。

そんな時にお役立ちの、子犬の里親を探すために覚えておきたいことがいくつかあります。今回は、子犬の里親探しに関するマル秘情報をお伝えします。

 


子犬の里親探し。
なかなか見つからない人へのマル秘情報

 

去勢、避妊をちゃんと行おう

マル秘情報の前に、必ず守ってほしいことが2つあります。まずは、産まれた子犬を自分で飼うことができないのなら、必ず親犬の去勢、避妊手術を行うこと。これは、お世話ができないのに小さな命をたくさん産ませないようにし、捨て犬や保健所など、悲しい最後の手段に出ることを事前に防ぐためです。現在犬を飼っているなら、絶対にそんな手段に出ることはないだろうと思います。ですが、それでも増えてしまった犬たちを管理しきれず、何か近隣トラブルに発展してしまった場合は、やはり保健所が介入してくることになりかねません。

まずは、子犬の里親を探すことになる前の段階で、手を打っておく必要があるでしょう。

 

里親に渡す前に、しつけ・予防接種はしっかり行おう

もう一つ、産まれた子犬に関してするべきことと言えば、しつけと予防接種です。いずれは里親の元へ引き取られる子達だとしても、しつけと予防接種が必要な時期まで産まれた家にいるのなら、必ずその負担は子犬を手放す側が行うべきです。これは、子犬の里親に名乗り出る人を増やすための手段でもあります。何のしつけもされておらず、予防接種も済んでいない子犬と、ちゃんと必要なしつけをされ、予防接種も完了している子犬とでは、どちらが欲しがる人が多いか、わかりますよね。子を産んだ犬の飼い主が負う責任として、ある程度のお金と手間はかかるものだと心得ておきましょう。

 

スーパーマーケットや動物病院に張り紙をしよう

親戚や近所の知り合いには全員断られたという人は、見ず知らずの人に当たってみることを考えてみましたか?もちろん、道行く人にいきなり声をかけるというわけではありません。意外と里親が見つかる方法としては、スーパーマーケットなどの商業施設、そして動物病院に里親募集の張り紙をすることです。張り紙をする場所が動物病院なら、犬を飼える環境の人が多く出入りしますが、スーパーマーケットの場合は、お店を選びましょう。できれば、周囲に一戸建てなどが多く、公園などもあるような、犬を飼いやすい地域のお店にしましょう。

張り紙に使う子犬の写真は、これ以上ないくらいかわいいベストショットを使うことを忘れずに。

 

インターネットを有効活用しよう

張り紙の場合は自分の連絡先を書かなければならないので抵抗があるという人は、インターネットの里親募集掲示板を利用することをおすすめします。インターネットなら、色々な人に見てもらえますし、そのサイトに訪れるのは、最初から子犬の里親になりたいという人が多いからです。顔が見えない相手に譲ることが心配な人も、何度かメールのやり取りなどをして、信頼できる人かどうかを見極めてから引き渡すことだって可能です。殺処分される子犬を一匹でも減らそうと、里親掲示板を運営している人は現在たくさんおり、住んでいる地域ごとに検索できるような、便利なサイトもあります。

 

子犬の引き取りを行っているNPO法人に相談しよう

どうしても個人で子犬の里親を探すことができなかったなら、里親に引き取ってもらうことを前提に、飼えなくなった犬たちを保護しているNPO法人のお世話になることを考えましょう。このような場所には、里親になりたい人が日々訪れ、かなりの割合で、新しい家族に引き取られて行っています。保健所に引き取ってもらうよりも人道的ですし、里親が見つかるまでの間も、犬の飼育に慣れた人がお世話してくれるので、安心できます。ただ、気軽に利用できるものではなく、飼育費がかかったり、寄付が必須のところもあります。また、このような法人のサイトは、里親募集の告知は見やすいところにあっても、預けたい人用の説明はわかりにくい表示の場合が多いです。

預ける人用の説明が無い場合は、思い切ってメールや電話で問い合わせてみましょう。

 

いかがでしたでしょうか。これらの情報が、子犬の里親探しにお困りの人のお役に立てれば幸いです。子犬が産まれると、これから長く飼うことが難しいとしても、家の中がパッと明るくなる感じがしますよね。こんなにかわいい子犬ですから、大事にしてくれる里親に引き取ってもらいたい気持ちは、犬を愛する人なら共通のことです。しかし、信頼できる知り合いに当たると言っても、その人数はどれだけ顔が広くても限られていることでしょう。

せっかくこの世に産まれてきた子犬ちゃん達ですから、良い里親に引き取られ、幸せな生活を送って欲しいものです。そのためには、知り合いや親戚だけではなく、見ず知らずの人たちも、里親の候補に入れるようにすることをおすすめします。

 


まとめ


子犬の里親探し。なかなか見つからない人へのマル秘情報とは

・去勢、避妊をちゃんと行おう
・里親に渡す前に、しつけ・予防接種はしっかり行おう
・スーパーマーケットや動物病院に張り紙をしよう
・インターネットを有効活用しよう
・子犬の引き取りを行っているNPO法人に相談しよう


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