ペットロス症候群になったら・上手に抜けだす7つの克服法

ペットロス症候群になったら・上手に抜けだす7つの克服法

最近では犬や猫を家族同様に可愛がっている方も多いです。ペットは人間の心を和ませてくれるし、元気づけてくれる存在ですね。そんな大切なペットが突然亡くなることもあります。家族のように大切なペットが亡くなったら、ショックを受けるのは当然のことです。

これを「ペットロス症候群」と言います。最近ペットを飼う方が多くなり、愛情深く育てている方が増えていることもあってペットロス症候群になる方も増えています。動物は命のあるものですから、いつかは別れなければなりません。

しかしペットが死んだショックが大きすぎると、ペットロス症候群から抜け出せなくなることもあります。重症になるとうつ病を発症することもあります。ペットロス症候群の主な症状は、深い落ち込み、何にも関心が持てない、眠れない、常にだるいなどの症状があります。また、食欲がない、集中できない、自責感が強いという症状も出ることがあります。

誰でもペットを失うとこういう症状が現れます。しかしペットロス症候群として重症化と言えるのは、数ヶ月経っても改善の兆しが見えない場合です。また、ペットを失った悲しみから抜け出す方法が分からなかったり、日常生活に支障をきたしている場合です。そこで今回は、ペットロス症候群になったら、上手に抜けだす克服法をお伝えします。



 

ペットロス症候群になったら・
上手に抜けだす7つの克服法

 

遺品などを少しずつ整理しよう


ペットロス症候群から抜け出すには、辛いかもしれませんが、少しずつ遺品を整理していきましょう。現実を受け入れる為には、葬儀などの儀式をしっかり行っておくべきです。遺品を整理していくと、ペットがいなくなってしまった現実と少しずつ向き合うことができるようになります。

思い出の場所を通ると辛くなってしまうかもしれませんが、思い出の場所や写真を過剰に避けないことも大切です。少しずつ辛さを通して現実を受け入れていくと、ペットロス症候群から回復していきます。ペットロス症候群から上手に抜け出すには、ペットがもういないという現実を受け入れることから始まります。

 

感情を抑圧しないようにしよう


ペットロス症候群をこじらせる原因は、悲しみの感情を抑圧してしまうことです。悲しい時は思い切り泣くことも大切です。悲しい時の涙は、目にゴミが入った時の涙より、たんぱく質が20〜24%も多く含まれ、ホルモンや神経伝達物質も含まれます。

また、1985年にアメリカのフレイが106人の男女に調査を行いました。女性の85%、男性の73%が、泣いた後気分が良くなったと回答しています。この調査からも、泣くという行為には、発汗などと同じ排泄プロセスとしての側面があります。ペットロス症候群が重症化しない為には、大人でも男性でも、人目につかない所で大声で泣くというのは良い方法です。

 

ルーチンを変えてみよう


ペットロス症候群から早く立ち直る為には、固定されたルーチン(決まりきった行動パターン)を変えるという方法があります。例えば、ペットがいた時は、スーパーに行ったらペット用品コーナーに行っていたとします。

このルーチンを繰り返していると、ペットとの楽しかった日々を思い出して落ち込むことが癖になってしまいます。そこで、日常生活の行動を少しずつ変えていくと気持ちが落ち着きやすいです。ペットロス症候群を長引かせる原因に、いつの間にか固定されたルーチンをそのまま行っている場合があるので注意しましょう。

 

ペットに手紙を書こう


ペットロス症候群を起こす時の心理で、具体的に何が悲しいのかが分からない場合があります。そこで、ペットに対する感謝の気持ちや、謝罪や反省、楽しかった思い出などを手紙という形で言葉にする方法があります。

そうすると漠然としていた気持ちが整理され、それだけですっきりすることがあります。ペットロス症候群を起こしているのが、ペットに対する謝罪なのか、寂しさなのか気持ちが整理されます。また、ペットはもう戻ってこないという現実を受け入れるのにも効果的です。

 

同じ経験者と対話しよう


ペットロス症候群から抜け出すには、同じようにペットを失った経験者と会話をするということも意義があります。悲しい思いをした人は自分だけではないと気付くだけでも、かなり安心します。

ペットロス症候群を経験した人は、ペットを失う悲しみを知っている為、不用意な発言をして傷つけることがありません。また、会話をすることで感情の抑圧を防ぐことにもなります。ペットを失った人たちの集会に行ったり、ペットロスの経験を綴った本を読むということも良いでしょう。

 

悲しみを100%消すことを目標にしないようにしよう


ペットロス症候群から抜け出すことは大事ですが、悲しみを100%消すことは目標にしない方が良いでしょう。家族やペット仲間に辛い気持ちを聞いてもらい、共感してもらうと少しずつ気持ちは解放されていきます。

しかし、ペットを失ったという事実が悲しいものであることは変えることはできません。ペットロス症候群から立ち直るには、悲しい事実を受け入れて、日常に戻っていくことが目標です。悲しみを100%消すことを目標にしてはいけません。

 

虹の橋を渡ったことを理解しよう


ペットロス症候群から立ち直るには、ペットが虹の橋を渡って幸せになっていると理解することが大切です。「ペットが虹の橋に旅立った」という表現をよく目にしますが、「虹の橋」とは作者不明の散文詩です。

虹の橋(Rainbow Bridge)という散文詩は、アメリカで流布していたものが世界中に広がり、日本でも知られています。虹の橋とはペットと飼い主がいつか再び巡り会う架空の場所のことです。

虹の橋は病気や老いで不自由だった動物も、健康で活力に満ちた体力を取り戻します。あなたのペットも、食べ物も水も豊富にあり、心地よい虹の橋で暮らしていることを想像してみましょう。

 

いかがでしたでしょうか。

ペットロス症候群になったら、上手に抜け出す克服法を紹介しました。家族同様に可愛がってきたペットが亡くなると、本当に悲しくて力が出ないものです。犬も猫も人間より寿命が短いので、早く亡くなることは分かっていても辛くて、自分を責めてしまう場合もあります。

ペットロス症候群は、ペットを失った人なら誰でもこのような感情になることがあります。人の悲しみは拒否・怒り・交渉・抑うつ・受容の5段階を経て回復するという説があります。ペットを失ったことが信じられない気持ち(拒否)から始まり、なぜ助けられなかったのかと悔やむ気持ち(怒り)に移ります。

もしペットが戻ってくるなら何でもするという気持ち(交渉)になり、ペットを失って気力がない状態(抑うつ)になります。これらを経た後、段々と気持ちが楽になってくる(受容)状態になります。ペットロス症候群も重症化すると、うつ病になることもあります。

あまりにも長く悲しい気持ちが続く場合は、心療内科に行きましょう。周囲にペットを失って悲しんでいる人がいたら、周囲の人も話を聞いてあげましょう。話すことで気持ちが楽になる場合もあります。周囲の人の理解を得られるとペットロス症候群も上手に抜け出すことができます。ペットを失っても一緒にいてくれたペットに感謝しながら、少しずつ前に進みましょう。

 

まとめ

ペットロス症候群になったら、上手に抜け出す克服法は

・現実と少しずつ向き合って、遺品を整理していきましょう
・感情を抑圧しないで、人目につかない所で思い切り泣きましょう
・日常生活の行動を少しずつ変えて、ルーチンを変えてみましょう
・気持ちを整理する為に、ペットに手紙を書いてみましょう
・同じようにペットを失った経験者と対話してみましょう
・悲しい事実を受け入れて、日常に戻ることが目標なので、悲しみを100%消すことを目標にはしないようにしましょう
・ペットが虹の橋を渡って幸せになっていることを想像してみましょう