週末ともなると心は浮き立ちます。溜まったストレスを発散します。ショッピングやデートで気を紛らせます。一人暮らしは何かと自由になります。朝寝坊や掃除や洗濯も適当に処理できます。
けれども、何かしら満たされない思いが残ります。心はスッキリしていません。多分それは心を許せる相手がいないことです。ペットの存在はそれを補完する役目を担えます。そして、心の隙間を埋めるものです。しかしその実ペットを失った時の気持ちも非常にきついものではあります。
一人暮らしの生活にペットは新たなリズムを刻みます。しかし、一人暮らしでペットを飼うには条件を満たす必要があります。これ以降、一人暮らしでペットを飼うことがとても大変な理由を、あなたとご一緒に見ていきましょう。
一人暮らしでペットを飼うことが
とても大変な7つの理由
ペット可の物件かを確かめてみよう
旧来からペットは私たちの生活に必要なものでした。家族の一員の地位を得てきました。そして、今では一人暮らしでペットを飼うことがとても大変になっています。
一人暮らしの生活にペットは潤いを与えてくれます。また、暮らしのパターンを作りだしてくれて活気づけてくれます。しかし、賃貸し物件での生活ではペットは無条件では飼えません。どのようなペットでも無許可の飼育はトラブルの元になります。
ペットの声や臭いや排水が隣近所に迷惑をかけてしまいます。そこでまず始めにすることは、不動産屋にペット可の物件かどうかを問い合わせてみることです。
防音対策は万全かを確かめてみよう
ペットは一人暮らしの生活を豊かにしてくれます。飼い主はその日の疲れも忘れてペットと戯れることが出来ます。しかし、そうなるためには問題を検討して行きます。その一つは借りる部屋の防音対策です。
ペット可の物件でも気をつけましょう。時に発するペットの鳴き声は辺りに響きます。それが深夜や早朝の時間帯や、飼い主が不在の時などでは防ぐ手立てもありません。薄い壁や木造の家屋では尚更です。
音は筒抜けになります。ペット嫌いな人が近くにいれば苦情の元を作ることになります。それ等を避けるためには、鳴き声や異音を発しないペットを限定して飼うことも視野に入れる必要が出てきます。
生活スタイルに合致するかで選んでみよう
ペットとの意思の疎通は喜びになります。あなたの言うことを理解してくれます。そのことは一人暮らしの孤独感を払拭してくれるものです。そして、一人暮らしでペットを選ぶ際のチェックポイントにもなります。
また、自分の生活スタイルに合致していることも大切なことです。仕事の関係で勤務時間が変動することもあります。更に、ペットの世話の時間が守れるかどうかや、世話が出来ない日があるかもチェックします。
ペットはあなたが必要です。食餌や水や身の回りの何もかもを維持管理するのはあなたです。その結果、あなたの生活スタイルの条件を満たすペットを、ネットやペットショップなどから情報を得て選んでいきます。
預けられる人を探してみよう
仕事で帰宅時間が遅くなり、出張で家を空けることも出てきます。そうなるとペットの世話はできません。そこで親しい人にペットを預けて窮地を脱します。また、動物病院で預ってくれるかもしれません。
しかし、この手はいつもできるとは限りません。ましてペットが病気になり怪我をしてしまったら、親しい間柄でも何かと気まずくなります。非常手段として、ペットを飼う上での裏ワザ的な方法を行使してみます。
それは普段はあまり頻繁には使えない方法です。ペットの食事はどれくらい与えなくてもOKなのかを確認しておきます。そして、それ以外に緊急時の対処方法などがあれば、それも併せて調べておくことなどです。
水槽はOKかチェックしてみよう
一人暮らしは生活スタイルがルーズになりがちになります。そこでペットを飼ってリズムを作ろうとしました。ようやく探し当てたペット可の物件を見つけました。そこに水槽を持ち込んで熱帯魚を飼うことにしました。
熱帯魚は鳴き声を発したりしません。隣近所に迷惑が及びません。散歩に連れ出すこともなく手間もあまり掛からないと思われます。そのために不動産屋に届け出る必要もないのかもしれないと思いました。
しかし、少し考えて下さい。いくらペット可の物件でも水槽からの漏水による事故が想定されます。トラブルを未然に防ぐには、事前に水槽を持ち込んで熱帯魚を飼えるかを確認することが大切になります。
維持管理費を試算してみよう
朝の目覚めはすっきりです。ペットはあなたの目覚めを待っています。あなたの気配に合わせてペットは動き回っています。朝の餌やりです。充実した一日が始まりました。ペットを飼うには経費が掛かります。
一人暮らしのあなたの生活費に占めるペットの維持費用は大きなものになります。単純計算で試算した場合、犬の必要経費は3万円が毎月掛かります。猫はその半分の経費が掛かります。
また、ペットの怪我や病気の費用は保険が効きません。そこで、貯金や毎月のサラリーに余裕が必要になります。カツカツの家計ではペットは飼えません。更に、あなたの生活が束縛されていくことになります。
緊急時対応の病院をゲットしよう
一人暮らしの収入は会社から頂くサラリーです。そこからペットを飼う費用を出費します。アパート住まいではサラリーの3分の1ほどが家賃になります。残りの金でペットの維持費やその他諸々をやり繰りします。
経済的な心配がなければ、後はペットの緊急時に診て頂く動物病院を近くに確保しておく必要があります。動物病院は結構ありどれも似たような感じを受けます。しかし、実際の中味は異なっているものです。
そこで、近所のペット好きの人たちの口コミ情報を知ることは有益です。ペット飼育の細かいアドバイスや消耗品購入の情報などを仕入れておくことで、ペットを通じてのご近所さんとの人づき合いが始まります。
いかがでしたか。一人暮らしにはペットは何よりです。そして、ペット可の物件を探し、適したペットを選び、ペットの鳴き声や維持管理の問題にも触れました。それ等はどれをとっても大事な事でした。
結論としては、実際にペットを選ぶときや飼い方などは、より実情に即した内容を調べて吟味することをお勧めします。その上でペットを飼いましょう。長生きするペットを家族の一員として扱います。
更に、看取りまで飼うことがペットへの感謝の証になります。絶対に途中で放り投げる事はしないでくださいね。
ペットが亡くなってペットロスになってしまう可能性のある方は、きちんとした支えを確保してからの共同生活に踏み切る事をおすすめいたします。ペットロスは鬱病にもなりかねませんので。
まとめ
一人暮らしでペットを飼うことがとても大変な7つの理由
・ペット可の物件でも飼うときは確かめましょう
・ペットの鳴き声が洩れるかどうか確かめましょう
・自分の生活に見合ったペットか確かめましょう
・親しい人や病院に預けられるか確かめましょう
・水槽持ち込みは良いのか確かめましょう
・飼育の経費や病院代も考えておきましょう
・病気や怪我などの緊急時の病院を決めましょう