子犬を飼う前に必ず知っておきたい大切な事とは

子供がいるご家庭ならあるかもしれません。「子犬かいたい!」この言葉で子犬を飼い始めるご家庭は多いのではないでしょうか。

しかし犬の寿命は犬種によってもさまざまです。健康で安全な環境だと比較的長く家族として暮らせる動物です。犬を飼うということは、その犬の面倒を一生みるということ。食事はもちろん、散歩や排せつ物の処理、しつけ、安全管理、病気の予防などすべてが命を預かる飼い主の責任となってきます。

5年後、10年後の散歩などの生活シーンを想像してみてください。犬と暮らす毎日はとても素敵なものですが、犬を理解せずに飼いはじめると悲劇がおこる場合があります。飼う前にきちんと情報を集めて軽々しく飼わないように心に決めて飼ってください。今回はそんな子犬を飼う前に知っておきたいことをお伝えします。

 


子犬を飼う前に必ず知っておきたい
大切な事とは

 

子犬を飼うには

ペットショップ・ブリーダー・動物愛護施設・里親募集と4種類あります。それぞれを見ていきましょう。

ショップ購入のメリットは、飼う直前までしっかりと飼育してある事、そしてショップ直のアフターサービスです。預かり、爪切り、ブラッシング、散歩、ワクチン注射、簡易診察などです。非常に楽チンでしたが、気をつけてほしいのは先天性な病気や突発的な病気にかかっている点です。これは動物からすれば一生つきまとう病気であったりするので本当に気をつけて下さい。その点を注意すれば多少割高ですがショップ購入も一つの手です。

ブリーダーは「なるべく家族で(せめて夫婦で)来て、ワンちゃんを見てください。」こういわれることは多いのではないでしょうか。ワンちゃんを商品化せず、生き物として取り扱っているかどうかが伺える一言ですね。我が子を責任を持って(どんな家族に飼われるのか)対面販売をしているブリーダーは一生のパートナーを探すのに最適ですね。

動物愛護施設では主としてコンパニオンアニマルとして家庭で飼育されている動物の虐待や遺棄の防止や、適正な飼育・取り扱いの普及啓発を推進するための団体です。そのためスタッフがあなたのライフスタイルや生活環境に合う犬をアドバイスしてくれます。譲渡には、去勢・避妊やしつけ講習会参加などの条件がある場合が多くなっています。犬によっては精神的に不安定な場合や保護生活が長いと新しい環境に慣れにくい面などもあるので注意しましょう。

里親募集では個人レベルのやりとりが中心になるので、譲渡条件などのトラブルのないように確認を。掲示されている内容だけでなく、実際の子犬を見て、飼育環境や健康状態など納得できるかどうか判断する必要があります。

 

子犬を迎えるには沢山の準備が必要です。

・トイレ、ペットシーツ、フードと器などを用意
・子犬の寝床となる専用スペースを作る
・子犬用のおもちゃを用意
・危険なものに対策する
・木製の家具にも対策を

電気コードや薬品類、観葉植物など、口にしたり、いたずらされる困るものは、事前に片付けておくなどの対策をとっておきましょう。このトラブルは結構ありますので要注意です。木製の椅子やテーブルの脚、タンスの角などは、子犬がかじる可能性があります。それを避けたいのであれば、事前にガードをしておく必要があります。

子犬を初めて家に迎える時に絶対に用意してほしいもの。それはサークル・ケージです。 幼少期は小さなボタンやピアスなど、飲み込めるものはすぐに食べてしまうことがあり、コード類など何でもかじってしまう為、家の中は危険だらけの状態。その為好き放題に歩き回らないようにサークルやケージに入れておく方が安全です。

ハイハイする赤ちゃんが家にいるような気持ちで、家の中をすべて片付けておく必要もあります。迎えたばかりの時はサークルで寝る習慣をしっかりつけ、徐々に部屋の中を覚えさせていきましょう。大人になってから入れても嫌がる子に育つ可能性があります。

 

子犬を迎えるには場所の確保も必要

サークルと合わせて可愛いベッドを用意頂く事が多いですが、最初はどうしても汚したり粗相をしたりで洗濯を頻繁にする事になります。 極力シンプルなものを購入してバスタオルなどのカバーをかけておくと楽です。飾りなどもなく洗いやすい、ウォッシャブルタイプがオススメです。

また、大きすぎないプラスチックのバスケットは、トイレのレッスンや静かに就寝させるのにも非常に便利です。 広過ぎると粗相をすることもありますから、ちょうど良いものを選びましょう。

大きさによって生活のスペースが相当変わってきますので、まず購入を決める前に相談するのも手です。

 

いかがでしたでしょうか。子犬と暮らすにはまず必要最低限の準備と心構えが必要となってきます。また子犬と暮らすには、子犬にも覚えてほしいルールがあります。そして子犬と暮らすために、私たち人間が覚えなくてはいけないルールもあります。何事も最初が肝心、ではありますが、まずは、子犬と私たちに、「共に家族として暮らす」ための基礎が必要ではないでしょうか。トイレや散歩のしつけより最初にやらなければならないことです。

それは、「子犬の絶対的な味方であることを、子犬に分かってもらうこと。」これがないと、しつけを開始しても、なかなか覚えてほしいことが伝わらなかったり、家族として必要な距離が保てないため、しつけに悩むことになってしまいます。

 


まとめ


子犬を飼う前に必ず知っておきたい大切な事とは

・子犬を飼うにはどうしたら?
・子犬を迎えるには沢山の準備が必要です
・子犬を迎えるには場所の確保も必要


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