去勢をせずに猫の発情期を上手にかわすための7つの方法

去勢をせずに猫の発情期を上手にかわすための7つの方法
オス猫には、決まった発情期というのはなく、メスねこの匂いなどを感知するとそのつど発情するようにできています。発情モードのオスねこは、攻撃性が増したりお部屋にマーキングをしたり、メスねこを探して頻繁にお外に出たがるようになります。

また、去勢をしないことで病気のリスクが高まってしまうため、ほとんどの飼い主さんはネコちゃんを去勢させます。

しかし、交配させる予定のネコちゃんの場合や、そうではないけどもやむをえない事情があって去勢できない場合、発情期のネコちゃんにどう対処すればよいのでしょうか?

今回は、そんなときのためのお家で取れる対策をまとめてみました。ぜひ、参考にしてみてくださいね。



 


去勢をせずに猫の発情期を
上手にかわすための7つの方法

 

 


人間が猫にあわせよう


オス猫は発情モードになると、人間からするとちょっと困ってしまう行動をとりはじめます。でも、それらの行動はすべて本能的なことなので、コントロールするのはあきらめるしかありません。

なので、去勢をしないという選択をするなら「ネコちゃんを変えさせようとするのではなく、人間と住まいをネコに合わせて変える」という考えのもと猫の生態を尊重するようにしてください。

無理に発情期の症状を抑えようとすると攻撃性が増してしまい、ネコにとっても飼い主さんにとってもつらい状況になってしまいます。

 


お洗濯を減らす工夫をしよう


オスねこの繁殖能力は縄張りと深く関わっているため、発情モードにはいるとそこらじゅうにマーキングをするようになります。でも、そのたびにお洗濯はちょっと気が滅入ってしまいますよね。大切な家具やリネン類をまもるためにできる対処法としては、

〈布製のソファなどには水をはじく素材のカバーをかける〉
〈カーテンやカーペットを撥水性のものに変えたり、防水スプレーをかける〉
〈いつもマーキングする場所をペット用のトイレシートでカバーする〉

などがあります。お洗濯の手間が省けるとだいぶ楽なので、実践してみてくださいね。

 


夜鳴きの対策は


発情モードに入っているネコちゃんは、よく夜中や早朝に大きな声で鳴くようになります。

交尾ができずにストレスがたまっているうえにネコはもともと夜元気なので、これもある程度はあきらめるしかないのですが、昼間のうちにいっぱい運動させて疲れさせてしまうと少しは抑えられることがあります。

遊ぶ時間を増やしたり、ネコちゃんに新しいおもちゃを買ってあげて、気を引いてみてください。おもちゃで遊ぶときは、ネズミのようにヒュっと出したり隠したりしてすばやい動きで猫の好奇心を満たすようにしてみましょう。

 


ケガ防止の準備をしよう


ネコちゃんは発情期になると、どうしてもいつもより攻撃性が増してしまいます

飼い主さんを噛んだり引っ掻いたりすることがありますので、いつも爪をみじかく切ってお家の中ではなるべく素肌を出さないようにしてください。

また、さいきん猫を落ち着かせて攻撃性を軽減する作用のあるフェロモン剤というものが販売されています。効果は個体によるのですが、効く場合もあるのでいちど試してみてはいかがでしょうか。

 


匂い対策について


一度壁紙や家具に染みついたマーキングの匂いは、なかなかとれず困ってしまいますよね。

完全に消し去ることは難しいですが、熱湯をかけたり、お酢やクエン酸など酸性の液体や重曹を水で割ったものを霧吹きなどで散布しながらふきとると匂いを抑えることができます。

ただ、匂いが残っているとまた同じ場所にマーキングしてしまうので、その場所にトイレシートを貼ったりものを置いたりしてガードしておいたほうがいいかもしれませんね。

 


脱走対策を抜かりなく


発情期のオスは必死にお外へ出たがりますが、猫がかわいそうだからと自由に外出させるとお世話をしてくれる人のいない野良ネコちゃんがどんどん増えてしまいますので、お外に野放しにしないようにしてくださいね。

ネコちゃんは小さい窓からもスルリと外に出てしまいますし、赤ちゃん用の柵などは軽々ととびこえてしまいます。

DIYショップや100円ショップに、いろんなサイズの網と連結バンドが売っているので、それを使っておうちの窓やドアのサイズに合った柵をつくってみましょう。

 


またたびで気を紛らわせよう


ネコちゃんの気を少しでも紛らわせたい時は、またたびをあげてみましょう。発情期特有の症状が強く出ている時は、またたびにも興味を示さないこともありますが、ある程度はこれによってしばらくの間おとなしくしていてくれます。

ただ、この方法は即効性はありますが持続性はあまりないので、お家に来たお客さんの対応をしなければならないなど、ちょっとネコちゃんを落ち着けたいときに使うとよいかもしれませんね。

 

いかがでしたでしょうか。

このように、ネコはもともと種の保存欲求がとても強いので、飼い猫として生きていくうえで去勢されずに発情のたびもどかしい思いをするはとてもつらいことなのです。

去勢をしないことを選んだなら、ネコちゃんにこのストレスは必ずつきまとうものと覚えておきましょう。去勢の時期が遅くなればなるほど手術の負担が大きくなりますので、飼い主さんとネコちゃんの両方が幸せだと思える選択ができるようによく考えましょう。

 


まとめ


去勢をせずに猫の発情期を上手にかわすための7つの方法

・人間がネコに合わせよう
・布類を守ってお洗濯を減らそう
・夜までに遊んで疲れさせておこう
・部屋着は肌をなるべく出さないこと
・身近な素材で匂い消し
・100円グッズで脱走対策
・またたびで気を紛らわせよう