ハムスターの寿命がわかる5つのポイント

ハムスターの寿命がわかる5つのポイント

今、ハムスターを飼っている人は、やっぱりその子の寿命がどれくらい気になりますよね。大事なペットがいつ死んでしまうかなんてもちろん考えたくないですよね。ですが、ハムスターのように寿命が短い動物を飼うのなら、大体の目安としても生きられる期間を知っておくのは重要なことです。

例えば、友人宅のハムスターが何年も生きたからと自分が飼っている子が同じだけ生きるとは限りませんから、不意にこの世を去られてショックを受けてしまうこともあります。また、ハムスターの平均的な寿命よりもかなり早く死なれてしまったとなると、何かの病気にかかっていた可能性を考えざるを得ません。

今回は、そんなハムスターの寿命についてお伝えします。

 


ハムスターの寿命がわかる
5つのポイント

 

ハムスター全体の平均寿命は2~3年ほど

ハムスターの平均寿命は、現在のところ大体2~3年ほどです。ただ、これはあくまで「平均」であって、もっと生きる子や、もっと短命な子もたくさん存在します。ですから、2年経ったからもうじき死んでしまうとか、2年に満たないうちに死んでしまったのは飼い方が悪かったのではと思う必要はありません。

4年も5年も生きるようなハムスターは少なくありませんので、2年を経過しても元気そうなら、すぐに死んでしまうのではと心配しなくても大丈夫です。また逆に、長生きする子がいれば体質的に早く死んでしまう子もいますので、平均より生きなくても過剰に自分を責めたりするのは精神衛生上良くありません。

 

種類ごとに寿命の長短がある

ハムスター全体でみる寿命は2~3年ですが、種類によって多少違いがあるようです。まず、ジャンガリアンハムスターは平均寿命が2~2年半と、その他の種類よりも短めです。また、キャンベルハムスターも、平均が1年半~3年と、早めに死を迎える子が他種よりも多いようです。

また、オスメスでの比較だと、メスよりもオスのハムスターの方が寿命が長いというデータがあるそうです。どちらか一匹だけを飼うのなら、オスの方が長く一緒にいられる可能性が高いということですね。

 

飼い始めた時点の月齢を覚えておこう

2~3年と、短い期間しか生きられないハムスター。そんな子たちとなるべく長く一緒にいるためには、生まれてあまり時間の経過していない子を迎え入れるのが一番確実な方法です。

自家繁殖させたハムスターならば、離乳してすぐくらいに譲り渡されることが多いようですが、問題はペットショップで購入する場合です。親切なお店では、いつ生まれたハムスターか表示していることがありますが、もし表示が無い場合は、店員さんに出生日を尋ねるようにしましょう。具体的に答えられないお店では購入自体を見送った方が安心です。

 

長生きしやすい環境を整えよう

平均寿命よりも生きるハムスターと、生きられないハムスターの違いは一体何なのでしょうか。それは、生まれつきの体質などもありますが、やはり愛情をたくさん注いで、ハムスターが健康に過ごせる環境を整えてあげた方が、寿命が延びるようです。

ハムスターが長生きしやすい環境と言えば、衛生管理をしっかり行っていること、ハムスターに合った餌を与えていること、そしてストレスが無いことです。このどれが欠けてもハムスターは病気しやすくなるので、十分に気を付けてあげましょう。

 

ハムスターを診察できる病院を押さえておこう

ハムスターをなるべく長生きさせるためには、もしもハムスターが病気になった場合すぐに診てもらえる動物病院を押さえておく必要があります。犬や猫と違って、ハムスターをちゃんと診察できる病院はまだまだ少ないため、病気になって駆け込んだ動物病院では治療が困難という事態が考えられるからです。

ハムスターが病気になってから病院を探すのでは間に合わない可能性があるため、ハムスターを飼おうと決めた時に、一緒に動物病院も探して連絡先を控えておくようにしましょう。

 

いかがでしょう。この内容から、ハムスターの寿命についてご理解いただけましたよね。

あくまで平均の範囲となりますが、2~3年でお別れとなると、人間の感覚ではとても短いものに感じられますよね。しかし、ハムスターはそんな短い寿命の中、人間の何倍ものスピードで一生懸命に生きているのです。あっという間に死んでしまったように見えても、彼らの一生はとても充実しているものだったと信じてあげるべきでしょう。

もちろん、短命だからと、飼う側がしてあげられる健康管理を怠って良いというわけではありません。お手入れや環境整備などをしっかり行って、なるべくハムスターが元気で長生きできるようにお手伝いをしてあげるようにしましょう。

まとめ

ハムスターの寿命は

・平均寿命は2~3年ほどだが、2年以内に死ぬ子や4年以上生きる子もいる
・種類ごとに寿命の長短がある
・飼い始めた時点の月齢を覚えておくと余命を把握しやすい
・長生きしやすい環境を整えると伸ばせる可能性が高い
・ハムスターを診察できる病院を押さえておくと、伸ばしやすい


連記事
タイトルとURLをコピーしました