猫は一見無表情に見えますが、じつは人間に対してネコなりのシグナルをたくさん出しています。
鳴き声もそのうちの一つで、言葉こそ話せませんが、一生懸命いろいろ私たちにいつもお話してくれているのです☆そんな猫ちゃんの気持ちを理解して、おしゃべりできたらとても素敵ですよね!
猫の鳴き声の意味は、完全に解明されてはいませんが、感情やシチュエーションによって共通の音のパターンがありそれを理解することで大まかな意味がわかるようになってきています。
今回は、ネコ語の共通点を猫の気持ち別にまとめてみました。あなたのネコちゃんの気持ちを探る参考にしてみてくださいね♪
猫の鳴き声の共通点を知って
意味を理解する7つの方法
ネコのあいさつ
猫はおりこうなので、名前をよんだときや飼い主さんに話しかけられたときなどに、「にゃ」とすこし短めに鳴いておへんじすることがあります。ごあいさつのときネコは飼い主さんの顔を見て、ごきげんにしっぽをたてているはずですよ。
これは飼い主さんを仲間と思って安心しているサインなので、こちらもお返しにネコにあいさつしてあげましょう
何かしてほしいとき
猫ちゃんが人間になにか催促しているときに、「にゃー」「みゃー」というふうに、その1よりもちょっと長めに鳴きます。
このような音を出しているときは、「ごはんが欲しいよ~」「遊んでほしいよ~」「お外に出して~」「撫でて~」などの要求を目をじっとみてお話してきますので、なにを催促しているのか読み取ってみましょう。
この「みゃ~」はちょっとうるさいと同時にとても可愛いですが、子猫のときに発することが多く大人になるとだんだん減ってきます。
うれしい!の表現
ネコちゃんが、ごろごろ~と独特の音で喉を鳴らすのは、安心しきっているサインです。
これはもともと母ネコにたいする鳴き声なので、もし飼い猫をだっこしているときやなでているときにゴロゴロ喉をならしながら体を擦り付けてきたり甘噛みしたりするようなら、飼い主さんをママと思ってくれている可能性が高いです♪ゴロゴロのときのネコちゃんを観察していると「まんぞくニャ~」というような幸せそうな顔をしているはずですよ。
威嚇してます
なにか怖いものを見つけたり知らない猫に会ったときなどに、「な~」とちょっと内側にこもったような野太い鳴き声をだしたり、「わうわうー」と音を上下させて、なにか因縁をつけているような鳴き方をしたりします。
もっと緊迫していると、歯をむきだしてシャーと明らかに威嚇した音を出します。
もし知らない猫ちゃんに会ったときこんなふうに鳴いていたら、ちょっと怖がって怯えていますから、あまり無理にちょっかいをださないようにしてくださいね。
さみしいときの鳴き声は
子猫はよく、ママを探したりいるとき「みゃー」と高い声で鳴きつづけたり、小さな声でさみしそうに鳴いたりしますよね。このような声を出しているときは甘えたいサインなので、なでなでしたりかまったりして可愛がってあげましょう。
長時間のお留守番でさみしかったときなど、大人のネコもこのような鳴きかたをすることがあります。こんなとき猫は鳴きながらおでこや体をすりすりしてきたりしますので、がんばったネコちゃんをほめてあげてくださいね☆
ネコのあいさつその2☆
ネコはたまに、「みゃ~」と「ごろごろ~」が合わさったようなおもしろい鳴き方をするときがあります。この音はトリルといって、ネコがお気に入りの人にごあいさつしていると考えられています。
このような鳴き方をしていたら、飼い主さんのことが気に入っているんだよというサインかもしれませんね。
また、この鳴き方をしているときは猫の機嫌がいいことが多いので、遊んだり抱っこしたりとスキンシップをとってみましょう♪
イライラ、もどかしい
窓のお外にほかのネコちゃんがいるときや、欲しいおやつやおもちゃに手が届かないときなどに、小刻みに「にゃにゃ」と鳴いたりすることがあります。これはなにかしたいのにできないというもどかしい気持ちをあらわしています。
この状態のときはお耳がぴくぴくしていたり、目がきょろきょろと落ち着かなかったりします。
ネコちゃんが何に対してもどかしく思っているのか、窓の外や猫の視線の先を観察してみてください。
いかがでしたでしょうか。このように、猫は状況やそのときの気持ちによってちょっとづつ鳴き声をじょうずに使い分けているのです☆わたしたち人間は動物とは会話ができませんが、だからこそ気持ちが通じ合ったときの感動もひとしおなのですよね。
やはり大切なのは、鳴き声もふくめ猫の目線やしぐさ、シッポの動きなどをよ~く観察してみることです。
ネコとおなじ目線に立つことできもちときもちを通わせて、あなたの大切なネコちゃんと親密なコミュニケーションがとれるといいですね☆
まとめ
猫の鳴き声の共通点を知って意味を理解する7つの方法
・ネコのあいさつ
・何かしてほしいとき
・うれしい!を表現
・威嚇してます
・さみしいときの鳴き声は
・ネコのあいさつその2☆
・イライラ、もどかしい