ベタの飼い方で知っておきたい7つの基礎知識

ベタの飼い方で知っておきたい7つの基礎知識
プレゼントコーナーや、ゲームセンターの景品として、小さな入れものに入れられて売られているベタ。生き物なのに大丈夫?と心配してしまいますよね。ベタはアナバスの仲間です。ラビリンス(迷宮状器官)とよばれる補助呼吸器官があるため、エラ呼吸だけでなく、空気を直接吸うことができます。このためコップのような小さな容器でも飼うことができるのです。

ヒレが大きく見た目も華やかなベタですが、飼う場合はいくつか注意が必要です。覚えておかないとすぐに死なせてしまうかもしれません。ベタを飼うときは最小限、この基礎知識を7点覚えておいて下さい。それではベタの基本的な飼い方を見ていきましょう。



 


ベタの飼い方で知っておきたい
7つの基礎知識

 


その1:混泳させない


ベタは闘魚です。2匹以上のオスを同じ水槽に入れると、エラぶたをひろげ、各ヒレを、フィンスプレッディングというやり方でお互いを威嚇し、噛み付いたり、ヒレがボロボロになるまで食いついたりして闘います。優美な見かけと違って、かなり気性の激しい魚ですから、メスとの混泳も繁殖期以外は避けた方が無難です。似た魚ですがグッピーのオスとの同居もやめておきましょう。

やはり闘争本能むき出しで襲いかかってしまいます。どうしても混泳させたいなら、ラスボラ、テトラなどのおとなしい小型魚との混泳がよいでしょう。


その2:水槽の大きさ


「コップの中で飼える」と言われるベタですが、やはりそれはベタにとって快適な環境とはいえないでしょう。できれば30cm程度の水槽で、スポンジフィルターなど簡単なろ過器があると便利です。ガラス容器を使用する場合は、最低でも500cc程度の水がはいるものがおすすめです。海外の養魚場ではウイスキーのビンや2~3Lの水が入るガラス瓶をつかっているそうです。

ベタのオスを飼う場合は水槽に1匹で飼う場合が多いので、小さい水槽をいくつか用意するのも良いでしょう。


その3:最適な環境作り


ベタの原産国はタイです。川よりも、流れのない池や沼を好んで生息しています。水質は腐植酸を含む弱酸性の軟水を好みます。水の入れ替えが少ない環境に生息しているため、水質の変化を好みません。

しかし、アンモニア、硝酸塩などが含まれた汚れた水も苦手です。これらを考えますと、水流の少ない、できるだけ水換えをしなくても清潔で安全な水を維持できる環境が、ベタにとっては暮らしやすい環境といえます。


その4:繁殖させる時の注意点①


ベタは泡巣を作って繁殖します。オスが水面に泡で巣を作り始めてから、栄養満点の、健康なメスを入れてあげて様子を見て下さい。たいていはすぐ産卵をしますが、3日たっても産卵がない場合、オスがメスを気に入らないのかも知れません。

はげしく虐めている場合は違うメスを入れて様子を見て下さい。ベタの繁殖はとても激しく、仲良くしているのか喧嘩しているのか判断が難しいでしょう。産卵までの日数が長い場合は相手を変えてあげないと、メスがボロボロにされてしまいます。


その5:繁殖させる時の注意点②


ベタの子供がオスとメスがわかるようになったら、オスは一匹ずつ分けて飼育しなくてはなりません。南国産ですから、一年中、20度以上を保てる場所で、小さな容器を数十個ほど置く必要があるのです。

繁殖させてから、あとになって困らないためにも、こうした環境を整えてあげられるかどうかを良く確認してからベタの繁殖にチャレンジして下さい。


その6:取り扱いに注意


水換えのときなどはベタを大体アミですくって別の水槽に移し替えるのが普通です。しかしこのときに目の粗い網を用いると、ベタの体やヒレに細かい傷がつくことがあります。

ベタの皮膚とヒレの部分は大変デリケートで、他の熱帯魚では大丈夫でもベタには重大な欠陥につながってしまうこともあります。またこうした細かい傷をスレと言いますが、これは様々な病気の原因になります。


その7:水温の変化に注意


ベタを含む魚は変温動物なので、水温がそのまま体温になります。そのため、水換えなどでいきなり冷たい水を入れると急に水温が下がり、ベタの大きな負担になります。特に水温が急激に下がったときには白点病にかかりやすくなります。

体やヒレによく目立つ白い点がつきますので、すぐにわかります。白点病の治療には専用の薬品を使用すれば、初期のうちならすぐに治す事ができます。
いかがですか。ベタの飼育って何だか簡単そう、場所も取らないし、、。と思っているあなた、よく考えて下さいね。ベタを飼うときの一番の注意点は、オスかメスかで飼い方に差が出るという事です。

オスのベタはほぼ単体飼いですから、ちょっと水槽が寂しく感じるかも。しかし繁殖させて沢山のオスが産まれたら、そのオスの数だけ水換えが便利な容器や水槽を用意しなければなりません。比較的飼育は容易な魚ですが、水温や水質はこまめにチェックしてあげて下さいね。

まとめ


ベタの飼い方で知っておきたい7つの基礎知識

その1:混泳させない
その2:水槽の大きさ
その3:最適な環境作り
その4:繁殖させる時の注意点①
その5:繁殖させる時の注意点②
その6:取り扱いに注意
その7:水温の変化に注意