ノルウェージャンの魅力を7つの角度から徹底解剖

ノルウェージャンの魅力を7つの角度から徹底解剖

ノルウェージャン好きの方集まれ―!!ノルウェージャンは、寒冷な気候にも適応しきた古い種類の猫です。正式名称はノルウェージャンフォレストキャット、ノルウェーの原産の猫です。顔は少し平たいV字型。つり気味でアーモンド型の大きな目。

付け根が大きく房毛のタフトを耳の中までして、体温を逃がさないようにしている耳を持っている猫です。大型猫に属しがっしりしたロング&サブスタンシャルタイプです。胸板も厚く、筋肉もよく発達しています。

ノルウェージャンはメインクーンとその姿形が似通っています。けれども、少し小型で細かな部分で幾つかの異なる証が見られています。これ以降、ノルウェージャンの魅力を余すところなく、お伝えします。

 


ノルウェージャンの魅力を
7つの角度から徹底解剖

 

バイキングとの歴史を見てみよう

ノルウェージャンは北欧の神話に登場します。起源は不明です。有力説は、バイキングがビザンティン帝国との交易で11世紀頃、交易品として猫がトルコからノルウェーに連れてこられた説です。

ノルウェージャンはノルウェーでは、1930年代までは普通の飼い猫という認識でした。その後、品種としての頭数の減少が懸念された。1970年代に頭数の確保に対するペット業界の意識の高まりが見られた。

ノルウェージャンがアメリカへ初めて持ち込まれた1979年、アメリカ原産のメインクーンと体形などが似ているところから、新しい猫種としての登録が遅れて、1984年に品種として公認されたエピソードがあります。

 

耳の先端の房毛を見つけてみよう

ノルウェージャンの正三角形の顔からは、高貴さを表す鼻筋が真っすぐ通っています。ガッシリした顎は逞しさを感じさせます。ノルウェーでは、この猫は広く認知されていて、「ノルウェーの森林猫」と呼ばれています。

ノルウェージャンの特徴は、首回りの飾り毛にあってまるでライオンのたてがみに似ています。そして、耳の先端や足指の間の房毛のタフトのアピール、ふさふさした尾はまるでキツネにも例えられます。

冬季の北欧の厳しさをしのぐダブルコート。先端には脂性を帯びていて雪や水をはじくガードヘアー、更に羊毛のようなアンダーコートの密度の高い被毛になります。ノルウェージャンは野生を彷彿とさせる猫です。

 

名前を呼んで飼い慣らしてみよう

ノルウェージャンは、特異性のある猫です。人との交流が好きで遊び好きなところです。その上に知的な要素を持っています。性格は優しく穏やかですが、好奇心が旺盛でちょっとイタズラ好きなところがあります。

名前を呼べば返事をしたり、そばに寄ってきたりできるようになります。鳴き声は控えめであまり鳴きません。けれども、非常に運動神経は活発です。元来木登りがとても得意ですし、ジャンプ力もあります。

静かな面や穏やかな面がある反面、朝晩には活発に動き回り、押し入れや戸棚の上などを器用に動き回ります。ノルウェージャンは静かな面や活発に動き回る、二面性を持ったユニークなタイプの猫です。

 

長いお留守番はさせないようにしよう

ノルウェージャンは大型種でその体重は、成猫のオスは4.5~7.0kgほどでメインクーンよりも小さい。メスは3.5~5.5kgです。後ろ足は前足より長く腰高で骨格も太い。ネズミ退治に飼う農家が昔はありました。

そして、時代と共にスカンジナビア半島を中心とした北ヨーロッパの寒さに厳しい気候に順応していった結果、ノルウェーの森には数多くが生息していたようです。やがて次第にその生息数も減少していきました。

遂には種として消滅寸前までいきました。野生の本能を秘めていて屋外を好みます。家の中ではよく動き回って遊びに興じます。厳しい環境には適応しました。しかし、長時間の孤独には弱い一面を持ちます。

 

被毛の手入れは念入りにしよう

ノルウェージャンの被毛の手入れは、「長毛の割には毛玉になりにくく手入れは楽」と言われています。しかし、個体差により毛吹きがよかったり毛質が柔らかいと、腋、股、首回りなどに毛玉が出来やすいです。

また、尻の周囲が汚れやすい場合は、小まめな櫛入れが必要です。毛玉ができた場合は、スリッカーブラシやコームでよくほぐします。ダメな時はカットも止むを得ません。冬場は静電気が起きやすいのです。

ブラシの通りを滑らかにし傷みから守るブラッシング剤がよいです。夏の換毛期には被毛が大量に抜けます。小まめの櫛入れやシャンプーにより余分な抜け毛を取り除きます。シャンプーは脂を落とせるのを使います。

 

成猫までのスローペースを我慢しよう

ノルウェージャンの成長は、意外とゆっくりとしたペースを辿ります。3~4年を要して成猫になります。体はガッシリとして筋肉質で逞しさが感じられます。被毛の毛色は、ブラウン、シルバー、ブルー、レッド。

それにクリームなどのトラのような縞模様を持つタビー、ブラック、ブルー、ホワイトなどの縞のないソリッド、これらのバイカラー、スモーク・カラー、シェーデッド・カラーなどと豊富です。身体を作るための食餌を摂ります。

高タンパク、高カロリー食を与えます。活発なために、登り木やキャットタワーなどの運動具で遊べる環境を用意してあげます。その反面、ストレスを溜め込みやすいので、体調管理に気を付けていきます。

 

気に入った子猫を選んでみよう

ノルウェージャンの子猫の選び方は、最初の出会いにあります。心に響くものがあれば、子猫の無言のメッセージになります。あまりの可愛らしさに胸はキューンとなるでしょう。大型猫の子猫でも重量感はあります。

それなりに相応しい体をしています。体全体の骨太な感じや強靭な筋肉の発達を確かめます。また、正面から見た三角形の顔や体型、首回りのワイルドな飾り毛や被毛の豊富さを見て、実感していきます。

実際に被毛を触ってその感触を味わいます。ふんわりとした毛並みを触れば魅了されます。そして、抱き上げてずっしりとした重量感を実感してみます。ノルウェージャンはおとなしく静かに抱かせてくれるでしょう。

 

いかがでしたか。ノルウェージャンの魅力は沢山ありました。アメリカでの品種の認知は、ノルウェージャンを一躍世界の人気猫に押し上げました。メインクーンより少し小さいけれども存在感のある猫です。

大きな体で活発に動き回るのが好きです。おとなしい温和な性格です。そして、社交的な面もあります。けれども、少し寂しがり屋なのかも知れません。しかし、人との信頼関係を築くことができる賢い猫です。

名前を呼べば素直に反応し人と遊ぶのが好きな猫です。寿命は普通猫並みの14~16年位だと見られています。さて、ノルウェージャンの魅力は伝わりましたか。今この魅力にはまってしまった方、是非とも生のノルウェージャンに会いに行ってみてはいかがでしょうか。

感じ方がまた変わるかもしれません。

 


まとめ


ノルウェージャンの魅力を7つの角度から徹底解剖

・北欧の神話やバイキングとの歴史を見てみましょう
・耳の先端や足指の間の房毛を見てみましょう
・名前を呼んで何かをやらせることをしてみましょう
・よく遊ぶけれども長いお留守番は避けましょう
・シャンプーや被毛の手入れは念入りにしましょう
・3~4年で成猫になるのを見守っていきましょう
・子猫の選定は被毛や骨太の体などを確認しましょう


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